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ラフジュ店長が疑問にお答え!「天板の強度が心配です。重いものを載せても大丈夫ですか?」

こんにちは!ラフジュ工房店長の岩間守です。

今回のテーマは、「天板の強度」について。

テレビボードやサイドボード、キッチンボードやカウンターなどの商品を検討されているお客様から、

テレビを載せても大丈夫ですか?

電子レンジを載せて使うことはできますか?

といったお問い合わせをよくいただきます。

やはり実際にアンティーク家具を使うとなると、強度が心配になりますよね。

そんな方にも安心してお使いいただけるように、ラフジュ工房では天板をリメイクして強度を増している商品をたくさんご用意しています。

というよりも、テレビボード(ローボード)・サイドボードなどの天板上に何かを載せて使用する家具は、重いものを載せられない商品のほうが少ないくらいです!

なぜなら、アンティーク家具といえども、やはり日々の生活の中でしっかり使えてこそ、と思うからです。

だからラフジュのテレビボード(ローボード)やサイドボードは、重いテレビや電子レンジを載せたりなど、現代の私たちの生活に合わせた使い方ができる仕様になっています。

そうした商品であれば、ほとんどの場合は問題なくお使いいただけますよ。

ここまで徹底的にこだわっているのは、アンティーク業界の中でも当店だけだと自負しています!

ただ、それでも心配な方、あるいは「どれが天板をリメイクした家具なの?」と思う方もいらっしゃると思うので、この記事で詳しくお話ししていこうと思います!

【全部読む暇のない方へ。この記事の要点ざっくりまとめ】

①重いものを載せても大丈夫なの?
┗当店では、重さのある家電を載せて使いたい!というご要望にお応えできる品質の商品を、たくさんご用意しています。
ただ当然、「どの家具に」「どの程度の重さのものを」「どのくらいの時間」置いておくのか?にもよりますので、「この家具にこの重さのこれを載せても大丈夫なのか?」と心配に思われる方は、ぜひ事前にお問い合わせください。

②この商品なら大丈夫、という目安はないの?
┗不安な場合はお問い合わせいただくのがベストですが、判断の目安としては下記になります。
・「綺麗で使いやすい高品質リペア済」商品であること!
・テレビ台としての使用が想定される家具は、商品ページ内に【天板に○○㎏のものを載せた場合】という文言があること!
・リペア済、かつ、「天板リメイク」というワードが商品タイトルや説明文に書いてあること!

③リペア済以外の商品はどうなの?
┗リペアや加工後であれば、基本的には安心してお使いいただけます。
・「これから高品質リペア予定品」⇒ご注文後にリペアを行うので安心!
・「カスタムできるアンティーク家具」⇒お客様のご要望に応じてリメイクするので安心!
・「オーダー家具」⇒お客様のご要望に応じて新規製作するので安心!
※「今注目のストリップド(剥離)家具」⇒素材の味わい、雰囲気を重視した商品ですので、天板補強等は行っていません。
※「時代の味そのままに使える」⇒        〃

重いものを載せても大丈夫な商品と難しい商品があります

まず前提として、「重いものを載せても大丈夫ですか?」という質問に対しては、「どの家具に」「どの程度の重さのものを」「どのくらいの時間」置いておくのか、といった諸々の要素がかかわってくるため、一概にお答えすることはとても難しいです。

ラフジュ工房で扱っている商品はほとんどが一点もののアンティークなので、それぞれの家具の構造も違えば、状態もバラバラ。

そのため、なおさら「この商品は大丈夫、あの家具はダメ」などと簡単に語ることはできません。

だから、本当に「この家具にこの重さのこれを載せても大丈夫なのか?」ということが心配な場合は、個別にお問い合わせいただくのが一番です。

ただある程度、お客様にも「この商品なら大丈夫かな」と判断していただける目安というのはあるので、この記事ではその目安となるポイントをご紹介しようと思います。

お買い物の際の参考にしてみてくださいね。

それからこれも初めにお伝えしておきたいのですが、ラフジュ工房では一部の例外を除いて「きちんと使えるアンティーク家具」を掲げてやっています。

テレビボードやキッチンボードなどとしてテレビや電子レンジといった重さのある家電を載せて使いたいというお客さまのご要望にもしっかりとお応えできる品質の商品はたくさんありますので、ご安心ください!

それでは早速、天板の強度について確認していただきたいポイントをお話ししていきましょう。

テレビ台として使用したい場合には、商品ページの文言を確認

まず、天板の強度を心配されるお客様の中で非常に多いのが、「テレビを載せても大丈夫?」というパターンです。

テレビ台として使いたいけれど、うちのテレビを載せても大丈夫かしら? ということですね。

ラフジュ工房では、テレビ台としての使用が想定される家具に関しては、画像のような文言を載せています。

こちらは、横幅が900mm~1400mm前後の商品の場合です。

横幅が1500mm以上の商品の場合にはこのようになっています。

欲しい商品にテレビを載せても大丈夫かな?と心配に思ったら、まずはこれらの文章を確認してみてください。

記載の重さ以上に重いテレビを載せたい場合、あるいはそもそもこれらの文言が記載されていない商品の場合には、個別にお問い合わせください。

検討している商品番号(R-000000)と載せる予定のテレビの重さとサイズをお知らせいただけると回答がスムーズです。

(※実際の耐荷重は正確に何kgかという計測はできかねます。その点はご了承ください。)

その他の家電も「天板リメイク」という記載のある商品なら安心!

テレビ台としての使用の他に、電子レンジなどの家電を置きたいというお客様からお問い合わせをいただくこともあります。

こうした場合も厳密にはその商品次第となるのですが、ひとつの目安を提示するならば、「天板リメイク」と記載されている商品ならまず安心してお使いいただけます。

このように商品名(タイトル)に「天板リメイク」という文言が入っている場合もあれば、

こちらの商品のようにタイトルだけだと少し分かりにくい商品でも、「商品説明」欄にて

このように天板をリメイクした旨を記載している場合もあります。

こちらの商品の場合は、

このような文言になっていますね。

文言に統一性が無く、お客様には少し分かりにくいと感じられてしまうかもしれませんが、要するに「天板をリメイクしています」「天板を取り付けました」という内容が書かれていれば、当店でしっかりと強度のある天板を取り付けたということです。

商品画像を見ていただければ、しっかりと厚みのあるきれいな天板であることもお分かりいただけると思います。

当店では、商品のありのままの状態をお伝えするため、商品画像の画像編集は行っていません!ご安心ください!

はじめにもお伝えしましたが、ラフジュ工房で販売しているのは「実用できるアンティーク」です。

どんなにデザインがおしゃれで雰囲気のある商品でも、家具である以上、毎日の暮らしの中で問題なく使えなければ意味がありません。

このような考えのもと、古い家具でも現代の生活の中での使用に耐えうるものとなるよう、高水準のリペア・リメイクを施しているんです。

リペア・リメイクの技術には絶対の自信を持っていますから、どうぞ安心してお使いください。

もしそれでも不安という方がいらっしゃれば、遠慮なくご相談ください。

「天板リメイクって書いてあるけれど、本当にうちの電子レンジを載せても大丈夫?」など、どんなご相談でもOKです。

検討している商品番号(R-000000)と載せる予定のものの重さとサイズを併せてお知らせください。

ラフジュ工房の商品タイプを知っておくと、探しやすい

ここまで、天板の強度がしっかりとしているかどうかを確かめる方法として、商品ページに記載されている文言を確認してくださいね、という内容をお話ししてきました。

ただ、その前提として知っておいていただきたいのが、ラフジュ工房が展開する様々な商品タイプの違いです。

ラフジュ工房では現在、以下の6つのタイプの商品があります。

「綺麗で使いやすい高品質リペア済」(タグの色:ピンク
「これから高品質リペア予定品」(タグの色:
「好みに仕上がるセミオーダー品」(タグの色:グレー
「ラフジュ工房のオーダー家具」(タグの色:ベージュ
「今注目のストリップド(剥離)家具」(タグの色:黄色
「時代の味そのままに使える」(タグの色:
(※それぞれのタイプの詳しい説明はリンク先をご確認ください。)

これらの違いを押さえておくと、目当ての商品を探しやすくなるんです。

ここでは、「天板の強度」という視点からそれぞれの違いを簡単にご紹介しましょう。

「綺麗で使いやすい高品質リペア済」は、ここまでお話ししてきたように「きちんと使えるアンティーク」として高水準のリペア・リメイクを施した商品です。

このタグが付いた商品の中で、テレビ台やキッチンの作業台として使うことが想定されるような家具に関しては、先ほどもお話ししたようにしっかりと天板の補強を行っています。

「これから高品質リペア予定品」はお客様のご注文が入ってからリペアを施しますが、最終的には「綺麗で使いやすい高品質リペア済」と同レベルの高品質仕上げとなります。

そのため天板の補強もしっかりと行い、日常生活の中でしっかりと使えるアンティーク家具に仕上がります。

「好みに仕上がるセミオーダー品」「ラフジュ工房オーダー家具」に関しては、その名の通りお客様のご要望に応じてのリメイクまたは新規オーダー製作となるため、天板の強度もご希望通りになります。

残りの「今注目のストリップド(剥離)家具」「時代の味そのままに使える」という商品は、使い勝手よりも雰囲気を重視した商品ラインであるため、天板の補強を行っていません。

古い家具の質感をそのまま楽しみたい方や、最低限使えれば強度はそこまで気にしないという方におすすめの商品です。

つまり、天板の強度がしっかりとした商品を探す場合、完成品がすぐに欲しいなら「綺麗で使いやすい高品質リペア済」のタグが付いた商品から探すことになります。

先ほどの「天板に〇kgのものを載せた場合」や「天板リメイク」などの表記があるのも、すべてこのタグが付いた商品です。

反対に、「今注目のストリップド(剥離)家具」「時代の味そのままに使える」のタグが付いた商品は候補から外れます。

時間をかけてこだわって作るなら、「好みに仕上がるセミオーダー品」「ラフジュ工房オーダー家具」でも良いでしょう。

これはショップとしては自慢してよい点なのですが、ラフジュの商品点数はアンティーク業界の中でも日本最大級!です。

ただそうなると、お客様にとっては非常にたくさんの商品の中からお目当ての商品を探すのは楽しい一方、骨の折れる作業に感じられてしまうこともあるわけです。

なるべく効率的に欲しい商品を探すために、こうした商品タイプの違いを知っておいていただけるとよいかなと思います。

商品説明文に記載がない場合はご相談を。強度を増すためのリメイクも可能!

さて、ここまでの内容を一旦まとめると、

天板の強度がしっかりとした商品が欲しいなら、「綺麗で使いやすい高品質リペア済」のタグが付いている商品の中から探すのが早いです。

その中で気になる商品があれば、まずは「商品説明」までしっかりと確認してみてください。

天板がリメイクされている旨が記載されていれば、重いものを載せても安心してお使いいただけます。

となります。

しかしながら何事にも例外というものはあって、「綺麗で使いやすい高品質リペア済」の中にも、目安となる文言が何も記載されていない商品がある場合もあります。

そのような商品は、「このままの状態でもしっかりとした強度があり問題ない」と当店で判断したか、あるいは「天板に重いものを載せての使用は想定されない」と判断した商品です。

商品自体の品質はまったく問題なくお使いいただける良質なものであり、天板に関しては特別な補強は施していないということです。

そうした商品に重いものを載せて使いたいけれど大丈夫かしら…と心配な場合には、遠慮なくご相談ください。

商品の構造や天板の厚みなどを確認し、載せたいものを載せることが可能かどうかや天板下の引き出しや扉の開け閉めに影響がないかを確かめてご返答させていただきます。

検討している商品番号(R-000000)と載せたいもの(テレビや電子レンジなど)の重さとサイズをお知らせいただけると回答がスムーズです。

(※実際の耐荷重は正確に何kgかという計測はできかねます。その点はご了承ください。)

また、確認の結果載せることが難しいと判断された場合でも、ラフジュ工房なら強度を増すためのリメイクが可能です!

たとえば、

こちらは相馬箪笥を上下段に分けてローボードにした商品。「綺麗で使いやすい高品質リペア済」です。

そのままの状態でもしっかりとした造りだったので、天板に補強は行わずにこちらの画像のような状態で販売していました。

それを、大型テレビを載せたいというお客様のご要望で次のようにリメイクしました。

天板にヒノキ無垢材の板を取り付けて、より頑丈な仕上がりにしたのです。

天板の出も、お客様のご希望通りの12mm。このような細かな指定ができるのも、「あなたのわがままを叶えるアンティーク家具屋」を掲げる当店ならではの強みです。

どんなご要望もお任せください!

もうひとつ、リメイク実例を見てみましょう。

こちらは、「好みに仕上がるセミオーダー品」の場合です。

仕入れてきたときはこんなにボロボロの家具でも、ラフジュの高品質水準のリペアで見違えるように生まれ変わります。

こちらのお客様のご要望は、重いものを載せるのとはまた少し違いますが、天板に強化ガラスを付けたいというものでした。

天板からはみ出さないギリギリのサイズでガラス天板を作成し、木味を生かした本体とガラス天板のコントラストが美しいカウンターチェストに仕上がりました。

ギャラリーやショップなどでも大活躍の目を引く一品です。

さらに!新しい天板を上から取り付けるだけではなく、既存の天板の内側から補強を施すことだって可能なんですよ。

これなら見た目を変えずに強度をアップすることができるので、「極力デザインは変えたくないな」なんて方にも非常におすすめです。

内側から補強を入れた仕上がりはこんな感じになります。

補強材の位置・仕様については、職人がお品物の状態や元々の造りを踏まえ適宜判断させていただきますので、安心してお任せください。

なお、引き出しタイプの家具(チェスト、箪笥など)のように、引き出しと天板の間に補強を入れる隙間がない場合には、引き出しに以下のようなちょっとした加工を施させていただくことがあります。

当店では「切り欠き」と呼んでいるこの加工。

画像でご確認いただける通り、引き出しの側面が段差になっていますよね。

段差になっているこの分だけ内側に空間がうまれるので、補強材を入れてもきちんと引き出しを出し入れすることができるんです。

これらの例のように、本当に細部に至るまでお客様のご希望通りのリメイクが可能です!

完成品の中には気に入る商品が見つからない場合や、「ここがいまいちなのよね…」という部分がある商品でも、諦めたり妥協したりせずに、オーダーやセミオーダーで理想通りの家具を手に入れることができるんです!

リメイクをご希望の方はぜひお気軽に、「こんなこともできる?」とご相談ください!

ラフジュ工房のオーダー家具なら、強度もばっちり!

リメイクのみならず、自分好みの家具をイチからオーダー製作することも可能です!

たとえば、

フラップダウン扉のテレビ台や…

便利な棚付きの作業台や…

雰囲気のあるアンティーク風の水屋箪笥サイドボードなど。

アンティークの雰囲気には惹かれるけれど、正直古い家具には不安がある…という方は、ラフジュ工房のオーダー家具はいかがでしょうか。

アンティークと並べても見劣りのしない見栄えの良さと、確かな技術をもった職人による使い勝手の良い高品質な仕上がりです。

24mm厚のヒノキ無垢材の板を使用するため、強度もばっちり!

ぜひ検討してみてください。

ラフジュ工房のオーダー家具についての詳細は、以下のページをご覧ください。

ラフジュ工房オーダー家具」のページはこちら

ラフジュ店長が疑問にお答え!「ラフジュ工房オーダー家具」について」のRAFUJU MAGページはこちら

最後に

今回は、天板の強度についてお話ししました。

ラフジュ工房では、テレビや電子レンジなどの重さのある家電を載せても安心して使える商品を数多く取り揃えています。

天板の強度が心配な方は、それらの高品質リペア済みの商品の中から気になる商品を探してみてください。

ただし、記事の中でもお話ししたように、どんな家具にどのくらいの重さのものを載せるのか?というそれぞれの状況によって、一概に「大丈夫です!」と言い切ることはできません。

商品ページに記載されている文言や画像を参考にしながらご判断いただくか、心配であれば個別にお問い合わせください。

その都度、該当商品を確認してお答えさせていただきます。

また、家具の実物を確認したいという場合には、実店舗にてご案内が可能です(※要予約)。

実店舗での商品見学をご希望の方は、詳しくは下記のページをお確かめのうえご予約ください。

こちらのページで実店舗についてご紹介しています。

ラフジュ店長が疑問にお答え!「ラフジュの店舗に行ってみたいけど、想像よりショボいショップだったらどうしよう…」のRAFUJU MAGページはこちら

 

店長あいさつのページもぜひご覧ください!

店長あいさつのページでは、店長の来歴や古い家具に対する想いについてお話しています。
ラフジュ工房を始めた経緯もイラストで分かりやすくまとまっているので、ぜひ一度覗いてみてください。

 

「店長あいさつ」のページはこちら

 

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