アンティークコーヒーテーブルとソファのコーディネート実例8選

くつろぎの空間に欠かせない、コーヒーテーブルとソファの組み合わせ。お部屋の主役にもなるソファは、こだわってお気に入りのアンティークを選んだ方も多いと思いますが、それに合わせるコーヒーテーブルは素敵なものを選べていますか？
せっかくなら、ソファだけでなくコーヒーテーブルも、妥協せずにおしゃれなアンティークを選びたい！そう思いつつも、コーディネートに自信がなくて…と、その場しのぎのコーヒーテーブルを使い続けている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アンティークソファとアンティークコーヒーテーブルを使った8つのコーディネート実例をご紹介します。統一感のある素敵なコーディネートは、どんなソファとどんなコーヒーテーブルを組み合わせているのか、ぜひ参考にしてみてください。

西洋アンティークのコーヒーテーブルで、クラシカルな洋館スタイル

まずご紹介するのは、洋館スタイルのコーディネート。このようにクラシカルなお部屋をつくるには、デザイン性の高いソファを取り入れて一気に雰囲気をつくり出すのがポイントです。
こちらのコーディネートでは、大正ロマンの香りが漂う和製アンティークのソファを使用しています。懐かしい色合いの深みのあるグリーンに、中央の透かし彫りがアクセントになって、まさにお部屋の主役といえる佇まい。向かいに合わせた一人掛けソファには、落ち着いた紫色を選んで、少しの変化を効かせながらもシックな雰囲気にまとめています。

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存在感のあるソファに合わせるコーヒーテーブルは、シンプルなものを選ぶとバランスが良くなります。合わせたのは、優雅な曲線を描く脚がポイントの、イギリスアンティークのコーヒーテーブル。小ぶりなサイズですっきりとした印象はありつつも、さりげなく西洋アンティークならではのエレガントさがプラスされています。天板の形は四角ではなく丸を選ぶことで、空間にやわらかさを演出することができますよ。クラシカルなコーディネートでも、肩ひじ張らずにリラックスできる空間にしたいなら、曲線的なデザインをうまく取り入れてみてくださいね。

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ラタン製の飴色テーブルで、ナチュラルフェミニンスタイル

こちらは、フランスビンテージ(ヴィンテージ)の花柄ソファを主役にしたフェミニンスタイルのコーディネート。
ソファの、クリーム色の布地に軽やかな花柄が描かれたファブリック生地と、フレーム部分の木材の明るい色味がナチュラルな雰囲気を醸し出します。背もたれのつくりも大ぶりで、ゆったりとしたくつろぎの時間が感じられますね。

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少しフェミニンな雰囲気のソファに合わせたのは、ラタン製のコーヒーテーブル。ラタンとは、カゴなどの材料にも用いられる、つる性植物の籐（とう）のことで、木材とはまた違った軽やかさが魅力です。
こちらのコーディネートでは、ソファと同じ淡い飴色を選ぶことで、統一感を出しています。さらに、丸みを帯びた曲線的な脚のデザインもポイント。穏やかな色味と形、そして素材感を活かして、より可愛らしい空間に仕上がっています。

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お茶の間の主役・ちゃぶ台で、現代に合うレトロスタイル

続いては、和製アンティーク家具を使った、懐かしさの漂うコーディネートです。このように落ち着いた雰囲気のリビングをつくりたいという方も多いのではないでしょうか。コツとしては、ソファはやさしい色合いのファブリック生地のものを選ぶこと。座り心地など実用面での快適性はもちろん大事ですが、見た目からもくつろぎを感じられ、自然と居心地の良い雰囲気が漂います。

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このコーディネートの最大のポイントは、コーヒーテーブルにちゃぶ台を使用していること。昭和の時代のお茶の間に置かれていたというイメージが強いかもしれませんが、このように現代のリビングに合わせても違和感なく馴染んでくれるんですよ。古い木の味わいを活かしたシンプルなデザインが多く、どんなソファにも合わせやすいのも魅力です。かすかに漂うノスタルジックな香りが、逆に現代の生活では新鮮かもしれませんね。

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昭和レトロな座卓で、素朴なガーリースタイル

先ほどに続いて、こちらもレトロスタイルのコーディネートです。いまひとつ垢抜けていないような、ぽってりとしたフォルムのソファが可愛らしい印象ですよね。日本製ならではの座面の低さもポイントで、お部屋を広々と見せてくれる効果があります。そんな低いソファに合わせるには、床座の生活が中心だった昭和期に使われていた座卓はいかがでしょうか。

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昭和レトロな家具は、温かみを感じさせる木肌や素朴な佇まいが魅力ですが、中にはこのような透かし彫りが施されたものも多く見つかります。さりげなく光る意匠を空間のアクセントとして取り入れれば、それだけでもグッとおしゃれな印象に仕上がりますよ。レトロでも野暮ったくならないコーディネートにしたい場合には、細部にこだわりを感じる家具を選んでみてくださいね。

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趣漂う座卓で、大人な雰囲気の和モダンスタイル

こちらも和製アンティークの座卓を使ったコーディネート。どっしりとした存在感のあるソファを引き立てるために、その他は背の低い家具でまとめたお部屋です。ソファは大きさによる存在感はありつつも、デザインはシンプルなので、組み合わせる家具によって様々なテイストに仕上げることができます。こちらのお部屋では、上質な和家具を取り入れたことで、大人な雰囲気の和モダンスタイルに仕上がりました。

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使用している座卓は、国産素材の中でも銘木として名高い縞黒檀（しまこくたん）製。ダイナミックな縞模様の杢目が美しく、漂う高級感は、まさに上質な空間づくりにぴったりです。脚先に施された「雷紋（らいもん）」と呼ばれる渦巻き模様の彫りも上品で、和の趣が存分に楽しめます。
このようにガラス天板付きのものであれば、より一層上質な雰囲気が感じられますよ。

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北欧の円形ネストテーブルで、洗練された和ナチュラルスタイル

続いてご紹介するのは、畳のお部屋に北欧家具を取り入れた、意外な組み合わせが目を引くコーディネートです。最近では、畳のお部屋に椅子を合わせるコーディネートもよく見られるようになってきました。畳に椅子を合わせる際に気をつけたいのが、畳を傷めない椅子選びをすること。床との接地面が大きい椅子を選びましょう。
和室×洋家具の組み合わせは現代的でおしゃれなだけでなく、和室での立ったり座ったりといった動作が難しくなってきたご年配の方にもうれしい取り合わせなんですよ。

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畳の明るいグリーンと白い革製のソファが爽やかな雰囲気を醸し出しているこのお部屋には、ナチュラルな木肌の北欧ネストテーブルを合わせました。ガラス天板で、程よい抜け感も感じられます。
ネストテーブルは、3〜5つのテーブルが入れ子式になっているため、お部屋に合わせて様々な使い方ができるのがポイント。このように小さなテーブルはソファ脇に置いてサイドテーブルのように使うこともできますよ。

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北欧の幾何学形ネストテーブルで、上質なミッドセンチュリースタイル

先ほどのお部屋とはまた違った雰囲気ですが、こちらのコーディネートも北欧製のネストテーブルを使用しています。
統一感のあるスタイリッシュなコーディネートのポイントは、洗練されたシンプルなデザインの家具づかい。空間の印象を左右するソファは、あえて落ち着いた色味とオーソドックスな四角いフォルムを選んで、奇をてらいません。その代わりにさりげなく個性を発揮しているのが、アクセントとして取り入れた幾何学的な形のコーヒーテーブルです。ソファの直線的なフォルムとも程よくリンクして、絶妙なバランスのまとまり感が生まれています。

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選んだコーヒーテーブルは2つ。横長のネストテーブルは一見シンプルなデザインですが、このように直角に組み合わせれば、他のテーブルでは真似できないモダンな形になって、一気におしゃれになりますね。
もうひとつは、六角形のコーヒーテーブル。変わった形が、空間の中でも目を引きます。ガラス天板なので、軽やかさも生まれ、ネストテーブルと並べてもくどくなりません。
北欧家具は、シンプルな中にも粋なデザイン性が光るものや、スタイリッシュでありながらも個性的なものなどが多くあるので、程よく個性を効かせたいという方にはとてもおすすめなんですよ。

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雰囲気あるアンティークトランクで、格好良いジャンクスタイル

最後にご紹介するのは、本革製のチェスターフィールドソファが主役の、メンズライクなコーディネート。高級感のある革製ソファは、きらびやかな西洋アンティーク家具と合わせてクラシカルなコーディネートもできますが、このように無骨な印象の家具と組み合わせれば、程よくカジュアルダウンされた格好良いインテリアづくりにも活躍してくれるんです。

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ひと味違ったこだわりのジャンクスタイルコーディネートには、合わせるコーヒーテーブルもひと工夫。なんと、アンティークのトランクをテーブル代わりに取り入れました。アンティークなら現代にはないおしゃれなデザインのものも多くあり、お部屋の中心に置くのにもぴったり。さらに、収納ボックスとしても活用できて便利です。
トランクにガラス天板を取り付けてリメイクされた「トランクテーブル」と呼ばれるものもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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最後に

様々なテイストのコーディネート実例をご紹介しました。お好みのテイストや参考になるコーディネートはあったでしょうか。RAFUJU INTERIOR RHOTOGALLERYでは、今回ご紹介したものの他にも、様々なコーディネート実例をご紹介しています。今回ご紹介しきれなかったコーヒーテーブル×ソファのコーディネートをはじめ、リビングだけでなくダイニングや書斎などのインテリアコーディネートも盛りだくさんです。気になる方はぜひ覗いてみてくださいね。