お買い物こちら

キーワード検索

アンティーク家具について

美しい見せる収納術。アンティークガラスケースを食器棚に使うには?

昔の洋品店や眼鏡屋さんで使われてきた、「見せる」に関しては誰よりも一枚上手なアンティークのガラスケース。
店舗什器はもちろんお家での活用例も含め、これまでMAGでも何度もご紹介してきましたが、次の使い道として注目したのは、「食器収納」。ラフジュをご利用いただいているお客さまからも実は、何度か問い合わせをいただいたことがあるんです。
そこで今回は、「実際のところはどうなの?」が解決できるように、ガラスケースを食器棚として取り入れる際の、適した使い方をお話ししていきます。美しい見せる収納のための、小さなルールをまとめてみましたよ。

食器は色・素材でまとめるのが基本

ガラスケースの食器収納
ガラスケースは、良くも悪くも中の収納物が丸見え。ガラスケースを食器棚として使う場合は、コーディネートに少なからず作用することを意識しておく必要があります。
食器整理の基本は、色・素材できちんと分けること。ガラスはガラス、陶磁器は陶磁器でひとまとめにし、それから色別に配置していくと収納しやすいです。またこの時、近い色合い同士を隣合わせにすると、色付き食器が悪目立ちしないように並べることができますよ。
また、棚板の決め方は「重量感」が基準。ガラスなどの透明感があって軽く見えるものは上段の方に、陶磁器やミルクガラスなど、不透明な器は視覚的に重みが出るので下段の方におさめると良いでしょう。

見せたい・隠したい食器を分けて収納

見せる収納と隠す収納の使い分け
色やデザインにある程度「ルール」を持って集めている人以外は、手持ちの食器すべてが統一されていないのは当たり前ですよね。
そんな食器たちをガラスケース一台に並べるのは、インテリア面では難易度が高いので、見せたいもの・隠したいもので2台収納家具を用意しておくと気分的にも楽です。このように、ガラスの器たちはもちろん、白・青の器など、映えやすいものはガラスケースに、普段使いの茶碗や大皿など、統一が取りにくいものは収納棚へ。
高さの低い食器棚は視覚的に圧迫感を与えないメリットもあるので、狭いキッチンや少しでもゆったり見せたいダイニングにもおすすめですよ。

割れるか心配な天板の上手な扱い方

アンティークガラスケースカウンター
洋品店のカウンターとして使われていた、横長で腰あたりまでの高さのものは、このように天板も上手に使うことができますが、やはり割れないかが一番心配なところです。乱雑に扱わない限り、ちょっとやそっとで割れることはありませんが、長持ちさせるためにはバスケットトレイや鍋敷きなどを活用し、熱・キズ対策をしましょう。
また、ガラスケースには天板と骨組みの間に微妙な隙間があるので、キッチンのワークスペースとしての使用を考えている場合、水気が多い作業には衛生上あまりおすすめできません。ちょっとした盛り付けやお茶のセッティングなど、キッチンでの軽めな作業ができる予備台として、使うのが良いと思いますよ。

キッチンとダイニングの圧迫感のない間仕切りに

ガラスケース食器棚
側面や天板、そして棚板までもがガラスでできているガラスケースは、収納としては圧迫感が出にくいのも大きなメリットの一つ。空間の奥行を完全に断ち切らないので、間仕切りとして取り入れても狭く見えることはありません。
たとえばキッチンとダイニングの間仕切りとしてアンティークのガラスケースカウンターを置けば、なんだかカフェのような雰囲気に。ティータイム用の器たちをセットしておけば、おもてなしとしても素敵ですね。
お子さんが小さいうちは、安全性のことも考えて壁つきの手の届きにくい場所で使い、成長のタイミングに合わせてこのように間仕切りとして配置を変えたりして楽しみましょう。

最後に

もともとは食器を収納するための道具ではありませんが、視点を変えれば「見せること」に対してはメリットばかり。
ですが、割れものが多いキッチンでは、扱い方にも気をつけないといけないのが正直なところなので、あなたの使いやすさと求めるものによって、よく吟味して選ぶのがおすすめですよ。

関連記事

RECOMMEND ITEMSあなたにおすすめのアイテム

RECOMMEND POSTS関連している記事

お買い物はこちら