おしゃれなカフェなどでよく目にする、鉄脚のテーブルやスツール、憧れたことはありませんか？とあるコーヒースタンドのような、ヴィンテージ(ビンテージ)感溢れる佇まいがたまらなくかっこいいですよね。
でも、いつものダイニングにも取り入れるとなると、クールになりすぎないかちょっと不安…そんなことはありませんか？みんなの団らんのダイニングは、ナチュラルであたたかさを感じる、心地よい空間にできれば理想ですよね。
今回はそんな不安を解消するべく、鉄脚テーブルをダイニングテーブルとして取り入れたお部屋を実際に見ながら、私たちのくつろぎの空間にどのように作用しているのか、検証していきましょう。
目次
無機質とぬくもりが混在する、ヴィンテージの鉄脚テーブルの魅力
なんとなく無機質な雰囲気を感じさせる鉄脚テーブルですが、実はナチュラルな空間にもよく合います。
鉄脚に不揃いの古材をあえて使うことで、スタイリッシュさとぬくもりを絶妙に調和させています。
また、シルエットが細身のため、ダイニングチェアや収納棚など、周囲の家具の雰囲気を損ねないのも魅力の一つです。
店舗什器として人気なのは、無駄に飾らないそのラフな空気感がふらっと立ち寄りやすい印象を与えるからかもしれませんね。
鉄脚テーブルを囲んだダイニングのこだわりコーディネート実例
では、今度は実際にヴィンテージの鉄脚テーブルをダイニングに取り入れたコーディネートをご紹介していきます。
鉄脚の形や角度、質感など、こだわるととっても深いですが、些細な違いでどういう風に見えるのか、確かめてみましょう。
ヴィンテージな質感を意識した、男のおしゃれダイニング
ダイニングテーブルをはじめ、ベンチやソファなど鉄脚家具を意識的に取り入れた、カジュアルなダイニングです。
昭和レトロのシンプルな家具とコーディネートすることで、ぬくもりと気品をほど良く感じさせています。鉄脚のわずかな質感の違いが楽しい、ナチュラル×スタイリッシュのいいとこ取りの空間です。
パステルカラーとシャビーな質感が作り出す、やわらかなダイニング
ホワイトとパステルカラーを基調とした、やわらかな空気が流れるダイニングです。アンティークペイントの家具と、リペイントした鉄脚のダイニングテーブルとチェアの組み合わせが、シャビーでかつやわらかな印象に。
このように、シルエットがバラバラのインテリア同士でも、色合いと質感で統一感がきちんと取れていますね。
適度なカジュアルさが心地よい、上品な和モダンダイニング
和の趣にスタイリッシュさがプラスされた人気のスタイルといえば、「和モダン」ですよね。昭和レトロな収納棚とも相性ばっちりの、鉄脚テーブルと美しい曲線のヴィンテージチェアをダイニングの主役に。
飾らないシンプルさがしっくりくる、今の時代の「和」を感じるダイニングにまとまりました。
シンプルを基準にコーディネートした、心がなごむダイニング
すっきりとした家具で揃えても、あたたかさもちゃんと感じられる家族団らんのスペースです。北欧ヴィンテージチェアにもぴったりの鉄脚テーブルは、脚がまっすぐに伸びたシンプルなものをこだわって選びました。
落ち着いたトーンと直線の美意識があふれた、洗練さとぬくもりが共存するダイニングです。
最後に
コーディネートによって、鉄脚×古材のよい部分がうまく作用する鉄脚テーブル。魅力が尽きないのも納得ですね。
脚部分のシルエットや色で、テーブルの印象がガラッと変わるのがお分かりいただけたと思います。
さりげないカジュアルさをプラスしてくれるヴィンテージの鉄脚テーブルを、みんなのダイニングに取り入れてみてはいかがでしょうか。
