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ラフジュ店長が疑問にお答え!~建具の初心者講座・お問い合わせ&ご注文編~「ラフジュで建具を注文するときには何を伝えればいいの?」

こんにちは!ラフジュ工房店長の岩間守です。

前回の店長ブログでは建具の初心者講座、基礎知識編をお届けしました。

建具の基本も分かったし、早速気になっている建具について購入の相談をしたい!と思ったけど、事前に自分で調べておくことって何かあるのかな?

ということで、今回は「お問い合わせ&ご注文編」と題して、実際に当店の建具をご購入いただくにあたって、事前にお教えいただきたい点をまとめてみました!

この記事は、ご自身で建具のご注文~取り付けまで、一通りを行っていただく方に向けての記事です。そもそも、取り付けなど専門的なところは全て業者に頼んである、という方は以下の必要事項も業者が確認することになるかと思いますので、ご参考程度にお読みいただけたら嬉しいです。

 取り付けに協力してくれる工務店・建具屋はいますか?

冒頭でちょっと触れましたが、建具のご購入に関しては取り付けを「専門の業者にやってもらう」のか、それとも「自分でやる」のか、それ次第でお客様ご自身に確認していただきたい内容も変わってきます。

というか、工務店や建具屋などの専門業者に依頼してあるということであれば、当店の担当スタッフが直接業者と打ち合わせをさせていただくということが可能ですので、

取り付けたい建具はもう決めてあるけど、寸法や加工の話なんかはわたしに聞かれてもよく分からない…。素人のわたしが話すよりも、プロどうしでやり取りしてくれないかな~。

なんて場合には、当店からお客様にお願いしてやっていただかなければならないことは、ほぼほぼないと考えていただいて大丈夫です。

ですが、

業者にお願いするとその分お金もかかるし、一応男手もあるからできれば自分たちで取り付けたいんだよね。

アンティークの建具を取り付けたいといったら、どこの業者にも断られちゃった。こうなったら自分でやるしかない!

というように、やむにやまれぬご事情などで「なんとか自分で…」とお考えの方。

そのような方には、以下の2点を当店へ最初にお問い合わせいただく際か、もしくはご注文後の担当スタッフとのお打ち合わせの際に、予めお教えいただくようお願いしています。

この2つは必ずご確認ください!

・いつまでに必要?納期を教えてください

・どこにどう取り付ける?設置場所・仕様を具体的に教えてください

お客様からいただいたこれらの情報を基に、担当スタッフがより詳細な部分のご相談をさせていただきます。お品物を仕上げるにあたって不可欠なことばかりですので、特に設置場所や建具の仕様については、できるだけ具体的にお伝えいただけるとありがたいです。

いつまでに必要?納期を教えてください

さて、まず第一にご確認をお願いしたいのが納期です。

皆さんに最初にお伝えしておきたいのですが、当店では建具・家具のリペアや加工をご依頼いただいた場合、通常は約2ヶ月ほど作業のお時間をいただいています。

また、実際に作業に入るまでにもお見積り(※必要な場合)、加工内容同意書の取り交わしなどの工程がありますし、そもそも建具のように大きな商品となると、配送にかかる日数も多めに見ていただく必要があります。

そのため、納期についてはある程度余裕をもってお問い合わせ・ご注文いただくことを、強くオススメします。

しかし!

そんなに時間がかかるものだなんて、全然知らなかった…。実は納期がかなりシビアで、2ヶ月も待っていられないんだよね。無理は承知だけど、どうにか2週間ぐらいで仕上げてもらうことはできないかな?

もしも、お問い合わせ・ご注文いただいた時点で既に時間的な余裕がない!という場合。

そんなときにも、まずはいったんご希望の必着日をお教えください。

実は、お届け先のご住所・お品物と仕上げの内容などによっては、短縮納期でのご対応が可能な場合もあるんです。

実現可能な必着日か否か、ご相談いただけたら担当スタッフが迅速に確認させていただきますので、納期でお悩みの際にはまずは一度ご相談くださいね!

ただその場合、別途追加で特急料金がかかる可能性はあります。職人が休日返上のフル稼働で、お客様のお品物を最優先に仕上げる。ということを汲んで、特急料金については何卒ご理解いただけたらありがたいです。

どこにどう取り付ける?設置場所・仕様を具体的に教えてください

納期の確認が取れたら、お次はいよいよ建具の設置場所・取り付ける際の仕様など、具体的な点の確認に入っていきます。

その中でも我々が特にお教えいただきたいのが、

この8つが特に重要な確認事項になります!

・高さや幅、寸法(サイズ)はどうするのか?

・設置場所は屋内なのか?屋外なのか?

・鍵や取っ手など、各種金具の取り付けはどうするのか?

・戸枠は必要なのか?

・開く向きはどうするのか?(※開き戸のみ※)

・化粧面の向きはどうするのか?

・引き込むのか?引き込まないのか?(※引き戸のみ※)

・レールの本数・形状はどうなっているのか?(※引き戸のみ※)

の8点です。

そ、そんなにたくさん確認しないといけないことがあるの?建具を取り付けるのって、思っていたよりも大変なのね…。

そうなんです、建具を取り付けるには事前の確認作業が必須なんですよ。

だからこそ、当店でもできる限りのサポートはさせていただいていますが、やはり業者に取り付けてもらうのが一番確実でスムーズだというところだけはご理解いただいた上で、ご自身での取り付けをお試しいただければと思います。

◆高さや幅、寸法(サイズ)はどうするのか?◆

さて、皆さんこの記事をお読みいただいている時点で、設置場所の寸法の計測はもうお済みでしょうか?

ご購入された建具をご希望の設置場所におさめるためには、寸法の狂いは命取り。

きちんと正しい測り方で、正確な寸法を出さなければなりません。

元々あった建具をどかして新しい建具を入れるんだから、元の建具のサイズを測ればいいんでしょ?簡単簡単!

なんて思われた方、それは大きな間違いですよ!

建具を今ある枠の中におさめたいなら、最も重要なのは「開口部」の寸法です!元々の建具の寸法だけ測ればいい、というわけではありませんので、ご注意ください。

特に引き戸は引き方によって、開閉時に複数枚の建具が一部重なり合うことがあります。

引き戸は重なったときの見え方も計算してそれぞれ作られているため、面倒だと思わずに必ず「設置場所の開口寸法」を測ってくださいね。

正しい計測の仕方については、次回の店長ブログで改めてご紹介させていただきたいと思います。「測り方がよく分からない」という方は、次回の記事をご参考ください!

◆設置場所は屋内なのか?屋外なのか?◆

そして次に重要なのが、建具を設置したい場所は屋内なのか屋外なのか、という点です。

当店で取り扱っている建具のラインナップをご覧いただくとピンとくるかもしれませんが、実は多くが屋内用の建具なんです。

そのため、建具の設置場所が屋外だった場合(玄関ドアなど)には、必ず外部用塗装の有無の確認をさせていただいています。

外部用塗装?なにそれ?

外部用塗装とは、屋外での使用にも問題なく対応できるように、専用の塗料を建具に塗って仕上げることです。

屋内用の建具はそのままの状態では太陽光に弱く、使い続けるうちに色褪せを起こしてしまう可能性が非常に高いです。

また、表面にウレタン塗装が施してある場合には、劣化から塗装部分がパリパリと割れてきてしまったり…なんてことも。

例えば、ディスプレイとしてお使いいただくということであれば問題ないかもしれませんが、実用をお考えなら外部用塗装をせずにお使いいただくのは、全くオススメできません。

◆鍵や取っ手など、各種金具の取り付けはどうするのか?◆

開き戸であっても引き戸であっても、実用品としてお使いいただくのであれば、鍵や取っ手・ラッチなどの各パーツが必要になってきますよね。

「設置場所は屋内だから鍵はいらない」であったり、「取っ手を交換してほしい」などなど、建具を実際にお使いいただく上で必要な金具の有無についても、予めご確認をお願いします。

当店ではご希望であれば、お客様からご支給いただいた金具を取り付けることもできますので、「他店で素敵な取っ手を見つけた!」なんて方は、ぜひご遠慮なくご相談くださいね。

ちなみに開き戸をご購入いただいた場合、かつお客様ご自身で建具を取り付けていただく場合には、丁番(ちょうばん)は当店にて調整して仕上げさせていただくことが可能です。鍵やラッチなど、その他金具についても前述の通りご対応が可能ですが、その場合元々の建具(お客様宅の建具)&それが取り付けられていた戸枠の、どこに各金具が付いていたのか?それぞれの位置と詳細な寸法が必要となります。予めご了承ください。

◆戸枠は必要なのか?◆

さてさて、建具を取り付けるには大前提として、「戸枠」が設置されていなければなりません。

「今ある戸枠をそのまま利用する」ということであればいいのですが、そうではない場合には建具本体に合わせて戸枠も製作する必要があります。

お客様からのご依頼があれば、当店にて建具の雰囲気にぴったり合った戸枠を製作しますので、ご希望の際にはその旨併せてお申し付けくださいね。

◆開く向きはどうするのか? (※開き戸のみ※)◆

建具が開き戸の場合には、その開く向きも重要なチェックポイントになります。

右開き・左開きどちらにするのかはもちろん、内開きなのか外開きなのか、はたまた両開きなのか?ご確認いただく必要があります。

元々あった建具を取り外して、残ったドア枠に当店でご購入された建具を取り付ける、ということであれば、おのずと以前使用されていた建具と同じ開き方になるかと思います。もし「いまいち分からない…」という方がいらっしゃったら、上の画像をご参考にご確認くださいね。

◆化粧面の向きはどうするのか?◆

建具の向きに関連してもう1点。

化粧面を室内・室外どちらに向けるのか?これもしっかり考えておかなければなりません。

化粧面??また聞いたことのない単語が出てきたよ~。


建具には表と裏の2面がありますよね。

簡単にいってしまうと、「より見栄えがいい方=化粧面」なんです。

あまり気にしたことはない、という方がほとんどかもしれませんが、例えば建具をリビングの入り口に取り付けて廊下との仕切りにしたいなら、一般的にはリビングにいて目に入る方を化粧面とすることが多いです。

2面どちらから見ても見栄えのいい建具も中にはありますが、基本的には化粧面ではない・裏とされる側の面には、あまり凝った装飾を施したりはしません。

建具を選ぶ際には、そういった点も念頭に置いて見てみるといいでしょう。

◆引き込むのか?引き込まないのか? (※引き戸のみ※)◆

また引き戸については、まず「引き方」をどうするのか?という点を確認していただきたいです。

本当にざっくりとした分類になりますが、引き戸の引き方にはこのようなタイプがあります。

重要なのは、「引き込む」のか?「引き込まない」のか?

画像でご確認いただける通り、引き込む場合は壁の中に建具がすっぽり収納されるイメージなので、またちょっと勝手が違ってくるんです。

当然、実用いただく上で必要な加工内容も変わってきますので、この点については第一にご確認をお願いしたいところです。

 ◆レールの本数・形状はどうなっているのか? (※引き戸のみ※)◆

そして忘れてはいけないのが、建具設置場所のレールはどうなっているのか?という点。

レールの本数・形状によって、必要な建具の枚数や建具下部の溝の加工、戸車の形はどうするのか…などなど、取り付けにあたって肝となる部分が決まります。

和室であればレールはなく、敷居に直接溝が掘ってあることが多いかと思いますが、その場合でもやはり敷居の溝がどんな形状になっているのかは、確認しなければなりません。

そんなこといわれても、素人目にはなんとなく凹み方が違うのかな?ぐらいしか分からないよ。

などとお困りの方。

ご自身でのご判断が難しいという場合でも、どうぞご安心くださいね。

設置場所の写真を撮って、当店担当スタッフへメールにてお送りいただければ、専門知識豊富なスタッフが画像を確認、お客様のご希望の建具を取り付けるために必要な事項をチェックさせていただきます。

当店スタッフが判断をさせていただくにあたって、お送りいただきたいのはこんな画像です。


【これはV型】


【これは丸型】


【これは平型】


上記のようなレールの形が分かる画像、加えて全体を写した画像と上部の寄りの画像があればバッチリです。

お手数かとは思いますが、どうぞご協力をお願いします!

さらに当店では「簡単建具オーダーシート」という、お教えいただきたい事項が一目で丸わかり!な便利なものもご用意しています。

【各確認事項ごとに、このようなシートをご用意しています】

画像とオーダーシートの合わせ技で、我々もお客様も目で見て確認しつつお打ち合わせを進めていくことができるので、お互いの認識のズレを防ぐことができるんです。

休題

今回は、当店の建具をご自身でご注文~取り付けまでご検討されている方々に向けて、その場合当店スタッフへ何をお伝えいただきたいのか?という点をご説明しました。

最低限、ここに書かせていただいた要点をお教えいただけたら、我々もその分精一杯お手伝いさせていただきます!お手数ではありますが、ぜひご協力をお願いします。

しかしながら今一度いわせていただきますと、「建具をプロの助力なしに自分たちだけで取り付ける」というのは、決して簡単なことではありません。

最初の方でも少し書かせていただきましたが、専門業者にお願いしてしまうのが一番簡単で確実なのは間違いないです。

というのも建具は木製品ですから、たとえ寸法などきっちり測っていただいた場合でも、気温や湿度の変化で反りが出てしまいうまく枠に入らない…なんてことも、ないとはいえないんです。

もしもそうなった場合、結局は業者を呼んでどうにかしてもらわざるを得ず、二度手間になってしまいかねません。

ですので、

・建具を自分で取り付けるには、事前の丁寧な確認作業が必須!

・取り付けの段階で万一何らかのトラブルが発生しても、その場ですぐに助けてくれる人がいない

・そもそも建具の取り付け自体、不慣れな人には骨が折れる作業

ということをしっかりご理解いただいた上で、ご判断いただけたらと思います。

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