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和太鼓とは

日本最古の太鼓は縄文時代(紀元前1万年~300年)前には既に存在していました。実際にその時代の遺跡から考古学的発掘により発見されています。
この記事では、日本の伝統芸能や祭事で使われてきた「和太鼓」について、名前や種類、歴史だけでなく、装飾など和太鼓の美術品としての側面もご紹介していきます。

和太鼓の種類や名前

日本の和太鼓は、長胴太鼓(宮太鼓)、締太鼓(附締太鼓)、桶胴太鼓の三種類に分けられます。

■長胴太鼓(ながどうだいこ)

この長胴太鼓というのが一般的にも知られている太鼓で丸みのある筒状の形をしており、両面に動物の皮を張ったもので、お祭りなどでよく見かける太鼓です。
この太鼓は構造上、太い幹をくりぬいて作るため、かなりの重量にはなりますが、その分叩いた時の重量感があり、
その深みのある音は世界でも注目を集めるほどの迫力です。

和太鼓 名前

■締太鼓(しめだいこ)

写真は主に能や雅楽などの伝統芸能で用いられる締太鼓です。
締太鼓には上記の他にも複数の和太鼓と合わせて使用するための、高音が出るタイプがあります。
そちらは強く皮部分を締め付ける為に鼓面(バチで叩く部分)の淵まで皮で覆われています。

締太鼓 種類

●「附締太鼓」
同じ構造のもので、「附締太鼓」と呼ばれるものもありますが、こちらは使われる革が分厚く、胴が丈夫なことで区別されています。

■桶胴太鼓(おけどうだいこ)

この太鼓は長筒太鼓とは違って幹をくりぬいて作るのではなく、薄い板を桶のように組み合わせて作られています。
そのことから桶胴太鼓と呼ばれています。この太鼓は胴回りに張られた綱(しらべお)の張り具合で音の高低を調節できる太鼓です。
また大きさも色々で1メートルを超える大きいものから小さな子供が肩に担げる位のものまで様々な種類があります。
また薄い板を組み合わせて作るため比較的軽量で持ち運ぶにも便利です。

和太鼓のもう一つの魅力、「蒔絵」装飾

締太鼓 蒔絵

太鼓胴 蒔絵

 

太鼓には胴の部分に「蒔絵」を施したものもあります。蒔絵は、胴の木部や、皮の淵部分に施されています。
太鼓は手入れをすれば100年以上使用することができる寿命の長い楽器のため、骨董の太鼓も多く残されており、手軽に手に入る価格帯のものも多く見受けられます。

小鼓 蒔絵

雅楽 楽器

共箱にも漆や蒔絵が使われている物もあります。
写真の小鼓の共箱には、雅楽に使われる鉦鼓(しょうこ)や、笙(しょう)、琵琶などが描かれています。

「蒔絵」について詳しく知りたいと場合は、

漆器」のRAFUJU MAG 辞典 ページからご覧いただけます。

和太鼓の歴史

長胴太鼓

打楽器というのは人類文明の中でも最も古い楽器と言われており、話し言葉よりも古くから存在していたと考えられています。
日本の和太鼓も遠い昔、アジア大陸から渡ってきた人々によって伝えられたそうです。

太鼓というのは情報伝達の道具として使われていましたが、時が経つにつれてその役割も変わってきます。
和太鼓が宗教的な儀式や儀礼などに使われ出したことから、精神世界を表現する楽器として扱われることになります。
そして今日では、雅楽や能といった伝統芸能で使用されるだけでなく、個人的な音楽活動で用いられる楽器の一つとして指示されるに至っています。

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