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古家具の部屋作りの参考ポイント。木が主役のレトロコーディネート例

「興味はある」「見るのは好き」
古家具に対する印象は、そんなちょっと控えめなものが多い気がします。”好きだけど取り入れられない” 理由として、やはり上手い取り入れ方を知らない、というのが大きいのではないでしょうか。
古家具中心で部屋をまとめれば、それほど気にしなくてもぬくもりを出すことはできます。ただそれだけで “素朴だけじゃない” 古家具コーディネートが成立するのか、ちょっと不安要素が残りますよね。
先日RAFUJU INTERIOR PHOTO GALLERYで公開した「丁寧に使い継ぐ。アンティークの味わいと共に暮らすレトロなダイニング」をもとに、どこをポイントに個性を出しているのか、今回は見てみることにしましょう。
せっかくの古家具をもっと楽しむためのレトロコーディネート例を、本日はご紹介していきます。

アンティーク食器棚は「戸」であそべる

レトロガラスのアンティーク食器棚
食事やお茶の仕度をするワークスペースやダイニングテーブルに、木味が豊かなアンティークの作業台が並ぶ空間。この素朴な家具がまとう空気感も良いのですが、これだけではなんなくクセが無いように思えます。
こういう木味でまとめる部屋作りでポイントになるのが、細部の装飾などによる “あそび” です。やはりまず気にしてほしいのが、印象を左右する “大きめの家具” のこと。つまりこのダイニングで言うと「食器棚」なわけですが、アンティークのものは棚の数や位置が物によってバラバラで、その要素だけでも十分表情が変わります。
加えてさらに職人のこだわりが見えるのは戸の部分。格子が組まれていたり、戸枠が曲線だったりと、さりげないデザインが面白かったりします。シンプルさ邪魔しない程度に色をだしてくれるはずですよ。

小ぶりなレトロ家具で設置の悩みは解消

昭和レトロのカフェテーブル
古家具を買う際にやっぱり気にしてしまうのが「サイズ」。もちろん当時の体格や生活空間をベースに作られているので、用途によって使いにくいものもあるのは事実です。
ただ幸か不幸か、昭和時代も今も、日本の住まいは狭いので、今の暮らしにも十分取り入れやすい小ぶりな家具も多くあります。必要サイズさえ踏まえて選べば、空間の無駄使いにもなりません。今回で言えば二人暮らしに必要なだけのサイズを選んだことで、ひと息できる小さなスペースを作るなんてことを叶えています。

避けがちな色モノこそセンスに一役買う

大正ロマン色ガラスドア
アンティークならではの「色ガラス」は、”見ているのは素敵だけど…” のまさに象徴。大正ロマンのお部屋作りにはよく登場しますが、やはりハイカラな色が強いのが難しさを抱く原因のような気がします。
ですがこの色ガラスも、要は差し色的に使えば簡単なのです。このように、木の家具が並ぶ空間の変化球として使えば、レトロコーディネートに個性を添えてくれます。ちょっとセンスに自信が無いかな…と不安でも、使う色数を一色に限定すれば失敗も少ないですよ。

古家具たちに合う道具も風景として踏まえる

暮らしの道具を飾る
そしてやはり、古家具に相性が良いのが「暮らしの道具」たち。ほど良く生活感が出て、愛着が沁みだすような空間により引き立ててくれるはずです。
このダイニングでは、壁掛け棚やカウンターなど “見せ上手” な家具を使って絵のように並べています。実は飾るように置いているけど自然なのは、古家具の素朴さのおかげなのかもしれないですね。

最後に

これまで “今の暮らしの家具” としてのイメージが膨らまなかった方が、少しでも古家具を近くに感じていただけたら嬉しいです。
木味で調和が取りやすくも、家具自体が持つ個性にもまかせられる。そんなメリットの多い家具の魅力を、これからもご紹介していきますね。

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