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RAFUJU MAGができるまで -アンティーク家具ラフジュ工房の仕事

先日RAFUJU MAG 番外編でご紹介した「RAFUJU INTERIOR PHOTO GALLERYができるまで」ご覧いただけましたか?
家具を直す職人がいて、その魅力ある家具を生かすコーディネーターがいて。そんなバトン繋ぎで、ラフジュ工房はアンティーク家具の魅力をお届けしています。
続いて第2弾の今回は、毎日更新しているこの「RAFUJU MAG」が出来上がるまでを追っていきます!一つの記事を書くために、ラフジュのライターはどんな仕事をしているのでしょうか。
また、コーディネーター同様、インテリアに興味のあるライターを求人募集中です。写真では伝わりきらないアンティーク家具のことを、文章を使ってどう発信しているのか、早速見ていきましょう。

市場調査はもちろん欠かせない仕事

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“古い物”自体に魅力を感じる人は増えたものの、実用的な家具としてアンティークを選ぶことは、残念ながらまだまだ少ないのが現状です。
実際に使ってもらうためには、やはり魅力を知ってもらうのが一番。たとえば、リビングやダイニングの家具の一つが、アンティークに変わっただけで、とても魅力的な空間に変わったり。「この家具を求めている人が、アンティーク家具で部屋を作ったらこんなに良くなる」など、そんなことを考えながら、私たちの届けたいものがぴったり合うニーズを探っていきます。
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私たちが手掛けた家具がいい物でも、その魅力を何でもかんでも伝えればいいわけではありません。出会うべくして出会うように、情報をどこに発信していくのかを考えることもWEBライターには大切です。
どんな人が、どんなキーワードで検索してたどり着き、どんな情報を受け取りたいのか。そしてそこに私たちが提供できるものは何か。お客様とラフジュの間にある、マッチするポイントを入念に検討します。
ライターだけでなく、時にはコーディネーターも含めてミーティングを交わすことも。そしてもちろん、個人がそれぞれ仕事以外でもアンテナを張ることもとても大事です。

キーワードを選定し、記事のアウトライン作りからスタート

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キーワードとターゲットを選定したら、まずは骨組となるアウトラインを作っていきます。インテリアの書籍や古い資料などから情報収集をしながら、箇条書きでどんどん書き起こします。
ラフジュ工房で扱っている家具は、日本や海外の、年代もさまざまな古今東西のアンティーク。その家具の数だけ、ルーツはあります。家具の由来を知ることができるのは、この仕事の魅力の一つ。今の暮らしでは想像できないことや、デザインの歴史を知ると、どんどんアンティーク家具の魅力にのめり込んでいきます。
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ただここで気をつけているのが、その感動をそのまま伝えないこと。ルーツも大事ですが、お客様がそれを知った上で何を得られるのか想像し、現代に繋がるものを発信するのが私たちの仕事です。家具一つの中にあるストーリーに出会って感銘を受けつつも、常に客観的でいることも忘れずに。これはライターが日頃から心がけていることです。
あくまで意識は「使う家具」であることを前提に。時にひと息つきながら、筆を進めていきます。

アンティーク家具の魅力を知ってもらいながら、どう提案するか

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デスクの前で文章を起こしていたと思ったら、今度はRAFUJU ROOMを作っているスタジオに移動。カメラマンと収納棚を見ながら何やら話しています。
RAFUJU MAGは、画像と文章を使ってアンティーク家具の魅力を発信するWEBマガジン。文章をより具体的にするために、適格な画像選定を行うのもライターに必要なスキル。時にはこのように、カメラマンと話し合いながら撮影ポイントを指示していきます。
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たとえば収納棚なら、家具自体の装飾的な魅力以外にも、実際の使い勝手や収納する際のコツなど、紹介することは細かくあります。
写真一枚と、伝えようとしていることがリンクして初めて、読んで納得する記事になります。効果的に情報を届けるために、どんな構図の写真がいいのか、頭に描きながら編集を進めていきます。ただ、これは数あるアンティーク家具を見ていくことで養われていくもの。日々試行錯誤を繰り返しながら、スタッフは奮闘中です。

工房でしかわからないもの、見えない部分のこだわりも届ける

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今度は実際に家具を直している工房へ。資料とにらめっこしても想像できない部分は、リペアスタッフに直接尋ねたりすることも。
国や年代が違えば、今と違うサイズ感で作られているのはもちろんのこと。アンティーク家具の魅力を残しながら、今の暮らしに合うようにどのようにリペアやリメイクを施していくのかを質問したりします。
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私たちが伝えられなければ、画面越しに見ているお客様はもっと分からないですよね。画像では伝わりきらない、直接触れている私たちだからこそ分かる、リアルな使いやすさにも着目して、文章を起こしていきます。
その時代にしかないデザインや、物によってはちょっと不便で効率重視ではないところも含めて、アンティーク家具に愛着を持ってもらうために、正直であることも、ライターには大事なことです。
アウトラインに、自分の眼で見たものを頼りに肉付けをしながら、一つの記事に仕上げていきます。

MAG完成!

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今回のMAGは、日本の元祖食器棚と言われる水屋箪笥の魅力に注目。上質な和モダン・アンティークとして、水屋箪笥を取り入れた暮らしを記事を通して提案させていただいています。
こうして毎日、RAFUJU MAGの記事が更新されていきます。
出来上がったMAGはこちら ≫

スタッフの声

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あらためて自分たちの仕事をさかのぼってみると、時に行き詰ったり、表現する難しさを感じることもあったなぁと振り返っています。でも、今RAFUJU MAGを編集しているスタッフは、みんなライター経験者ではありません。インテリアに興味があったり、文章を書くことが好きだったり。入口はさまざまです。
最初は商品ページのライティングや、SNSの更新など、少しずつ仕事をお任せしていきます。興味があることを、吸収しながら伸ばしていける仕事だと思います。一緒に頑張りましょう。

最後に

第一弾に引き続き、RAFUJU MAGが出来上がるまでのストーリーをお話ししました。ちょっとボリュームは大きめでしたが、普段は見えない裏側を、少し細かくご紹介させていただきました。
コーディネーターの仕事の記事でもお話ししましたが、今のやり方に捉われず、さまざまな視点を持ちながら柔軟に変化していこうと思います。
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アンティーク家具の魅力を伝えるために、各現場のスタッフが情熱を持って仕事に取り組んでいます。経験が無くても、真剣に仕事をしたい方、お待ちしています。

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RAGUJU ROOMコーディネーターの仕事
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