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こんなわがまま叶えました

2019年夏 オーダー加工実例ランキングBEST5!

こんにちはー!

新年号は「令和」と発表されましたね。歴史的な瞬間にまだまだ実感が無く過ごしている気分です。

古い物の時代を大まかに判断する時は、西暦ではなく和暦の初期・中期・後期なんて言い方をします。

これからは「平成レトロ」「平成初期」なんて風に言われたりする物が当然出てくるのでしょうね…(笑)

では、今期のオーダーランキングも張り切って発表していきたいと思いまーす!

第5位 桐箪笥をテレビボードへ高品質リペア‼

Before

さぁ、ラフジュ工房でもお馴染みの重ね箪笥の一段を使って仕上げたリメイクテレビボードです。

今回もこちらのテレビボードには隅々までお客様のこだわりの詰まった一品に見事完成しました‼

完成した姿をご覧ください‼

After

いかがでしょう!

遊びや趣味な空間にピッタリな遊び心感じるテレビボードが仕上がりました‼

全体的な雰囲気もとてもメンズライクな仕上がりでとってもいい感じです!

桐箪笥をリメイクして仕上げたテレビボードだと感じないようなお洒落な仕上がりです。

Before

全ての箇所にこだわったご要望でリペアがされています。

一つ一つ紹介していきましょう!

After

ではまず、天板に注目!

天板は厚さ24mmの頑丈なヒノキの無垢材を贅沢に使用。テレビやステレオなんかを載せても平気です!

本体はマッドブラックにペイント、天板は薄いブラウンのツートンに着色。

色のコントラストがとてもお洒落な印象に仕上がりました!

After

では次は建具に注目!

建具の戸板はご要望によって縦シマ模様の「モールガラス」へ取り換えました。

そして引手金具には、つまみ式の引手金具を取り付けています‼

金具に刻まれた縦筋とモールガラスの模様がマットブラックの色味と相まってとてもシャープな印象ですね!

通常の掘り込むタイプの引手ではなく、この様な形の引手金具を建具に取り付ける事も可能ですよ。

After

建具内の戸棚は中央で区切る様に一枚、取り外せる棚板を取り付けています。

ご要望の箇所にコンセントのコードを通す穴もあけました!

Before

引き出しに注目。

桐箪笥の細い引手と鍵穴が取り付けられていました。

After

引手はご要望により味のある「かぶせ」の引手金具へ付け替えました!上に付いた鍵穴はそのまま残してあります。

ブロンズ色をした金具がとても目を引くポイントですね。

After

引き出しも内部までバッチリとリペアしています!

天板はとても広く、テレビの前にも小さなアイテムを沢山飾れますね!

After

こだわりは脚にも!

お馴染みの鉄脚ですが、太いタイプ・細いタイプと2種類あります。お客様は細い鉄脚をご指定されました。

細い鉄脚にする事で、よりスタイリッシュに軽い印象になりますね!逆に太い鉄脚だとドッシリとした印象になります。

この横からの見た目の恰好良さ…。お見事です!

さぁ、第5位はお客様のセンスの詰まった箪笥ローボードがランクイン!

男心くすぐる、メンズライクな一品に仕上がりました‼

商品ID「order256」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第4位 イギリスアンティーク、木製吊り下げ扉に高品質リペア‼

Before

第4位は、1940年頃に作られました、イギリスアンティークの木製吊り下げ扉の高品質リペアです!

吊り下げ扉とは、上部のレールにぶら下がるように取り付けられる仕様のスライド式扉です。

After

無事にリペアが完了!

サイズはそのままに、上部の吊り下げ金具を取り外し、側面のブラシも取り外しました。

Before

表面はこの様に、全体的にペイントが劣化してひび割れていました。

ちょっと引っ掻いただけでもぺリペり剥がれ落ちてしまう様な酷い状態です。

After

ひび割れて剥がれかかった表面の塗装は綺麗に剥がし、ご要望通りモカベージュのエイジング塗装仕上げにしました。

エイジング塗装って?

長年の使用感や風化した雰囲気を演出するアンティーク風塗装です。

ご要望によって、商品やお客様のコンセプトに合わせたアンティーク調に仕上げる事が出来ます。

今回だと扉の時代感に合わせたエイジング塗装を行う事で、可愛いフレンチナチュラルな雰囲気に仕上がりました!

Before

イギリスアンティークの扉で一番の見所であるステンドグラス。

今では手に入らない貴重なアンティークガラスによって作られている貴重な物です。

作業中にステンドグラスを傷つけたり壊してしまわないように細心の注意を払ってリペアをします。

After

色んな模様の透明な分厚いガラスを組み合わせた魅力的なステンドグラスです!

無事にリペアが完了して一安心です。

Before

表面をペイントする際は、金具部分と綺麗に塗り分ける為に金具を全て取り外して作業を行います。

After

リペア、ペイント、仕上げのガラス磨きが終われば、最後は取り外していた引手金具を元に戻して作業完了です‼

After

シンプルながらも、これ一枚でお部屋の雰囲気が大きく変わりそうな可愛い扉が完成しました‼

吊り下げ扉という事で、こちらは室内用の扉として使われるようです。

商品ID「order229」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第3位 オーダー製作!大きな七宝組子の上品な下駄箱を製作‼

第3位は、新規製作のオーダーメイド家具です‼

サイズはなんと、高さ1700mm/幅1780mm/奥行400mmの超ビッグサイズ‼

お店で使われる下駄箱との事で、迫力ある七宝組子の建具がお客様を出迎えます!

4枚の吊り戸式の建具です。

第4位で紹介したイギリスアンティークの扉と同じ構造で、上部に取り付けられたレールにぶら下がるように建具が取り付けられています。

吊り戸式によって、こんな大きな重たい建具でも片手でスムーズにスライドして開閉が出来ます!

棚板も本体と同じ頑丈なヒノキの無垢材を使用しています!

全体にヒノキの無垢材を使っているので、お店の玄関をヒノキのいい香りでいっぱいに包み込んでくれそうです。

棚板は全て取り外し可能、高さも自由に調節できるので、背の高い靴などあらゆるサイズの靴が収納できます!

表面はマッドブラックのカシュー塗装によって、落ち着いた上品な印象に。

沢山の靴でいっぱいになっている姿が目に浮かびます。

それでは一番の見所。

大きな建具に入った七宝組子を見ていきましょう!

大きな扉に入れる組子という事で、レーザーで製作した七宝組子もこんなに大きいです!

建具はきめの細かい滑らかな木肌が特徴のヒバを使って製作しました!

総無垢材、ドッシリと重量のある堂々とした下駄箱です!上品な建具を通してうっすらと中が見えますね。

お客様を出迎える、お店に相応しい上品で迫力のあるオーダーメイド下駄箱でした!

商品ID「order253」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第2位 水屋箪笥を高品質リペア、ご希望の超薄型へリメイク⁉

Before

第2位は、ドッシリと構えるこの堂々とした水屋箪笥をリメイクしていきます‼

こちらをなんと「ご要望のサイズへ奥行を詰める」リサイズを行います。果たして…そんなことが出来るのでしょうか⁉

注目のAfterをご覧ください‼

After

薄い…‼‼⁉

お客様のご要望の奥行サイズに見事リサイズできました‼

全体のバランスに合わせた太さの角脚を取り付け、一段目線も高く更にスタイリッシュな印象になりました。

Before

では、リサイズした衝撃のBefore・Afterをもう一度。

超極厚、ビッグサイズな水屋箪笥が…!

After

スッと薄くスタイリッシュに‼

元々の半分以下の厚みへ薄くなりました。

After

こんなに薄型にリサイズしても、両サイドの竿通し金具はしっかりと取り付けられています。

こんなに大きく変化しても、元の構造をしっかりと理解したスタッフだからこそ縮尺したつなぎ目に一切の違和感がありませんね!

Before

作業を行う前の天板はこのような状態でした。

元々は重ね箪笥の上段部分、見えない天板だったのでこの様に荒く板が貼られているだけでした。

After

リペア後は低いサイドボードに生まれ変わるので、天板も綺麗に張り替えました!

見栄えよく、何かを飾る事だって出来ます!

Before

それでは気になる内部を見ていきましょう!

この様な水屋箪笥は皆、中央に一枚棚板が取り付けられているだけのシンプルな作りが一般的です。

After

奥行きのリサイズと一緒に内部もリメイク!

左右で区切った、合計6段の棚板が取り付けられました‼

After

棚ダボは60mmピッチで8か所開けられており、自由に調整が可能。

中央で区切られている事で、棚板一枚に耐えらる強度が更に上がっています。

Before

さぁ、元々はこんなにも大きく、全体的にも時代の傷みが目立つ水屋箪笥でしたが…。

After

ご要望により…

・奥行の幅詰め。

・棚板の取り付け。

・角脚の取り付け。

・天板の張替えとその他細かなリペアにより、ご要望の水屋箪笥が完成しました‼

奥行の幅詰めと言う、超難易度のリメイクだってこの通りやってしまいます。

どんなわがままだって、何としてでも叶えてしまうのがラフジュ工房なのです‼

商品ID「order258」からより詳しい情報をご覧いただけます。

第1位 岩谷堂ワードローブをご要望サイズへ幅詰め‼

Before

さぁ、第1位の発表です‼

第2位に続きまして、第1位も奥行を詰めるリメイクのご要望です‼

なんと今回はあの有名な高級民芸家具「岩谷堂」のワードローブに幅詰めリサイズを行います。

和製アンティーク家具よりもはるかに難しい高級民芸家具へのリメイクです。

無事に成功したのでしょうか…!今期第1位のAfterをご覧ください‼

After

ジャン…‼

今期第2位の水屋程の大きな幅詰めではありませんが、確かに少し薄くなっていますね‼

一度、松本民芸家具のワードローブもこの様にリメイクしたことがありましたね。

しかし今回大きく違うのは、引き出しまで一緒にリサイズされているという事です‼

真横から比べて見てみましょう。

(注:Beforeのワードローブは撮影できなかったので、よく似たものを例に出して比べます。)

Before

ではまず、真横からリサイズされた奥行を見比べてみましょう。

コートなど、肩幅のある衣服を楽に収納できる奥行があります。

After

この様に並べて見比べてみると、かなり幅が詰められている事が分かりますね!

Before

引き出しの下半分も…

After

この様に薄く切り詰められました!と、なるともちろん引き出しも…

Before

奥行を目いっぱい使った広い引き出しでしたが…!

After

本体に合わせて薄型にリサイズしました‼

リサイズしても、鍵はバッチリ使えるので仕様的には何も問題ありません!

では次に、注目の上段内部を見ていきましょう。

Before

元々はこの様に大容量のワードローブでした。気密性も高く、沢山の衣類を守ってくれます。

After

奥行をリサイズしたことで、内部はワードローブから戸棚へとリメイクしました!

After

棚板は頑丈なヒノキの無垢板の5枚の棚板が付けられています。

After

そしてここで注目です!

棚板の調整は、いつもの棚ダボ式ではなくこのような作りになっています。

ダボ式よりも、棚受けは31ヶ所刻みの40mmピッチでさらに細かく微調整ができます!

After

さぁ、奥行を詰める事で戸棚にリメイクされた、岩谷堂ワードローブはいかがだったでしょうか!

岩谷堂箪笥の魅力的な姿を最大限活かしたリメイク戸棚です。

書斎の本棚や収納戸棚として、使うシチュエーションもとても幅広くなりました。

存在感のある大きな観音開きを活かしたリメイク戸棚です。こちらを参考にお客様の様々なアイデア、ご要望のリメイク家具をお待ちしております‼

商品ID「order264」からより詳しい情報をご覧いただけます。

最後に

今期も大変目白押しなリペア・リメイク・オーダー家具が登場したBest5でした!

第5位はお客様の遊び心の詰まった素敵なリメイクテレビボード。第4、3位は「吊り戸」にちなんだアンティーク扉と迫力満点なオーダーメイド下駄箱。

そして第2、1位はそれぞれの奥行の幅を詰める事で新たな可能性を実現したリメイク家具でした!

お客様のご要望・アイデアには負けられないと日々勝負の毎日です。

BeforeAfterの並ぶランキングですが、この間にはお客様との打ち合わせ、それに応える為に試行錯誤・悪戦苦闘するリペアスタッフの奮闘を少しでもイメージして頂ければより面白くなるかもしれません(笑)

次は秋ですね、夏をまとめている最中にもどんどんと凄いオーダーが裏では飛び交い、進行しています!

次回もお楽しみにー!!

 

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