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ダイニングテーブル セット 北欧 アンティーク家具について

北欧スタイルのダイニングテーブルセットをヴィンテージから探す方法

北欧スタイルのダイニングテーブルとチェアのセットで、ダイニングをおしゃれな空間にしたい。この記事にたどり着いた方の中には、そんな思いを抱える方も多いのではないかと思います。
北欧スタイルのダイニングセットで検索してみると、現行品が数多く販売されていますよね。だからこそ、インテリアへの関心が高い方の中には“現行品のよくあるデザインでは満足できない”、“他の人とは一味違ったおしゃれなものが欲しい”なんてお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方に目を向けて欲しいのが、ヴィンテージの北欧家具です!北欧ヴィンテージのダイニングテーブルとチェアやベンチで作るセットであれば、現行品とは一味も二味も違った魅力があるんですよ。

そこで今回のRAFUJU MAGでご紹介するのが、“北欧ヴィンテージ”に特化した、ダイニングテーブル&チェアのセット術!北欧スタイルのヴィンテージダイニングテーブルと、チェアやベンチでおしゃれなダイニングを作る秘訣や、インテリア実例など、セットコーディネートについて詳しくお話していきますよ。

それではさっそく目を通していきましょう!

北欧ヴィンテージと現行品のダイニングテーブルセットの違いを徹底比較

北欧ヴィンテージで作るダイニングセットのお話の前に、まずは現行品とヴィンテージの違いについて整理しておきましょう。

ダイニングテーブルに限った話ではありませんが、最近では北欧デザインを語った現行品の家具を随分多く見かけるようになりましたね。それもあって、この記事にたどり着いた方の中にも、現行品の北欧ダイニングセットを見て“何だか同じようなデザインばかりだなぁ”なんて感じた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

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現行品は価格がお手頃であるという魅力もあるのですが、もしもあなたが、デザインにこだわりを持って北欧スタイルのダイニングセットを選ぶのであれば、北欧ヴィンテージを選択肢に加えることをおすすめします。

なぜかというと、北欧風を語る現行品のダイニングセットの中には、実は本当の北欧デザインではないものもあるから。本場、北欧諸国で作られたヴィンテージ家具を、毎日のように目にしている私たちとからすると、現行品の北欧テイスト家具の中には“これ、本当に北欧デザイン?”と思うようなものが結構多くあるんです。あまり大きな声では言えませんが、現行品の場合には、シンプルなフォルムで木の風合いのあるナチュラルなものであれば、それが本当に北欧デザインでなくても北欧ダイニングセットとして販売しているのでは?というのが筆者の正直な感想です。

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対して、本場北欧で作られたヴィンテージ家具は、北欧風の現行品とは全くの別物。決定的に異なるのは細部のデザインです。脚のフォルムや天板の縁・脚先の仕上げ、さらに家具の接合部分にまで配慮が行き届いた、丁寧な仕事ぶりを見て取れます。北欧ヴィンテージ家具は、デザイナー達の手を借りて細部まで計算され尽くした質の高いデザインであるため、デザイン性において現行品とは大きく異なるものなのです。

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ただし北欧ヴィンテージの場合は、現行品と比較すると価格がちょっと高めに設定されているという一面もあります。海外から仕入れていて、さらに現在では生産されていないものなので現行品に比べて手に入りにくく、どうしても割高になってしまうのです。
それでも値段の分だけ、磨き上げられた美しいデザインであることは確かです。“より洗練された北欧ダイニングセットを”とお考えの、本物志向の方はぜひ北欧ヴィンテージに目を向けてみてくださいね。

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルとセットでチェアも欲しい。セット購入の方法や合わせ方のコツを紹介!

さて、ここまで紹介してきた北欧ヴィンテージの場合、実はダイニングテーブルとチェアをセットで販売しているショップは少数派。まったくないという訳ではないのですが、1点1点別で販売している場合が多いのです。そのため、北欧ヴィンテージのダイニングセットが欲しい時には、それぞれを別購入するという方法が一般的です。

そう言われると、“自分で組み合わせを考えるのは難しそう…”なんて尻込みしてまう方もいらっしゃいますよね。でも、ご安心ください。この後の章で、北欧ダイニングテーブルとチェアをセンスよく組み合わせる秘訣を紹介しますよ。自分で上手く選べるかな…?と不安に思った方はぜひ目を通してみてくださいね。

ダイニングテーブルもイスも1点物の北欧ヴィンテージを、セットで購入したい時の秘訣

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルとイスを別で購入する場合、組み合せ方には3つのコツがあるんです。まず1つ目はブランドチェアをセットで手に入れること、2つ目はチェアとダイニングテーブルの木色を揃えること、そして3つ目は色や形が似たデザイン違いのチェアを組み合わせること。この3つのコツのどれかを押さえてテーブルとチェアを選べば、誰でも簡単にバランスの良いダイニングコーディネートができますよ。

この後の章で3つのコツについて、初級者編、中級者編、上級者編と、難易度順にご紹介していきますので、これなら自分にもできそう!という方法を見つけてみてくださいね。

それではさっそく初級者編として、1つ目のコツ“ブランドチェアをセットで手に入れること”についてお話していきたいと思います!

初級者編!北欧ダイニングテーブルのセットなら、北欧スタイルブランドのチェアに注目

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最初にお教えするコツは初級者編、“ブランドチェアをセットで手に入れること”。ブランドものの北欧ヴィンテージであれば同じデザインのチェアを見つけやすく、またチェアのみであれば複数脚を1セットで販売している場合も多いので、初級者でも迷わずにダイニングセットを組むことができるのです。上手にコーディネートできるか不安…という方は、北欧スタイルブランドのチェアを選びましょう。

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ちなみに、北欧スタイル家具ブランドといえば、ERCOL(アーコール)やG-PLAN(ジープラン)、A.H.McIntosh(マッキントッシュ)などが有名です。ブランドごとにチェアデザインの傾向が違ってくるので、簡単にご紹介しますね。

アーコールチェア

まずアーコールといえば、曲木(まげき)による美しいシルエットが魅力の、シンプルな板座チェアで知られています。明るい木色から深い木色まで様々で、木の色味によってナチュラルにもシックにもまとまるのが特徴です。様々なインテリアに合わせやすいシンプルチェアが欲しいという方には、アーコールチェアがおすすめですよ。

g plan チェア

次にジープランのチェアといえば多彩な商品ラインナップが魅力。シリーズごとにテイストが異なり、例えばTola&Blackシリーズであればブラックの脚によりスタイリッシュな雰囲気に決まり、Frescoシリーズであれば、真ん丸の座面がかわいらしさを演出してくれます。これらの他にも様々なシリーズを展開していますので、お好みの雰囲気のチェアを探してみてくださいね。

マッキントッシュ 椅子

そして最後にマッキントッシュのダイニングチェアといえば、無駄を削いだデザインによって、すっきりと洗練された雰囲気であることが特徴です。かっこいいデザインの北欧ヴィンテージチェアが欲しいという方には、マッキントッシュがおすすめですよ。

今紹介したようなブランドであれば、同じデザインのヴィンテージチェアが複数手に入る確率が高いので、チェアを同じデザインで揃えたいという方はぜひ北欧スタイル家具ブランドに注目してみてくださいね。

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中級者編!デザイン違いのチェアと北欧ダイニングテーブルのセットは、木色を合わせると統一感アップ

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次にご紹介するコツが、中級者編”チェアとダイニングテーブルの木色を揃えること”。同じデザインのイスを欲しい数だけ手に入れられなかった、あるいは同じデザインのイスだけではちょっとつまらない、もう少し遊び心が欲しいといった方におすすめの方法です。

木色だけ揃えてもデザイン違いのイスでは、なんだかちぐはぐに見えそう…なんて心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、色味を合わせるだけで意外にもすっきりと馴染んでくれるんです。それでも、すべて異なるデザインのイスを選ぶとちょっとばらけた印象も出てしまうので、4人掛けや6人掛けダイニングテーブルの場合には、1組は同じデザインのチェアを組み合わせると、適度に統一感を保つことができますよ。

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またこの時のポイントとしては、チェアの木色とダイニングテーブルの木色を合わせること。そうすることで、テーブルとチェアをセットで購入したかのようによく馴染んでくれます。適度にまとまりを出しつつも、ちょっと自分らしさを求めるという方は、イスとダイニングテーブルの木色を揃えたコーディネートがおすすめですよ。

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上級者編!バラバラのチェアと北欧ダイニングテーブルで作るセットもおしゃれ

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ここまでは木色で統一感を持たせたコーディネート法についてお話ししてきましたが、今度は上級者編として、“色や形が似たデザイン違いのチェアを組み合わせる方法”について紹介します。

ダイニングチェアは同じデザインで揃えて統一感あるコーディネートを、という考えになりがちですが、必ずしも同じデザインでなくてはならない…なんてことはないんですよね。特にアンティークやヴィンテージでは、同じデザインのチェアをセットで揃えられないこともよくあるもの。泣く泣く諦めてセットで揃えられるものを購入するのであれば、本当に心から好き!と思えるチェアを1脚ずつ買い集めて、家族の“好き”が詰まったダイニングを作っていくのも有りな気がしませんか?

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バラバラのチェアを組み合わせる際には注意点が1つ。まとまりのないコーディネートにならないように、色や形のどれかが近いものを選ぶように意識しましょう。ここだけ押さえておけば、1脚1脚がバラバラのチェアでもバランスの良いコーディネートになりますよ。他とは被らないような個性あるダイニング作りを、という方はぜひ、デザイン違いのチェアで作るダイニングセットに挑戦してみてくださいね。

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北欧ダイニングテーブルとセットで使うチェア選びのチェックポイント

ここまでは北欧ヴィンテージのダイニングテーブルとイスのコーディネート法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?どんなセットコーディネートにしたいのか、イメージは浮かんできたでしょうか?
次にご紹介するのは、ご購入前に確認しておきたい、チェアの実用面についてのチェックポイント。いざ買ってみたらなんだか使いにくい…なんてトラブルが起きないように、ご購入前に1度目を通してみてくださいね。

北欧ダイニングテーブルとチェアの高さの差に注意!セットで使いやすい高さとは?

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ダイニングテーブルとチェアを別で購入する時には、高さの組み合わせに失敗すると、ちょっと使いにくくなってしまうのです。
それを判断するための基準となるのが、テーブルとチェアの差尺(さじゃく)。差尺とは、テーブルの天板とチェアの座面の高さの差のことで、差尺が体格に合っていないと、食事がしにくいな…と感じたり、なんだか落ち着かなかったり…なんてことになってしまいます。
もともとセットで販売されているダイニングテーブルとチェアの場合、あらかじめ使いやすい高さになるよう計算して作られていますが、それぞれを別で購入する場合には、差尺に注意する必要があります。

この差尺には目安となる計算式があり、 座高÷3-2cm で計算することができるんです。
ちなみに座高は、身長×0.55 で割り出すことができますよ。

例えば、筆者の身長で差尺を計算してみると…
まず筆者は身長165cmなので、座高は 165×0.55=90.75cm
ここから差尺を割り出すと、 90.75÷3-2=28.25cm が筆者が使いやすいテーブルとチェアの差尺になります。簡単ですね!

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とはいえ身長によって差尺は異なるため、ご家族で1つのダイニングテーブルを囲む場合などは、全員が使いやすい差尺になるようにセットを組むのは難しいのが事実です。でも目安として一度差尺を計算してみて、家族全員ができるだけ使いやすいダイニングセットになるよう、配慮して選んでみてくださいね。

 アームチェアと北欧ダイニングテーブルのセットは、アームの高さに注目

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北欧ダイニングテーブルとセットで使用するチェアには、アームチェアを選ぶという方もいらっしゃいますよね。アームに腕を置いてくつろげるアームチェアであれば、リラックスして過ごすことができます。

アームチェア 北欧

もし、アームチェアをダイニングで使うのであれば、アームの高さに注意が必要です。アームの高さが天板あるいは幕板より高い場合には、チェアをテーブルにしまえないため、使わない時に邪魔になったり、背もたれに寄りかかると体がテーブルから遠くなるため使いにくいのです。

アームチェアを選ぶ時には、アームがダイニングテーブルの天板あるいは幕板の下に収まるかどうか、しっかりと確認してくださいね。

幕板とは、天板の下に幕のように張った板のことです。天板と脚を固定するためや、強度を持たせるため、天板の反り止めのために付けられます。

人気のベンチスタイル!北欧ダイニングテーブルとセットで使えるベンチの探し方

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最近よく見かけるようになった、ダイニングテーブルとベンチのセットコーディネート。北欧スタイルのダイニングセットをお求めの方の中にも、“ベンチスタイルのダイニングもいいかも“なんて思っている方もいらっしゃるのではないかと思います。

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ダイニングベンチのメリットは、座る場所が固定されずテーブルを囲む人数に融通が利くということ。そのため来客が多いお家には、ベンチタイプのダイニングセットが便利です。
また背もたれがないベンチの場合、ダイニングチェアと比較すると奥行が浅いものが多いので動線を確保しやすく、背もたれがない分見た目がすっきりとしているため、狭いダイニングでも圧迫感を与えにくいのでおすすめですよ。

さて、いざベンチタイプのダイニングセットを北欧ヴィンテージから探そう!と思っても、実のところダイニングテーブルとベンチをセットで販売しているショップはありません。そのため、北欧ヴィンテージでベンチスタイルのダイニングセットを作る場合には、ダイニングテーブルとベンチを別々に購入する必要があります。また、ベンチの探し方については次の章でご紹介しますので、ベンチタイプのダイニングセットをお探しの方はチェックしてみてくださいね。

北欧ダイニングテーブルとセットで使いたい北欧ヴィンテージのベンチは、根気強く探す必要有り

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先程、北欧ヴィンテージではベンチとダイニングテーブルを別で探す必要があるという話をしましたが、実はそもそも北欧ヴィンテージでは、ダイニングで使えるようなベンチの数自体がとっても少ないんです。

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そのため、北欧ヴィンテージのダイニングテーブルには北欧ヴィンテージのベンチを合わせたいという場合は、ヴィンテージショップにこまめに足を運んだり、ショップに問い合わせてみるなどして、根気強く探す必要があります。そしてもし見つかった場合には購入の検討はお早めに!売れてしまった時には、次はいつ見つかるかかわからない…というくらい、北欧ヴィンテージのベンチは珍しいものなのです。出会えたら即購入を決めるくらいの思い切りの良さが必要ですよ。

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北欧ヴィンテージ以外でも見つかる!北欧ダイニングテーブルとのセットにオススメなベンチ

前の章でお話したように、待てど暮らせど出会えるかどうかわからない、北欧ヴィンテージのベンチ。探し始めたは良いものの、まったく出会えず頭を抱えてしまった…なんて方もいらっしゃるかもしれません。そこでこの章では、北欧スタイルダイニングで使えそうなベンチを北欧ヴィンテージ以外からご紹介したいと思います。北欧ヴィンテージでベンチスタイルのダイニングを、とお考えの方は一度目を通してみてくださいね。

カフェ風インテリアにおすすめ!チャーチベンチで作る北欧ダイニングテーブルのセット

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まずおすすめしたいのが、アンティークのチャーチベンチ。
チャーチベンチとは、その名の通り教会で使用されていたベンチで、ヨーロッパアンティークから多く見つけることができます。ヨーロッパのアンティーク家具というと、重厚で、装飾が素晴らしくて、格調高い雰囲気を連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、チャーチベンチは木味を生かしたナチュラルな雰囲気のものも多く、同じく木の温かみを感じられる北欧ヴィンテージとも合わせやすいのです。

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チャーチベンチはデザインがシンプルなので、木の風合いによって印象が変わるのがポイント。深い色合いに塗装されていればシックに、反対に明るい色合いで仕上げられていればカジュアルな雰囲気に決まります。北欧ヴィンテージのダイニングテーブルと合わせる場合、木色が近いチャーチベンチを選ぶと上手く馴染んでくれますよ。

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チャーチベンチの面白いところは、教会で使用されていたベンチならではの構造や装飾が見られる点。例えば、背もたれの裏に聖書を入れるためのポケットが付いていたり、中には十字架モチーフの装飾が施された、かわいらしいベンチもあるんです。こういった、シンプルな中に見られるさりげないかわいらしさや、木の風合いを生かしたナチュラルな雰囲気から、チャーチベンチはおしゃれなカフェ風インテリアに大活躍。お家カフェ風のダイニングを目指している方に、ぜひおすすめしたいのがチャーチベンチです。

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また、チャーチチェアと呼ばれる同じく教会で使用されていたチェアもありますので、チャーチベンチとチャーチチェアを組み合わせて使うのもおしゃれですよ。

素朴で愛らしい日本のレトロベンチも、北欧ダイニングテーブルとセットで使える

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チャーチベンチ以外でおすすめしたいのが、日本の昭和レトロな木製ベンチ。昭和期の日本の家具は装飾を控えたものが多く、シンプルなデザインの北欧インテリアともよく馴染んでくれるのです。素朴な雰囲気のダイニングを、とお考えの方には昭和レトロなベンチがぴったりです。

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また、昭和レトロなベンチは背もたれがないものも多く、背もたれ付きが一般的なチャーチベンチと比べると、幅に対する奥行が小さいのでコンパクトなサイズです。テーブル周りの導線を確保しやすく、狭いダイニングでも気軽に取り入れられることが嬉しいポイントですね。マンションや賃貸アパートなどのコンパクトなダイニングには、レトロベンチがおすすめですよ。

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ベンチをセットで使うなら、円形天板の北欧ダイニングテーブルは避けるべし

ここまで北欧ダイニングテーブルに合わせやすいベンチの探し方についてお話してきましたが、いかがでしたか?欲しいベンチのイメージは浮かんできたでしょうか。ここではベンチ×北欧ダイニングテーブルのお話の最後に、注意点を1つお伝えします。

ダイニング テーブル 北欧

それはズバリ、ベンチ使用の際、ダイニングテーブルは円形天板を避けて選ぶということ。丸い天板のダイニングテーブルは四隅がデッドスペースになるため、ベンチの端に座った人がテーブルまで遠くなり使いにくいのです。

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ベンチを合わせるのであれば、天板の直線部分が長くベンチの幅に対応しやすい、長方形や楕円形のダイニングテーブルがおすすめです。そしてこの時、ベンチの横幅は天板の幅より小さくなるようにすると、端に座った人もテーブルを使いやすくなりますよ。

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルをベンチとセットで使用する時は、形とサイズ選びに注意してくださいね。

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルとソファをセットで使用する場合、ソファorテーブルの高さ調節が必要

ダイニング ソファ 北欧

さて、先ほどは北欧ダイニングテーブル×ベンチのセットについてお話してきましたが、この章では北欧ダイニングテーブル×ソファのセットについてお話します。

すっきりとしたリビングダイニング作りを目指している方は、考えたことがあるであろうソファダイニング。ダイニングテーブルにソファを組み合わせたセットのことで、食事をすることとソファでくつろぐことが1つの場所でできるので、ダイニングスペースとソファスペースの両方を確保するのが難しい狭いリビングダイニングには、ぴったりのダイニングセットです。

この、ソファダイニングを北欧ヴィンテージで作りたい!と思ったときにまず考えなくてはならないのは、北欧ヴィンテージではソファとダイニングテーブルをセットで販売しているショップはまずないということ。ダイニングテーブルとソファは別で購入する必要があるのですが、この時注意しなければならないのが、北欧ダイニングテーブル×チェアの章でお話した“差尺“です。

ダイニング 椅子 北欧

ソファの座面高はおおよそ40cm前後、対してダイニングチェアはおおよそ45cm前後と、高さが大きく違います。北欧ヴィンテージのダイニングテーブルの場合、チェアとセットで使用すること前提で作られているため、高さは72~75cm位のものがほとんどなのです。そのため、そのままの高さでソファと合わせると差尺が大きくなりすぎてしまい、テーブルを高く感じてしまいます。

もし北欧ヴィンテージのソファとダイニングテーブルをセットで使用するのであれば、差尺の調節が必要ということを覚えておいてくださいね。

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具体的な方法としては、クッションなどを使用してソファの座面を高くするか、テーブルの脚をカットして低くするかの2種類。
それぞれのメリット・デメリットとしては、クッションで座面を高くすればダイニングテーブルのプロポーションを変えずに使用することができますが、クッションを使用することで、座ったときの安定感は少し失われてしまいます。反対にテーブルの高さの調節は、最初に脚のカットさえ行ってしまえば、その後はストレスを感じることなく過ごせますが、脚をカットすることでちょっとだけテーブルの雰囲気は変わってしまいます。またデザインによっては脚のカットが難しいこともあるので、ご希望の際はショップに一度問い合わせてみてくださいね。

日々の快適さを取るか、はたまた見た目の美しさを取るか…どちらが良いのかは個人の価値観によって変わってくるので、ご家族ともよく話し合って決めましょう。

テーブルの高さ調節なら、アンティーク家具「ラフジュ工房」におまかせ!

ラフジュ工房では、ダイニングテーブルの脚カットを有料にて承っています。
高さ調節をご希望の方はぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

詳細は下記からご覧いただけます。

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北欧ヴィンテージのダイニングテーブルを使用した、オススメのインテリアコーディネート例

ここまで、北欧ヴィンテージでダイニングテーブルのセットを作る方法についてお話してきました。
具体的にイメージが浮かんでくれば幸いなのですが、やはりコーディネートされたダイニングを見てみないと分からない…なんて方もいらっしゃいますよね。

そこでこの章では、北欧ヴィンテージのダイニングテーブルを使用したインテリアコーディネート例として、5つのお部屋をご紹介します。王道の北欧スタイルやミックススタイルなど、様々なインテリアテイストのコーディネート例をご紹介しますので、ぜひダイニング作りに参考にしてみてくださいね。

それではさっそく見ていきましょう!

北欧ダイニングテーブルとチャーチベンチをセットで使った、ナチュラルなリビングダイニング

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まずご紹介するのは、温かみのある北欧スタイル家具でコーディネートしたナチュラルなリビングダイニングです。
ダイニングテーブルには、北欧ヴィンテージのエクステンションテーブルを使用しました。拡張天板を広げれば、ホームパーティーなどの大人数でテーブルを囲むシチュエーションにも対応でき、広々とお使いいただけますよ。

北欧 ダイニング 椅子

そしてダイニングチェアは、デザイン違いの2種類のチェアとベンチを組み合わせました。チェアとベンチは、作られた時代や素材は異なるものの、木色を揃えたことでよく馴染んでくれています。
また、ベンチは折り畳み可能なタイプを選びましたので、普段は畳んでおいて来客時など必要に応じて使用したり…なんて使い方もできますよ。

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明るい木色によって、ぬくもりを感じられるこちらのリビングダイニング。心温まる楽しい時間を過ごすことができそうですね。

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お家で楽しむ本格クリスマス!ほっこり温まる北欧リビングダイニング」のPHOTO GALLERYページはこちら

伸長式の北欧ダイニングテーブルとペーパーコードチェアでのセットで作る、コンパクトなリビングダイニング

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スペースも予算も限られた二人暮らしのリビングダイニング。今は夫婦二人暮らしだからスペースのことを考えてコンパクトな方が良いけれど、将来子供が生まれた時のことを考えると…なんてサイズ選びに悩む方は、バタフライタイプのダイニングテーブルを使ってみてはいかがでしょう。

ダイニング セット 2 人 用 北欧

二人暮らしの時は片方を折り畳んだ大きさが丁度よく、子どもが生まれた時には天板を広げることで対応できますよ。

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北欧ヴィンテージのバタフライテーブルとセットで使用したのは、ペーパーコードチェア。その名の通り紙紐を編み込んだ座面が特徴で、北欧における伝統的製法のチェアの1つです。自然素材を編み込んで作られたペーパーコードチェアからは、どこか優しい雰囲気を感じられますね。

将来家族が増えてもずっと使っていけるバタフライテーブルのダイニングセットは、家族の成長を傍らで優しく見守ってくれるはずです。

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二人暮らしの始まり。狭くても居心地のいいリビングダイニング。」のPHOTO GALLERYページはこちら

ダークブラウンの北欧ダイニングテーブル×デザイン違いのチェアで作る、シックなダイニング

ダイニング テーブル 北欧 モダン

これまでは明るい雰囲気の北欧スタイルダイニングを見てきましたが、今度はちょっとシックな北欧スタイルのダイニングテーブル×チェアのセットを見ていきましょう。北欧ヴィンテージは明るい色調の家具が多い中、ちょっと珍しいビターな色合いのダイニングテーブルを使用したことで、落ち着いた雰囲気にまとまっています。

ゲートレッグ テーブル

また、ダイニングテーブルの脚はゲートレッグタイプ。テーブルのデザイン自体はシンプルながら、複雑に入り組んだ6本脚から構造の美しさを感じられます。まるでアート作品のような、洗練された印象の1品です。

ダイニングチェア 北欧 ヴィンテージ

ダークブラウンの北欧ダイニングテーブルとセットで使用したのは、デザイン違いの2種類のイス。全体的にダークな色合いで締めつつも、左手の明るい木色のイスが空間のアクセントとして効いています。似たような深い木色でまとめたくなるところですが、あえて明るい木色のチェアを取り入れたことで、空間にメリハリが生まれました。

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このダイニングでは、異なるデザインのチェアを使用していても統一感を感じられるよう、チェアとダイニングテーブルをブラウン系の色味で揃えています。色の系統を合わせたことで、程よくまとまりがありますね。北欧ダイニングテーブル×チェアのセット法についての章で、デザイン違いのチェアを組み合わせる際には色や形を合わせましょうとお伝えしましたが、色そのものを合わせなくても色の系統を合わせるだけで統一感が出ますよ。デザイン違いのチェアを使用したいと思っている方は、参考にしてみてくださいね。

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ERCOLのダイニングテーブルとチェアのセットでまとめた、和モダンスタイルのリビングダイニング

ダイニング セット 北欧 2 人

次にご紹介するのは、“畳”と北欧スタイル家具を組み合わせた、和モダンなリビングダイニング。シンプルで洗練されたデザインの北欧スタイル家具は、意外にも畳と相性がよく、すっきり馴染んでいると思いませんか?

ダイニング セット 北欧 モダン

ダイニングテーブルとチェアは、イギリスの北欧スタイル家具ブランド、ERCOL(アーコール)のものを使用しました。全体的に丸みを帯びた木のラインや末広がりの脚のデザイン、似たような木色など、同じブランドでならではの統一感を感じられますね。

ercol チェア

ちなみに、使用しているアーコールチェアは、“フープバックチェア“。シンプルなデザインではありながらも、背もたれの丸みがキュートな印象を醸し出しています。

ダイニング 北欧

また、こちらのお部屋では色合わせもポイントの1つ。畳の優しい色合いに、北欧ダイニングテーブル&チェアの明るい木色がマッチして、柔らかな空間になりました。ほっと気持ちに落ち着きをもたらす、穏やかなひとときを過ごすことができそうです。

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北欧ダイニングテーブル&チェアのセットと和家具で作る、レトロスタイルのダイニング

インテリア実例の最後にご紹介するのは、北欧スタイルのダイニングテーブル&チェアのセットに日本のレトロ家具を組み合わせた、北欧×レトロスタイルのダイニングです。

ダイニング テーブル 北欧 円形

まずダイニングテーブルは、ラウンド型のすっきりとした1品をチョイスしました。シンプルなデザインの北欧家具は、装飾を控えた素朴な日本のレトロ家具との相性も抜群です。

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ダイニングチェアには、前の章でもご紹介したアーコールのフープバックチェアと、和製ヴィンテージのチェアを使用しました。アーコールチェアは形のバリエーションもさることながら色のバリエーションも豊かで、今回のダイニングで使用したような飴色のものを選べば、木の風合いに味わいを感じられる古い和家具ともよく馴染みます。

レトロな和家具は木製の素朴なものが多いからこそ、同じく木製でシンプルな北欧家具はよく馴染んでくれるのですが、シンプルなアイテムでまとめすぎても単調になりすぎてしまいます。ここが北欧×レトロスタイルのお部屋作りの鍵でもあり、どこかにアクセントになるデザインの家具を取り入れてあげると、ぐっとバランスがよくなりますよ。

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ここでは和製ヴィンテージのチェアがアクセントになっています。洋家具由来のデザインによって程よく品の良さをプラスしてくれていますね。
レトロ家具×北欧家具で作るダイニングでは、シンプルなものばかりを選んでしまうと淡泊な印象になってしまうので、ちょっと思い切ったデザインの家具を取り入れて、インテリアコーディネートを楽しんでみると良いですよ。

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おわりに

北欧ヴィンテージのダイニングテーブルと、チェアやベンチ、そしてソファのセット術についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?この記事を読んで、組み合わせ方のコツについてちょっとわかってきたかも…!という方がいらっしゃいましたら嬉しい限りです。
選び抜いた北欧ヴィンテージのダイニングテーブルのセットで、持ち主のカラーが全面に出たこだわりの北欧ダイニング作りを楽しんでみてくださいね。
 

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