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ダイニングテーブル セット 北欧 アンティーク家具について

北欧ヴィンテージスタイルのダイニングに合う椅子の探し方

北欧スタイルのダイニングテーブルとチェアのセットで、ダイニングをおしゃれな空間にしたい。そう思って北欧スタイルのダイニングセットで検索してみると、現行品が数多く販売されていますよね。
どれも恰好よくてセンスは良い、だけど「なんだか物足りないなぁ」「おしゃれだけどピンと来ない…」と思うことはないですか?
そんな方には、ヴィンテージをチェックして頂きたいです!ただ古いだけではない、現行品とは違った魅力が詰まっているんです。
今回は、そんな北欧ヴィンテージに興味が湧いた方へ向けて、現行品との違いとダイニングで使う椅子・ベンチの選び方のコツをご紹介いたします!ダイニングの家具を北欧ヴィンテージで揃えてみたいな、と思ったらぜひ参考にしてくださいね。

ヴィンテージと現行品の違いを徹底比較

まずは現行品とヴィンテージの違いについて整理しておきましょう。
ダイニングテーブルに限った話ではありませんが、最近では北欧デザインとして発売されている現行品の家具を随分多く見かけるようになりました。それもあって、現行品の北欧ダイニングセットを見て“何だか同じようなデザインばかりだなぁ”なんて感じた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

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現行品は価格がお手頃であるという魅力もあるのですが、デザインにこだわりを持って北欧スタイルのダイニングセットを選ぶのであれば、北欧ヴィンテージを選択肢に加えることをおすすめします。

なぜかというと、北欧風を語る現行品のダイニングセットの中には、実は本当の北欧デザインではないものもあるから。
本場、北欧諸国で作られたヴィンテージ家具を、毎日のように目にしている私たちとからすると、現行品の北欧テイスト家具の中には“これ、本当に北欧デザイン?”と思うようなものが結構多くあるんです。あまり大きな声では言えませんが、現行品の場合には、シンプルなフォルムで木の風合いのあるナチュラルなものであれば、それが本当に北欧デザインでなくても北欧ダイニングセットとして販売しているのでは?というのが筆者の正直な感想です。

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対して、本場北欧で作られたヴィンテージ家具は、北欧風の現行品とは全くの別物。決定的に異なるのは細部のデザインです。脚のフォルムや天板の縁・脚先の仕上げ、さらに家具の接合部分にまで配慮が行き届いた、丁寧な仕事ぶりを見て取れます。北欧ヴィンテージ家具は、デザイナー達の手を借りて細部まで計算され尽くした質の高いデザインであるため、デザイン性において現行品とは大きく異なるものなのです。

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ただし北欧ヴィンテージの場合は、現行品と比較すると価格がちょっと高めに設定されているという一面もあります。海外から仕入れていて、さらに現在では生産されていないものなので現行品に比べて手に入りにくく、どうしても割高になってしまうのです。
それでも値段の分だけ、磨き上げられた美しいデザインであることは確かです。“より洗練された北欧ダイニングセットを”とお考えの、本物志向の方はぜひ北欧ヴィンテージに目を向けてみてくださいね。

ダイニングテーブルと合わせてチェアも欲しい。合わせ方のコツを紹介!

北欧ヴィンテージの場合、実はダイニングテーブルとチェアをセットで販売しているショップは少数派。まったくないという訳ではないのですが、1点1点別で販売している場合が多いのです。そのため、北欧ヴィンテージのダイニングセットが欲しい時には、それぞれを別購入するという方法が一般的です。

そう言われると、“自分で組み合わせを考えるのは難しそう…”なんて尻込みしてまう方もいらっしゃいますよね。でも、ご安心ください。この後の章で、北欧ダイニングテーブルとチェアをセンスよく組み合わせる秘訣を紹介しますよ。自分で上手く選べるかな…?と不安に思った方はぜひ目を通してみてくださいね。

1点物の北欧ヴィンテージを、セットで購入したい時の秘訣

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルとイスを別で購入する場合、組み合せ方には3つのコツがあるんです。
まず1つ目はブランドチェアを揃えて手に入れること、2つ目はチェアとダイニングテーブルの木色を揃えること、そして3つ目は色や形が似たデザイン違いのチェアを組み合わせること。この3つのコツのどれかを押さえてテーブルとチェアを選べば、誰でも簡単にバランスの良いダイニングコーディネートができますよ。

この後の章で3つのコツについて、初級者編、中級者編、上級者編と、難易度順にご紹介していきますので、これなら自分にもできそう!という方法を見つけてみてくださいね。

それではさっそく初級者編として、1つ目のコツ“ブランドチェアをセットで手に入れること”についてお話していきたいと思います!

初級者編!北欧ブランドのチェアに注目

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最初にお教えするコツは初級者編、“ブランドチェアをセットで手に入れること”。ブランドものの北欧ヴィンテージであれば同じデザインのチェアを見つけやすく、またチェアのみであれば複数脚を1セットで販売している場合も多いので、初級者でも迷わずにダイニングセットを組むことができるのです。上手にコーディネートできるか不安…という方は、北欧スタイルブランドのチェアを選びましょう。

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ちなみに、北欧スタイル家具ブランドといえば、ERCOL(アーコール)やG-PLAN(ジープラン)、A.H.McIntosh(マッキントッシュ)などが有名です。ブランドごとにチェアデザインの傾向が違ってくるので、簡単にご紹介しますね。

アーコールチェア

まずアーコールといえば、曲木(まげき)による美しいシルエットが魅力の、シンプルな板座チェアで知られています。明るい木色から深い木色まで様々で、木の色味によってナチュラルにもシックにもまとまるのが特徴です。様々なインテリアに合わせやすいシンプルチェアが欲しいという方には、アーコールチェアがおすすめですよ。

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次にジープランのチェアといえば多彩な商品ラインナップが魅力。シリーズごとにテイストが異なり、例えばTola&Blackシリーズであればブラックの脚によりスタイリッシュな雰囲気に決まり、Frescoシリーズであれば、真ん丸の座面がかわいらしさを演出してくれます。これらの他にも様々なシリーズを展開していますので、お好みの雰囲気のチェアを探してみてくださいね。

マッキントッシュ 椅子

そして最後にマッキントッシュのダイニングチェアといえば、無駄を削いだデザインによって、すっきりと洗練された雰囲気であることが特徴です。かっこいいデザインの北欧ヴィンテージチェアが欲しいという方には、マッキントッシュがおすすめですよ。

今紹介したようなブランドであれば、同じデザインのヴィンテージチェアが複数手に入る確率が高いので、チェアを同じデザインで揃えたいという方はぜひ北欧スタイル家具ブランドに注目してみてくださいね。

ダイニングチェア×アーコール」の商品一覧はこちら
ダイニングチェア×G-PLAN」の商品一覧はこちら

中級者編!デザイン違いも木色を合わせると統一感アップ

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次にご紹介するコツが、中級者編”チェアとダイニングテーブルの木色を揃えること”。同じデザインのイスを欲しい数だけ手に入れられなかった、あるいは同じデザインのイスだけではちょっとつまらない、もう少し遊び心が欲しいといった方におすすめの方法です。

木色だけ揃えてもデザイン違いのイスでは、なんだかちぐはぐに見えそう…なんて心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、色味を合わせるだけで意外にもすっきりと馴染んでくれるんです。それでも、すべて異なるデザインのイスを選ぶとちょっとばらけた印象も出てしまうので、4人掛けや6人掛けダイニングテーブルの場合には、1組は同じデザインのチェアを組み合わせると、適度に統一感を保つことができますよ。

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またこの時のポイントとしては、チェアの木色とダイニングテーブルの木色を合わせること。そうすることで、テーブルとチェアをセットで購入したかのようによく馴染んでくれます。適度にまとまりを出しつつも、ちょっと自分らしさを求めるという方は、イスとダイニングテーブルの木色を揃えたコーディネートがおすすめですよ。

ダイニングチェア×北欧」の商品一覧はこちら
4人掛け用ダイニングテーブル×北欧」の商品一覧はこちら

上級者編!バラバラのチェアと北欧ダイニングテーブルで作る

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ここまでは木色で統一感を持たせたコーディネート法についてお話ししてきましたが、今度は上級者編として、“色や形が似たデザイン違いのチェアを組み合わせる方法”について紹介します。

ダイニングチェアは同じデザインで揃えて統一感あるコーディネートを、という考えになりがちですが、必ずしも同じデザインでなくてはならない…なんてことはないんですよね。特にアンティークやヴィンテージでは、同じデザインのチェアをセットで揃えられないこともよくあるもの。泣く泣く諦めてセットで揃えられるものを購入するのであれば、本当に心から好き!と思えるチェアを1脚ずつ買い集めて、家族の“好き”が詰まったダイニングを作っていくのも有りな気がしませんか?

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バラバラのチェアを組み合わせる際には注意点が1つ。まとまりのないコーディネートにならないように、色や形のどれかが近いものを選ぶように意識しましょう。ここだけ押さえておけば、1脚1脚がバラバラのチェアでもバランスの良いコーディネートになりますよ。他とは被らないような個性あるダイニング作りを、という方はぜひ、デザイン違いのチェアで作るダイニングセットに挑戦してみてくださいね。

ダイニングチェア×北欧」の商品一覧はこちら
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ダイニングチェア選びのチェックポイント

ここまでは北欧ヴィンテージのダイニングテーブルとイスのコーディネート法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?どんなセットコーディネートにしたいのか、イメージは浮かんできたでしょうか?
次にご紹介するのは、ご購入前に確認しておきたい、チェアの実用面についてのチェックポイント。いざ買ってみたらなんだか使いにくい…なんてトラブルが起きないように、ご購入前に1度目を通してみてくださいね。

高さの差に注意!セットで使いやすい高さとは?

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ダイニングテーブルとチェアを別で購入する時には、高さの組み合わせに失敗すると、ちょっと使いにくくなってしまうのです。
それを判断するための基準となるのが、テーブルとチェアの差尺(さじゃく)。差尺とは、テーブルの天板とチェアの座面の高さの差のことで、差尺が体格に合っていないと、食事がしにくいな…と感じたり、なんだか落ち着かなかったり…なんてことになってしまいます。
もともとセットで販売されているダイニングテーブルとチェアの場合、あらかじめ使いやすい高さになるよう計算して作られていますが、それぞれを別で購入する場合には、差尺に注意する必要があります。

この差尺には目安となる計算式があり、 座高÷3-2cm で計算することができるんです。
ちなみに座高は、身長×0.55 で割り出すことができますよ。

例えば、筆者の身長で差尺を計算してみると…
まず筆者は身長165cmなので、座高は 165×0.55=90.75cm
ここから差尺を割り出すと、 90.75÷3-2=28.25cm が筆者が使いやすいテーブルとチェアの差尺になります。簡単ですね!

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とはいえ身長によって差尺は異なるため、ご家族で1つのダイニングテーブルを囲む場合などは、全員が使いやすい差尺になるようにセットを組むのは難しいのが事実です。でも目安として一度差尺を計算してみて、家族全員ができるだけ使いやすいダイニングセットになるよう、配慮して選んでみてくださいね。

 アームの高さにも注目

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北欧ダイニングテーブルとセットで使用するチェアには、アームチェアを選ぶという方もいらっしゃいますよね。アームに腕を置いてくつろげるアームチェアであれば、リラックスして過ごすことができます。

アームチェア 北欧

もし、アームチェアをダイニングで使うのであれば、アームの高さに注意が必要です。アームの高さが天板あるいは幕板より高い場合には、チェアをテーブルにしまえないため、使わない時に邪魔になったり、背もたれに寄りかかると体がテーブルから遠くなるため使いにくいのです。

アームチェアを選ぶ時には、アームがダイニングテーブルの天板あるいは幕板の下に収まるかどうか、しっかりと確認してくださいね。

幕板とは、天板の下に幕のように張った板のことです。天板と脚を固定するためや、強度を持たせるため、天板の反り止めのために付けられます。

ダイニングテーブルで使えるベンチの探し方

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最近よく見かけるようになった、ダイニングテーブルとベンチのセットコーディネート。北欧スタイルのダイニングセットをお求めの方の中にも、“ベンチスタイルのダイニングもいいかも“なんて思っている方もいらっしゃるのではないかと思います。

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ダイニングベンチのメリットは、座る場所が固定されずテーブルを囲む人数に融通が利くということ。そのため来客が多いお家には、ベンチタイプのダイニングセットが便利です。
また背もたれがないベンチの場合、ダイニングチェアと比較すると奥行が浅いものが多いので動線を確保しやすく、背もたれがない分見た目がすっきりとしているため、狭いダイニングでも圧迫感を与えにくいのでおすすめですよ。

さて、いざベンチタイプのダイニングセットを北欧ヴィンテージから探そう!と思っても、実のところダイニングテーブルとベンチをセットで販売しているショップはありません。そのため、北欧ヴィンテージでベンチスタイルのダイニングセットを作る場合には、ダイニングテーブルとベンチを別々に購入する必要があります。また、ベンチの探し方については次の章でご紹介しますので、ベンチタイプのダイニングセットをお探しの方はチェックしてみてくださいね。

ベンチは根気強く探す必要有り

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先程、北欧ヴィンテージではベンチとダイニングテーブルを別で探す必要があるという話をしましたが、実はそもそも北欧ヴィンテージでは、ダイニングで使えるようなベンチの数自体がとっても少ないんです。

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そのため、北欧ヴィンテージのダイニングテーブルには北欧ヴィンテージのベンチを合わせたいという場合は、ヴィンテージショップにこまめに足を運んだり、ショップに問い合わせてみるなどして、根気強く探す必要があります。そしてもし見つかった場合には購入の検討はお早めに!売れてしまった時には、次はいつ見つかるかかわからない…というくらい、北欧ヴィンテージのベンチは珍しいものなのです。出会えたら即購入を決めるくらいの思い切りの良さが必要ですよ。

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北欧ヴィンテージ以外で見つける

前の章でお話したように、待てど暮らせど出会えるかどうかわからない、北欧ヴィンテージのベンチ。探し始めたは良いものの、まったく出会えず頭を抱えてしまった…なんて方もいらっしゃるかもしれません。そこでこの章では、北欧スタイルダイニングで使えそうなベンチを北欧ヴィンテージ以外からご紹介したいと思います。北欧ヴィンテージでベンチスタイルのダイニングを、とお考えの方は一度目を通してみてくださいね。

チャーチベンチで作る北欧ダイニング

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まずおすすめしたいのが、アンティークのチャーチベンチ。
チャーチベンチとは、その名の通り教会で使用されていたベンチで、ヨーロッパアンティークから多く見つけることができます。ヨーロッパのアンティーク家具というと、重厚で、装飾が素晴らしくて、格調高い雰囲気を連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、チャーチベンチは木味を生かしたナチュラルな雰囲気のものも多く、同じく木の温かみを感じられる北欧ヴィンテージとも合わせやすいのです。

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チャーチベンチはデザインがシンプルなので、木の風合いによって印象が変わるのがポイント。深い色合いに塗装されていればシックに、反対に明るい色合いで仕上げられていればカジュアルな雰囲気に決まります。北欧ヴィンテージのダイニングテーブルと合わせる場合、木色が近いチャーチベンチを選ぶと上手く馴染んでくれますよ。

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チャーチベンチの面白いところは、教会で使用されていたベンチならではの構造や装飾が見られる点。例えば、背もたれの裏に聖書を入れるためのポケットが付いていたり、中には十字架モチーフの装飾が施された、かわいらしいベンチもあるんです。こういった、シンプルな中に見られるさりげないかわいらしさや、木の風合いを生かしたナチュラルな雰囲気から、チャーチベンチはおしゃれなカフェ風インテリアに大活躍。お家カフェ風のダイニングを目指している方に、ぜひおすすめしたいのがチャーチベンチです。

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また、チャーチチェアと呼ばれる同じく教会で使用されていたチェアもありますので、チャーチベンチとチャーチチェアを組み合わせて使うのもおしゃれですよ。

素朴で愛らしい日本のレトロベンチ

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チャーチベンチ以外でおすすめしたいのが、日本の昭和レトロな木製ベンチ。昭和期の日本の家具は装飾を控えたものが多く、シンプルなデザインの北欧インテリアともよく馴染んでくれるのです。素朴な雰囲気のダイニングを、とお考えの方には昭和レトロなベンチがぴったりです。

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また、昭和レトロなベンチは背もたれがないものも多く、背もたれ付きが一般的なチャーチベンチと比べると、幅に対する奥行が小さいのでコンパクトなサイズです。テーブル周りの導線を確保しやすく、狭いダイニングでも気軽に取り入れられることが嬉しいポイントですね。マンションや賃貸アパートなどのコンパクトなダイニングには、レトロベンチがおすすめですよ。

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ベンチをセットで使うなら、円形天板の北欧ダイニングテーブルは避けるべし

ここまで北欧ダイニングテーブルに合わせやすいベンチの探し方についてお話してきましたが、いかがでしたか?欲しいベンチのイメージは浮かんできたでしょうか。ここではベンチ×北欧ダイニングテーブルのお話の最後に、注意点を1つお伝えします。

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それはズバリ、ベンチ使用の際、ダイニングテーブルは円形天板を避けて選ぶということ。丸い天板のダイニングテーブルは四隅がデッドスペースになるため、ベンチの端に座った人がテーブルまで遠くなり使いにくいのです。

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ベンチを合わせるのであれば、天板の直線部分が長くベンチの幅に対応しやすい、長方形や楕円形のダイニングテーブルがおすすめです。そしてこの時、ベンチの横幅は天板の幅より小さくなるようにすると、端に座った人もテーブルを使いやすくなりますよ。

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルをベンチとセットで使用する時は、形とサイズ選びに注意してくださいね。

ソファをセットで使用する場合、高さ調節が必要

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さて、先ほどは北欧ダイニングテーブル×ベンチのセットについてお話してきましたが、この章では北欧ダイニングテーブル×ソファのセットについてお話します。

すっきりとしたリビングダイニング作りを目指している方は、考えたことがあるであろうソファダイニング。ダイニングテーブルにソファを組み合わせたセットのことで、食事をすることとソファでくつろぐことが1つの場所でできるので、ダイニングスペースとソファスペースの両方を確保するのが難しい狭いリビングダイニングには、ぴったりのダイニングセットです。

この、ソファダイニングを北欧ヴィンテージで作りたい!と思ったときにまず考えなくてはならないのは、北欧ヴィンテージではソファとダイニングテーブルをセットで販売しているショップはまずないということ。ダイニングテーブルとソファは別で購入する必要があるのですが、この時注意しなければならないのが、北欧ダイニングテーブル×チェアの章でお話した“差尺“です。

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ソファの座面高はおおよそ40cm前後、対してダイニングチェアはおおよそ45cm前後と、高さが大きく違います。北欧ヴィンテージのダイニングテーブルの場合、チェアとセットで使用すること前提で作られているため、高さは72~75cm位のものがほとんどなのです。そのため、そのままの高さでソファと合わせると差尺が大きくなりすぎてしまい、テーブルを高く感じてしまいます。

もし北欧ヴィンテージのソファとダイニングテーブルをセットで使用するのであれば、差尺の調節が必要ということを覚えておいてくださいね。

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具体的な方法としては、クッションなどを使用してソファの座面を高くするか、テーブルの脚をカットして低くするかの2種類。
それぞれのメリット・デメリットとしては、クッションで座面を高くすればダイニングテーブルのプロポーションを変えずに使用することができますが、クッションを使用することで、座ったときの安定感は少し失われてしまいます。反対にテーブルの高さの調節は、最初に脚のカットさえ行ってしまえば、その後はストレスを感じることなく過ごせますが、脚をカットすることでちょっとだけテーブルの雰囲気は変わってしまいます。またデザインによっては脚のカットが難しいこともあるので、ご希望の際はショップに一度問い合わせてみてくださいね。

日々の快適さを取るか、はたまた見た目の美しさを取るか…どちらが良いのかは個人の価値観によって変わってくるので、ご家族ともよく話し合って決めましょう。

テーブルの高さ調節なら、アンティーク家具「ラフジュ工房」におまかせ!

ラフジュ工房では、ダイニングテーブルの脚カットを有料にて承っています。
高さ調節をご希望の方はぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

詳細は下記からご覧いただけます。

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おわりに

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルと、チェアやベンチ、そしてソファの合わせ方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?この記事を読んで、組み合わせ方のコツについてちょっとわかってきたかも…!という方がいらっしゃいましたら嬉しい限りです。
選び抜いた北欧ヴィンテージのダイニングテーブルのセットで、持ち主のカラーが全面に出たこだわりの北欧ダイニング作りを楽しんでみてくださいね。

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