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2019年冬 オーダー加工実例ランキングBEST5!

皆さんこんにちは!そして突然ですが初めまして。

この度当ブログの前任者・天野に代わり、「オーダー加工実例ランキング」をお届けする大役を仰せつかりました(笑)

アンティーク家具ラフジュ工房、広報の植前と申します。

改めましてこれからどうぞよろしくお願いします。

さてさて、わたしの挨拶はこれぐらいにしておいて…

早速今期、2019年冬のランキングをチェックしていきたいと思います!

当ブログでご紹介するのは、ご依頼いただいたお客様の熱い想いがつまった、この世に1つしかない家具ばかり。

「メイド・イン・ラフジュ工房(by天野)」の、個性豊かな家具たちをいざご覧ください。

第5位 「和」から「洋」へ。昭和の収納箪笥がメンズライクなローボードに大変身!

Before

さあまずご紹介するのは、昭和中期につくられた桐材製の収納箪笥です。

この渋い佇まい…いうなれば昭和の頑固おやじ。

只者ではない存在感を放っています。

そんな手強そうな収納箪笥が、一体どんな華麗な変身を遂げたのか?

気になるその姿がこちら!


After

「い、イケメンになっている…!!」

失礼しました、あまりの変貌ぶりに取り乱してしまいました。

ベースはマットブラックの大人っぽさ漂うカラーリング。

色について悩まれているお客様の中には、「黒は格好いいけど重たく見えるのでは?」と不安に思っていた方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

しかし、黒の中に天板と取っ手の黄色味が加わることで、どこかナチュラルさも感じる温かみある仕上がりに。

黒もこんな風に合わせてあげると、重たさが気にならなくなるんですね~。

また、元々は非常にシンプルな見た目だった板引き戸。

こちらもモールガラス入りのガラス戸へ変更することによって、全体的に程よい抜け感がうまれました。

引き戸を開けると、そこには新たに取り付けられた棚板と配線用の穴が。

棚板は気分に合わせて取り外しOK&穴あけ加工のおかげで、見た目はもちろん使い勝手もばっちりです。

穴あけ加工については、ご依頼があればお客様のご希望の位置に施すことが可能です。

コード類がごちゃつきがちなテレビボードなど、非常におすすめの加工ですよ!

そしてこのローボードの男前度をさらに格上げしているのが、忘れてはいけない鉄脚の存在。

真鍮製の取っ手とはまたひと味違う、クールで無骨な風合いがすてきですね。

見た目もさることながら、脚を取り付けることによって床との間に空間ができるので、より視覚的な圧迫感を軽減できるうれしい効果もあるんです。

ちなみに当店でご用意している脚のラインナップについては、以下店長ブログでもご紹介しています。

気になられた方はぜひこちらもご参考くださいね!

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ラフジュ店長が疑問にお答え!「取っ手だけじゃなく脚も取り付けられるって本当?どんな種類があるの?」

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味のある和箪笥から、現代のライフスタイルに適したおしゃれなローボードへ。

いやはや、当店職人たちの仕事ぶりには本当に頭が下がる思いです。

第5位からこのレベルの高さ、続く第4位は果たしてどんな家具が登場するのか。

それでは注目の第4位を見ていきましょう!

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◆こちらの商品については以下より詳細をご覧いただけます◆

商品ID「オーダー家具256」

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第4位 テレビ台を新規製作!新古、そして和洋の融合で趣溢れる逸品に

第4位はお客様のご希望を基に一から製作した、まさにオリジナルの1台!

濃いめのブラウンで落ち着いた雰囲気漂うテレビ台は、今人気の和モダンスタイルのリビングにも相性抜群です。

特筆すべきはこの金具!お分かりになった方もいらっしゃるかもしれませんが、金具は全てアンティークのものを使用しているんです。

こちらの金具、実は元々は当店在庫品のアンティーク箪笥についていたもの。

お客様も当初はその箪笥を気に入ってくださっていたのですが、サイズの問題からどうしても諦めざるを得ず…。

しかし、そこで終わらないのが当店ラフジュ工房です(笑)

本体はご希望のサイズに合わせて新規製作&当該箪笥の金具のみ取り外してつけ直すことをご提案。

結果として金具の存在感を存分にいかした、こんなにすてきなテレビ台が誕生しました。

さらによくよく見てみると、引き出しの前面だけなにやら雰囲気が違うような…。

それもそのはず!

こちらのテレビ台、本体にはヒノキ材・引き出しの前板には栗材という、異なる2種類の木材を使用しているんです。

どちらも耐久性に優れる優秀な木材ですが、こと栗材にいたっては木目の美しさにも定評があります。

お客様の素敵なこだわりが垣間見える部分ですね。

さてさて、先ほど第5位の発表では鉄脚をフィーチャーしましたが、ここでは台輪がいい仕事をしてくれています。

「台輪ってなに?」とクエスチョンが浮かんだ方にちょっとご説明させていただきますと、台輪とは要するに台座のこと。

箪笥や戸棚など、いわゆる箱物家具の底辺部分にあたる台輪は、床からの汚れや湿気・また掃除機による衝撃などから本体を守ってくれる、頼もしい存在なんですよ。

こちらはお客様のご希望により、当店商品の以下2点の台輪を参考にしました。

この2点、実はどちらもイギリスアンティークという共通点が。

日本のアンティーク金具を使用した和の趣あるデザインの中に、まさかイギリスアンティークの要素も盛り込まれていたとは…。

第5位のローボードは和から洋への変身ぶりが楽しい逸品でしたが、こちらは和と洋・そして新古のダブルの融合が面白いお品でした!

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◆こちらの商品については以下より詳細をご覧いただけます◆

商品ID「オーダー家具220」

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第3位 刮目!交互に組み入れた紋様ガラスにこだわりを感じる木製ドア

Before

いよいよ、オーダー加工実例ランキングもベスト3の発表です。

堂々の第3位は建具からのランクイン!

昭和中期のガラス入り木製ドアです。

この細やかな組子細工といい、ビフォーの時点で既に品の良さを感じる立ち姿。

そんなおしゃれな木製ドアの、アフターの姿がこちらです!


After

いかがでしょうか、この美しい佇まい。

高さを1750mmから2000mmにリサイズしたことによって、まるでモデルさんのようなすらっとしたスタイルに仕上がりました。

リサイズとはそのままズバリ、高さや幅を既存のサイズから変更すること。

今回のドアは高さをプラスして仕上げましたが、縮める場合にはなんと無料にてご対応可能なんです!

もちろん、リサイズの際には足した部分や断面など違和感のないよう仕上げますので、ご安心を。

リサイズに加え全体の色は少し濃いめのブラウンにしたことで、より洗練された印象になりました。

お部屋の雰囲気もグッと締まって見えそう。

そして個人的に何よりも心奪われたのが、こちらのガラスです!

「何がそんなに刺さるポイントなんだ」と思われた方、刮目ください(笑)

そうなんです。

実はよく見ると、微妙に柄の異なる2種類のガラスが交互にはめ込まれているんですよ~!

こちらは当店オリジナルガラスの、花菱模様ガラスと変わり花菱模様ガラス。

当店ではアンティークのガラスはもとより、現代物ガラスやこういったオリジナルガラスなどなど、豊富なバリエーションをご用意しています。

普通のクリアガラスではちょっと物足りない、なんて方。

ぜひガラスにもこだわって、あなただけの個性光る建具や家具をつくってみませんか?

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◆こちらの商品については以下より詳細をご覧いただけます◆

商品ID「オーダー家具236」

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第2位 4段階段箪笥を新規製作!月とうさぎの透かしでかわいらしくも風情ある佇まいに

オリジナルガラスを使った魅力的なドア、続く第2位のお品は…。

アンティーク感溢れる4段階段箪笥です!

「アンティーク感溢れる」と書いておきながら、実は第4位のテレビ台同様新規製作のお品なんです。

 

引き手と錠前に選んだ時代ものの金具が、このアンティーク感の正体。

金具は今回、明治期のものを使用しました。

無駄な装飾のないシンプルさゆえなのか、不思議と現代人のわたしたちが見てもモダンな印象を受ける金具です。

本体は新材製なので、使い勝手はいうまでもありません。

金具の雰囲気に加え、それを引き立てる落ち着きのある濃い茶色ベースの仕上げによって、新しいはずなのに味のある佇まいが完成しました。

そしてもう1点ご注目いただきたいのがこちら!

ぽっかりと浮かぶまん丸の月と、

それを見上げるうさぎが1羽…。

なんとも風情を感じる一コマですが、月が浮かんでいるのもうさぎがいるのも何を隠そう引き戸の上。

いかがでしょう?この遊び心。

わたしだったら無意味に戸を開け閉めしてしまいそうです(笑)

当店ではこういったちょっと複雑な絵柄であっても、レーザー加工機で対応できるものであればご希望に合わせて製作可能です。

毎日目にするものだからこそ、日々の生活に癒しや面白味をプラスしてくれそうなデザインを選んでみるのもいいかもしれませんよ!

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◆こちらの商品については以下より詳細をご覧いただけます◆

「オーダー家具284」

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第1位 お客様持ち込みの桐箪笥をリメイク!落ち着きのあるリビングボードと重ね箪笥に

4つの趣向を凝らした家具たちをおさえ、栄えある第1位に輝いたのがこちら!

お客様持ち込みの桐箪笥を当店にてリメイクさせていただいた、リビングボードと重ね箪笥です。

信じられないかもしれませんが、これらは元々一棹の立派な桐箪笥でした。

以前の姿はこちら。

こうして見比べてみるとその違いは一目瞭然。

ところどころ面影は残るもののまさか同じ桐箪笥だなんて、気付ける方はそうそういらっしゃらないのではないでしょうか。

それでは、まずは上段をリメイクしたリビングボードを見ていきましょう!

板引き戸からガラス戸への加工は第5位のローボードでもご紹介しましたが、今回のリビングボードにはお客様がご用意くださったガラスが入れ込まれています。

どことなくレトロなムード漂うこのガラス、取っ手金具のもつ和の雰囲気とも相性ぴったりですね。

当店ではお客様からのご希望さえあれば、ラインナップにないパーツを使用した家具・建具の製作でも承っているんですよ。

例えば、「思い入れのある家具のこのパーツだけ再利用したい」などという方。

ラフジュ工房に相談しない手はないですよ(笑)

そしてそして、品物が変わっても脚の存在感は揺るぎません!

こちらのリビングボードでは、木脚がいいアクセントになってくれていますよ~。

今回のお客様は、ご自宅にある他の家財とこちらのリビングボードを並べてご使用予定とのことだったため、それならば!と脚の高さを他の家財に合わせた660mmに調整させていただきました。

リビングボードとしてお使いいただくのであれば、天板は不可欠。

ということで、脚と共に天板も新たに取り付けさせていただきましたよ。

新たにとはいっても、まるで最初からそこにあったかのようなこの馴染み具合!

本体との繊細な色合わせも、当店職人たちの手にかかればこの通りです。


上段は以前の姿から大きく変わりリビングボードに。

一方、残る中段下段は以前の面影は残しながらも、新たに重ね箪笥として生まれ変わりました。

重ね箪笥ですから、もちろん重ねた状態のまま使っていただいてもいいのですが、こうしてばらして置いておくのもすてきですよね。

今回はお客様確認の上、「上に重いものは載せない」とのことだったため、それぞれ天板裏への補強はあえて入れずに仕上げました。

こういったリメイクをお考えの方、かつ重いものを載せる予定のある場合には、ぜひ補強についてもご希望をお伝えいただけたら嬉しいです!

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◆こちらの商品については以下より詳細をご覧いただけます◆

商品ID「オーダー家具243」

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最後に

当店商品にお客様のご希望通りの加工を施したお品、はたまた一からご希望をお伺いしながら新規で製作したお品。

今回のランキングでも当店ラフジュ工房のタコのような柔軟性(笑)がよく分かる、バラエティに富んだ品々がランクインしました。

特に第1位に輝いた桐箪笥のようなお客様私物のリメイクは、これからの時代もっと需要が出てくるのではないかな…と個人的には感じています。

ご実家にある古~い箪笥や、嫁入り道具として持たせてもらったはいいものの、使うことなく持て余してしまっている箪笥などなど。

捨てるにも忍びなく、どうしたらいいものか悩まれている方はきっとたくさんいらっしゃると思うんです。

そんなときにはぜひラフジュ工房へご相談を!

ということで、お困りの際にはどうぞお気軽にお問い合わせいただけたら嬉しいです。

ではでは、また次回のランキングも楽しみにお待ちください!

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