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ポップな色をどう使う?レトロインテリアのコーディネートのコツ

1960年代に流行した「レトロポップ」。
インテリアだけでなく、音楽やファッションにおいても個性の強いカルチャーが流行したのは、この年代ですよね。
印象としては、抽象的なパターンやモチーフ、そして鮮やかな色使いが目立つこのジャンル。でも、そんな “派手色” に見え隠れする独特の趣に、きっと気づいている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ポップカラーをインテリアできちんと活かすべく、レトロコーディネートのコツを伝授します。色使いへの苦手意識ともおさらばできる、基本をご紹介していきますよ。

いくつかの差し色の中でも「キーカラー」を決める

レトロポップな部屋作り
木の家具で揃えた空間は、統一感があるけどまったりしがち。そんな時がポップな色の使いどころです。
中でも黄色は特に茶色と同じ暖色に属するので、差し色としてもコーディネートしやすいのですが、やはり目立つ色なだけに、どことなく使うのに躊躇気味ですよね。
そんな時は思い切って、「差し色の中のメイン」を決めた上でコーディネートをはじめるのがおすすめです。単に小物一つに黄色を使うのではなく、いくつかを散りばめるだけで統一感が出ます。またこの時、木家具に黄色を浮かないように合わせるのであれば、やまぶき色など、「赤み」含む黄色だとまとまりやすいですよ。
この「キーカラー」は、主役であり引き立て役。部屋全体をパッとさせるのに使いつつも、ほかの差し色をまとめる存在であることを、意識しておいてくださいね。

茶色×緑色はレトロを印象づけやすい組み合わせ

昭和レトロなアンティークチェア
茶色に相性が良い緑色は、レトロインテリアの差し色にもぴったり。たとえばこのように、チェアの座面で緑色を使うのも良いですね。ポップな色を意識しつつも、メンズライクで落ち着いた雰囲気が欲しい人は緑色を活用するのがおすすめです。
お話ししていませんでしたが、レトロポップの色使いに趣があるように見えるのは “くすみ” があるから。グレーやイエローなどを微妙に含んでいるのが、古いレトロな家具にもよく馴染む大きな理由の一つですよ。

困った時の使い役「オレンジ」

20150625-3.jpg
差し色だけでなく、「茶色の家具」にも微妙な違いがあることにも気をつけると、レトロコーディネートがより引き立ちます。
このように木の色で言えば明るめのオレンジは、レトロを印象づける定番の色でもあります。ダイニングテーブルや食器棚など、大きめの家具に濃いめの茶色を使ったら、チェアなどの小さめの家具でオレンジに近い茶色を取り入れたりすると良いと思います。
色が沈みがちな木家具の空間や、またはポップなカラーのつなぎ役に使うと効果的ですよ。

上手な使い方に困るピンクは、ヴィンテージ雑貨で

レトロなイギリスヴィンテージ食器
レトロポップなカラーの中でも、誰もが苦手意識が強いであろうピンク。
上手な使い方ができるかな…と不安な方は、まずはヴィンテージ雑貨などの小物で、ピンクを取り入れてみましょう。たとえば、アメリカやイギリスのビンテージマグカップや、ジュースメーカーのプリントコップなど。
先ほどのセオリー通りにインテリアの色使いが限定してあれば、単品で集めたヴィンテージ雑貨たちもきちんと映えるはずです。レトロポップならではの「ガラクタ」っぽさも大事にしつつ、コーディネートを楽しんでくださいね。

最後に

選び放題のポップカラーも、「セオリー」と「使いどころ」を意識するだけで住空間のくつろぎを邪魔しないように取り入れることができます。
今回のお話をベースに、あなたならではの個性と統一感の落としどころを見つけてみてくださいね。

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