アンティークのサイドテーブルは幅広い種類があって、どれが良いのか迷ってしまう、という方が多いかと思います。ご希望のデザインがイメージできている方でも、収納がある方がいいか、シンプルなものがいいか、形の面で決め手に欠けるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はサイドテーブルの基本的な3つの形をご紹介しながら、どんな方にどのタイプが合うのか徹底解説したいと思います。なんとなく収納がある方が便利そう、というイメージがあるかもしれませんが、それぞれの形によってメリット・デメリットがあるんです。おすすめの活用術についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずは基本から!すっきりまとまる収納なしのシンプルタイプ
まずご紹介するのは、収納がない「シンプルタイプ」のアンティークサイドテーブル。天板と脚のみで構成されるすっきりとしたデザインが魅力です。収納がないという点は一見デメリットでもありますが、その分見た目がすっきりとしているので、他のインテリアを引き立てながら、空間にすんなりと馴染んでくれます。ワンルームや狭めのリビングなどで使っても圧迫感が出にくいのがうれしいですね。
シンプルタイプは小振りなディスプレイが映える
シンプルタイプの活用方法としておすすめなのが、お花やグリーンなどをディスプレイすること。家具としての存在感が強くないため、一輪挿しや小振りな多肉植物など、素朴なものでもうまく引き立ててくれます。
軽くて動かして使いやすい
シンプルタイプは収納がない分、軽くて移動しやすいことも実は大きなメリットです。掃除がしやすいのはもちろん、ソファの横から前へ出して作業台のように使ったり、来客時に移動してサブテーブルのようにして使ったりと、様々なシーンで活躍します。
引き出しやラックが付いたバランスタイプ
続いてご紹介するのは、1段の引き出しやラックが付いた「バランスタイプ」。適度な収納力とすっきりとした見た目を兼ね備えた、いいとこどりのタイプです。ほど良い存在感があるので、インテリアの雰囲気をグッと高めてくれます。
華やかなディスプレイを楽しみやすい
棚付きのものであれば、シンプルタイプよりもボリューム感のあるディスプレイを楽しめるので、サイドテーブル兼飾り台として使いたい方におすすめです。
収納にすぐに手が届く
本や文房具、リモコンなどちょっとしたものをすぐ手の届くところにしまっておけるので、ソファで本を読んだり、ベッドで日記を付けたり、くつろぎタイムをより快適に過ごすことができます。
収納力が自慢!整理上手のチェストタイプ
チェストタイプは、複数の引き出しや棚が並んだタイプのサイドテーブルです。リビングや寝室のサブ的な収納家具として活躍してくれるので、物が多くて部屋が片付かない!という方におすすめです。引き出しの大きさ、数など様々なものがあるので、収納したい物に合わせて選んでみてください。
注意したい点としては、収納力がある分、ほかのタイプよりも重厚感が出やすいこと。そのため、大きなサイズのものだと思ったよりも圧迫感が出てしまう可能性があります。サイドテーブルは、あくまでお部屋の脇役に徹する方が空間がバランスよくまとまりますので、他の家具やスペースとの兼ね合いを見ながら選ぶのがおすすめです。
収納力を活かして、お部屋を整理整頓
チェストタイプのメリットは、やはりその収納力。収納力を存分に活用するためにも、引き出しのサイズに注目して選ぶのがおすすめです。
書類や布類など大き目のものを収納するときは、収納するものと引き出しのサイズが同じくらいのものを選んでみてください。しまったものが引き出しの中でぐちゃぐちゃにならず、きれいに収納できます。
また、文房具や手芸道具などこまごまとした物を収納するときは、箱やかごなどを使って、引き出し内に仕切りと作るのがおすすめです。一目でどこになにがあるかわかりやすく、物の出し入れがしやすくなりますよ。
最後に
今回は、アンティークサイドテーブルの”形”に注目してみましたが、どのタイプがお部屋に合いそうか想像できたでしょうか。ついデザインを重視したくなるサイドテーブルですが、末永く使っていくためにも、機能面からもじっくり検討してみてくださいね。