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アンティーク ドレッサー アンティーク家具について

長く使ってこそ。アンティークドレッサーのお手入れ方法

吟味を重ねて選んだアンティークドレッサー。簡単に買い替えできるものではありませんよね。せっかく購入した一台を末永く大切に使っていくために、知っておきたいお手入れ方法をまとめました。アンティークといっても、何も難しいことはありません。すでにアンティークドレッサーをお持ちの方はもちろん、お手入れ方法が不安で買うのを躊躇しているという方も、この記事を読んでいただければ安心していただけるはずです。それではさっそく、アンティークドレッサーのお手入れ方法を見てみましょう。

アンティークだからこそ、気をつけること

アンティークドレッサーの多くは、無垢材をはじめとする木製のものがほとんどです。このような木製の家具は、急激な温度・湿度の変化に弱いため、注意が必要です。

アンティーク家具 

まず、設置する際には直射日光を避けるようにします。そして、壁との間に数センチの隙間をつくり、風通しを良くして湿気が溜まるのを防ぎましょう。

ドレッサー アンティーク

化粧水や整髪料、除光液などの化粧品に含まれる水分や薬品も、アンティーク家具の苦手とするところです。シミや腐食の原因となりますので、アンティークドレッサーを使用する際には、化粧品を付けてしまわないように気をつけましょう。できれば、天板の上にガラス板やキズ防止シートなどを敷くと安心です。あるいは、液体の化粧品だけでもトレイの上に置くなどの工夫も良いですね。

アンティーク トレイ 

万が一、化粧品をアンティークドレッサーの上にこぼしてしまった場合には、すみやかにきれいな布などで拭き取りましょう。このとき、延ばすように拭いてしまうと、液体の付着の範囲が広がってしまうので、布などを上から押し当てるようにして吸い取るように拭くことがポイントです。

鏡のお手入れ

鏡 お手入れ

普段のお手入れとしては、やわらかい布で全体を乾拭きしてください。それだけでも十分きれいになりますよ。
乾拭きだけでは落ちない汚れが付着している場合には、ガラス磨き用の中性洗剤、またはガラスクリーナーを使用して磨いたあと、水拭きし、最後に水滴が残らないように丁寧に乾拭きして完了です。タワシなどの硬いものは鏡を傷つけるおそれがあるので、使用は避けてくださいね。また、ガラス磨きに適さない化学薬品(漂白剤、シンナー、タイル用洗剤など)も、表面の変色や腐食、変形の原因となりますので、注意してください。

ドレッサー 鏡

また、先ほどもお話しましたが、アンティーク家具に使われている木材の多くは、水分や洗剤などが付着するとシミになってしまします。鏡のお手入れの際に、ミラーフレームやドレッサー本体などの木材部分に液体が付着しないように気をつけながら作業することも大切です。

木材部分のお手入れ

アンティーク家具 お手入れ

鏡と同様に、普段のお手入れは丁寧に乾拭きするだけで十分です。また、梅雨などの湿気の多い時期には、できるだけ換気をおこない、家具に湿気が溜まらないようにしましょう。晴れて風の通る日などを見計らっておこなうと良いですよ。
さらに、普段のお手入れに加えて、3か月~半年に1回程度、オイルワックスでメンテナンスするのがおすすめです。乾燥や汚れから家具を守り、艶やかな光沢を蘇らせてくれます。アンティークドレッサーを長く愛用していきたいなら、ぜひとも取り入れたいスペシャルメンテナンスです。

ドレッサーと合わせて使う、椅子のお手入れ

椅子 布 掃除 

ドレッサーと一緒に使う椅子のお手入れも忘れずにおこないましょう。
ファブリック座面の場合には、軽く叩いてホコリを浮かせ、掃除機で吸い取ります。掃除機のパワーは「弱」にして、座面を傷めないようにしましょう。
汚れがひどい場合には、やわらかいブラシなどで優しく撫でてから掃除機でホコリを吸い取ると良いですよ。ブラシは、強く擦るとホツレや布切れの原因になってしまうので、あまり力を入れすぎないのがコツです。

レザー お手入れ 

レザー製のチェアの場合は、乾拭きまたはレザー用クリーナーで汚れを落としましょう。水拭きすると革を傷めてしまうので、水拭きは避けてくださいね。

さらに詳しい椅子のお手入れ方法は、こちらもあわせてご覧ください。

ソファ・チェアの詳しいお手入れ方法」はこちら

ソファ・チェアの座面のお手入れ方法」はこちら

 

最後に

アンティークドレッサーのお手入れ方法をご紹介しました。いかがでしたか? ちょっとの気配りと簡単なお手入れで、これから先もずっと使っていけるのがアンティーク家具の魅力。使い込むごとに味わいも増していきますから、長年の使用のうちに感じられる経年変化も楽しみのひとつですね。「ともに暮らしていく家具」として、ぜひアンティークドレッサーのお手入れも楽しみながらおこなってみてください。

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