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ヴィンテージローテーブル アンティーク家具について

ヴィンテージ・レトロなローテーブルを徹底解説!インテリア別に紹介

“ヴィンテージのローテーブル、あるいはレトロなローテーブルで、雰囲気のあるリビングコーディネートを楽しみたい!”この記事にたどり着いた方の中には、そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回のRAFUJU MAGは、ヴィンテージ(ビンテージ)好きの方々に向けたローテーブルの選び方について詳しくご紹介していきたいと思います!ヴィンテージが好き、そしてセンターテーブルを探しているという方は、要チェックですよ。
加えて、ヴィンテージローテーブルと合わせて押さえておきたいレトロローテーブルについても、記事の後半でご紹介しています。レトロスタイルのリビングにぴったりなローテーブルをお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、さっそくヴィンテージローテーブルから見ていきましょう。

ちなみに、今回お話していくソファ前で使用するヴィンテージ・レトロテーブルですが、いざ探してみると「ローテーブル」や「センターテーブル」、「リビングテーブル」といった様々な名称で呼ばれていたりしますよね。しかし、これら3つは名前こそ違うもののそれぞれが示すものに違いはなく、全てローテーブルの別名といっても良いものなのです。
とはいえ各ショップで呼び方が異なっているので、「ローテーブル」以外にも「センターテーブル」「リビングテーブル」というキーワードも加えて探すことで、選択肢を増やすことができますよ。

ヴィンテージローテーブルは2つのテイストに分けられる!

ヴィンテージセンターテーブル

ひと口にヴィンテージセンターテーブルといってもそのデザインは様々で、実はテイスト別に2つのタイプに分けることができるのです。

1つはスタイリッシュなデザインと木の温かみが特徴の、「北欧スタイルのヴィンテージローテーブル」。そしてもう1つは無骨でクールなデザインが特徴の「鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブル」です。どちらも「ヴィンテージ」と呼ばれるテイストのセンターテーブルですが、かなり雰囲気が違っていますよね。

そこでこの記事では、北欧スタイルのローテーブルと、鉄脚×古材天板のローテーブルをそれぞれ分けてご紹介していきたいと思います。まずは北欧スタイルのヴィンテージセンターテーブルから目を通していきましょう。

北欧スタイルのシンプルモダンなヴィンテージローテーブル

温かな木の風合いとシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴の、北欧スタイルのヴィンテージローテーブル。でも、そんな北欧スタイルのヴィンテージローテーブルは、北欧諸国以外でも作られているってご存知ですか?

この章では北欧スタイルのヴィンテージローテーブルの国別デザインをはじめとして、インテリアコーディネート例や価格について見ていきますよ。それではさっそくデザインから説明したいと思います!

北欧家具の本場、デンマークのヴィンテージローテーブルのデザイン

デンマーク ロー テーブル

まずご紹介するのは、北欧諸国の中でも家具大国として知られる、デンマークのヴィンテージローテーブル。
デンマークヴィンテージのローテーブルは、ほっそりとした木のライン、そして直線を基調としたフォルムが特徴的で、シャープで洗練された印象が際立ちます。
他国で作られた北欧スタイルのヴィンテージローテーブルも基本的にシンプルなデザインではありますが、その中でもデンマークヴィンテージはよりすっきりとしたデザインのローテーブルが多いのです。

リビング ロー テーブル 北欧
伸縮 ロー テーブル 北欧

またデンマーク製のヴィンテージローテーブルは、他国で作られた北欧スタイルのヴィンテージローテーブルより機能性に秀でたものが多いことも特徴の1つ。
例えば、センターテーブルとしては珍しい天板の拡張が可能な造りであったり、中にはローテーブルとしてもハイテーブルとしても使用できるような高さ調節が可能な大変珍しい構造のものもあるんですよ。見た目もこだわりたいけれど、機能性もよくばりたい!という方にぜひおすすめしたいのが、デンマーク製のヴィンテージローテーブルです。

そして、ヴィンテージショップなどで販売されているデンマーク製のローテーブルの中には、インテリア界の巨匠と呼ばれる家具デザイナー達のものもありますよね。例えば、ハンス・J・ウェグナーやカイ・クリスチャンセン、アルネ・ヤコブセンなど。彼らのようなデザイナーのヴィンテージローテーブルは、現代でも通ずるようなクオリティの高いデザインのものばかりで、生活空間により洗練された雰囲気をもたらしてくれますよ。よりハイセンスなリビングコーディネートを、とお考えの方はぜひデンマークの巨匠デザイナー達の作り上げたセンターテーブルを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

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イギリス代表!北欧スタイルのヴィンテージ家具ブランド&センターテーブル

北欧スタイルのヴィンテージローテーブルを語る上で、欠かすことができないのがイギリスで生まれた北欧スタイル家具ブランド。イギリスでは1950~1980年にかけて、北欧デザインの影響を受けた家具ブランドが急成長しました。ここでは、そんなイギリス生まれの北欧スタイル家具ブランドの中でも、主要な4つのブランドについてご紹介したいと思います。

豊富なシリーズ展開が魅力!G-PLAN(ジープラン)のヴィンテージローテーブル

ジープラン テーブル

最初に紹介するのが、多彩なデザインラインナップが魅力のG-PLAN(ジープラン)。1952年にイギリスの老舗家具メーカーであるE.GOMME社が生み出したブランドです。G-PLANは多彩なシリーズを展開しているため、同じブランドであっても雰囲気が少し異なる北欧デザインを楽しめるということが特徴です。

そんなG-PLANのヴィンテージローテーブルで注目すべきは、凝った脚のデザイン。脚のデザインによってローテーブルの雰囲気が大きく変わってきます。

g-plan テーブル

例えば、左のQuadrilleシリーズのローテーブルは直線で構成された特徴的なデザインの脚が、洗練されたモダンな雰囲気を醸し出しています。同じ木色を活かしたデザインの脚でも、角ばった太脚の中央のローテーブルからは素朴な雰囲気を感じられますね。
また木目を活かしたデザインの脚だけでなく、右のTola&Blackシリーズのセンターテーブルのような、ブラックカラーと真鍮メッキを組み合わせたクールなデザインの脚もありますよ。

いま紹介したものの他にも、様々なデザインのローテーブルがありますので、ぜひ当店の商品一覧から、G-PLANのヴィンテージローテーブルをチェックしてみてくださいね。

ローテーブル×G-PLAN」の商品一覧はこちら

G-PLANについてのもっと詳しい記事はこちらから

モダンなイギリスヴィンテージ家具代表。G-PLANの歴史とデザイン」のRAFUJU MAGページはこちら

遊び心溢れるデザイン!NATHAN(ネイサン)のヴィンテージローテーブル

ネイサン テーブル

次に紹介するのが、1916年に創業した老舗ブランド、NATHAN(ネイサン)。
ネイサンの作る北欧スタイル家具は、曲線で構成された個性溢れるデザインが特徴です。独特のフォルムからは、ネイサンならではのユーモアを感じられますね。
北欧スタイルのヴィンテージローテーブルの中でも、ぱっと目を惹くような存在感のあるものを、とお考えの方はネイサンのヴィンテージローテーブルがおすすめですよ。

無駄を削いだシンプルデザイン!A.H.McIntosh(マッキントッシュ)のヴィンテージローテーブル

マッキントッシュ テーブル

次に紹介するのは、イギリス生まれの北欧スタイル家具ブランドの中でもいち早く北欧デザインを取り入れた、A.H.McIntosh(マッキントッシュ)。マッキントッシュの作る北欧スタイル家具は、全体的に細身なフォルムかつ際立ってシンプルものが多く、すっきりと洗練された印象を強く感じられます。先程ご紹介したデンマークのヴィンテージローテーブルに最も近いデザインと言えますので、デンマークヴィンテージがお好きな方はマッキントッシュのヴィンテージローテーブルの中にも気に入るものがあるかもしれません。

北欧 ロー テーブル 中古 

ただここで1つ押さえておきたいのが、デザインや素材、構造における質の高さに定評があるマッキントッシュの家具は、G-PLANなどの他のブランド家具と比べると希少性が高いということ。各国にコレクターが存在するとも言われる程ですので、気に入ったものを見つけたらご購入の決断は早めにしていただいた方がよいかもしれません。

優しい雰囲気が魅力!ERCOL(アーコール)のヴィンテージローテーブル

アーコール ロー テーブル

最後にご紹介するのが、1920年に創業したERCOL(アーコール)社。ERCOLの作る北欧スタイルのヴィンテージセンターテーブルは、丸みを帯びたシルエットから優しい雰囲気のものが多いことが特徴です。そしてデザインはシンプルでクセのないものが多いので、北欧スタイルのお部屋だけではなく、ナチュラルスタイルのお部屋など幅広いインテリアスタイルによく馴染んでくれますよ。

また、アーコールはチェアやソファでも有名なブランドでもあります。そのためアーコールであれば、ソファとローテーブルを同じブランドで揃えてソファ周りをトータルコーディネート!なんてこともできますよ。アーコールのソファとローテーブルで、統一感のあるリビングコーディネートをお楽しみいただくのもおすすめです。

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ミッドセンチュリーといえば?アメリカのヴィンテージ家具ブランド&デザイナー

ローテーブル おしゃれ 北欧

次にご紹介するのは、アメリカ生まれのミッドセンチュリーなヴィンテージローテーブル。北欧スタイルもミッドセンチュリースタイルも同時期に流行したインテリアスタイルのため似たようなモダンな雰囲気を持っています。北欧スタイルがお好きな方は、ミッドセンチュリースタイルのローテーブルの中にも、気に入るものがあるかもしれません。

lane テーブル

アメリカヴィンテージのセンターテーブルといえば、よく見かけるのがLANE(レーン)社製。
丸みを帯びた細脚に、脚先のみ濃い色味に切り替わったデザイン、そして天板は濃い色味と薄い色味の木を組み合わせた模様が入った、木肌を活かした遊び心溢れる装飾が魅力です。カジュアルなヴィンテージローテーブルをお探しの方は、LANE社のローテーブルも合わせてチェックしてみてくださいね。

また、ミッドセンチュリースタイルのアメリカ家具といえば、HermanMiller(ハーマンミラー)やKnoll(ノール)といったブランドによるもの、またイームズやジョージネルソンといったデザイナーの作品も有名です。先程デンマークのヴィンテージローテーブルの章で、著名なデザイナーのヴィンテージローテーブルについてご紹介してきましたが、こういったアメリカにおける有名デザイナーの作るヴィンテージローテーブルも、長く愛される優れたデザインのものが多いのです。
ハイクオリティなミッドセンチュリースタイルのヴィンテージセンターテーブルをお探しの方は、ブランドやデザイナーズのセンターテーブルにも注目してみてくださいね。

日本で有名な北欧家具スタイルの家具ブランド&デザイナー

天童 木工 ロー テーブル

最後にご紹介するのが、日本製の北欧スタイルのヴィンテージローテーブル。
ミッドセンチュリー期の日本の家具の中にも、北欧スタイルに似たヴィンテージローテーブルを見つけることができますよ。

カリモク ローテーブル

代表的なブランドは、ミッドセンチュリー家具の黄金期である1960年代頃の家具デザインを踏襲したカリモク。また、形成合板の技術をいち早く取り入れたことで、繊細な曲面を持つデザイナー家具製作を可能にし、この技術を認めたデザイナーや建築家とのコラボ作品が魅力の天童木工も有名です。そして飛騨高山の地に古くから根付く木工技術と豊富な森林資源を元に、上質な木製家具を製作する柏木工や飛騨産業なども日本の北欧スタイル家具ブランドです。
当店でもこういった日本の北欧スタイル家具ブランドのセンターテーブルの取り扱いがありますので、気になった方はぜひ一度覗いてみてくださいね。

ガラス?木材?タイル?ヴィンテージセンターテーブルのイメージの決め手は天板の材質

ロー テーブル 木製 北欧 

北欧スタイルのローテーブルを選ぶ際に、注目したいのが天板の材質。一番多いのは木製天板ですが、北欧スタイルのヴィンテージローテーブルの場合、木以外の素材を使用した天板も多く見られます。天板の材質によって、見た目における雰囲気の違いはもちろん、実使用におけるメリットやデメリットもそれぞれ異なるため、材質選びは意外にも大事な要素になってくるんですよ。

ここではプレーンな木製天板と、ガラス天板、そしてちょっと変わり種としてタイル天板の3つをご紹介していきます。

ナチュラルな魅力溢れる木製天板のヴィンテージローテーブル

ロー テーブル 木 北欧

木製天板の特徴といえば、まず木という素材ならではの温かみを感じることができること。また色合いや木目の違いによって、シックにもナチュラルにも、幅広くテイストを変えることができるのも魅力です。

そんなウッド天板の雰囲気を左右するのは木の材質。北欧スタイルのヴィンテージローテーブルでよく使用される材は、チーク材、ローズウッド材、オーク材の3種類で、それぞれ木色や木目に違いがあるので、比較しながら見ていきましょう。

ロー テーブル 木製 北欧 

まずチーク材は、北欧スタイルのヴィンテージ家具では最も多く使用される素材。チーク材を使用したヴィンテージローテーブルは明るい色調のものが多く、お部屋に温かな雰囲気を添えてくれますよ。チーク材は木目が繊細で主張があまり強くないため、上品にもカジュアルにもお部屋の雰囲気を選ばず取り入れやすいのが、チーク材製のヴィンテージローテーブルです。

ロー テーブル 無垢 北欧 

オーク材はイギリスアンティークなどによく見られる材ですが、北欧スタイルのヴィンテージ家具にも使用されていることがあります。オーク材はもとは白っぽい木色をしていますが、北欧スタイルのヴィンテージの場合は、チーク材と同様に明るい色合いに仕上げられることが多い素材です。
オーク材とチーク材の違いとしては木目の表情。木目が繊細なチーク材と比較すると、オーク材は大胆な木目が表れることからラフな印象がありますよ。北欧スタイルのヴィンテージローテーブルの中でもカジュアルな雰囲気のものを、とお考えの方はオーク材製のヴィンテージローテーブルがおすすめです。

北欧 ヴィンテージ ロー テーブル 

ローズウッド材は、チーク材・オーク材と比べるとぐっと深い色合い。ダークブラウンの艶やかな木肌はシックな雰囲気を醸し出します。落ち着いた雰囲気で高級感のあるヴィンテージローテーブルが欲しいという方にはおすすめの木材です。

使用されている木材によってローテーブル全体の雰囲気が大きく変わりますので、木製天板を選ぶ時には、材の種類にも注目してみてくださいね。

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ロー テーブル 北欧 ミニ 

なお、ウッド天板は仕上げ塗装に応じて、使い方における注意点が異なります。
オイルやワックス仕上げの場合は、熱や水気、傷に注意するようにしましょう。
ウレタンやニス、ラッカー仕上げの場合には、強度や耐水性がありますので、現代の家具同様にご使用いただくことができます。
仕上げ塗装における使い方における注意点やお手入れについては、「アンティークローテーブルの選び方を総特集!デザインの違いを大解説」の記事で紹介していますので、確認してみてくださいね。

モダンな印象がおしゃれなガラストップのヴィンテージローテーブル

ガラス ローテーブル

ガラス天板のローテーブルの場合には、よりモダンな印象をお楽しみいただけます。クールで洗練されたお部屋作りにはガラストップのセンターテーブルがぴったりですよ。

ロー テーブル 北欧 小さい 

また、ガラス天板は上から見た時に天板越しに床が見えるため、お部屋を広く見せられることも魅力です。マンションやアパート住まいでお部屋があまり広くない、できるだけお部屋を広く見せたい、という方にぜひおすすめしたいのがガラストップの天板です。
ただガラストップのヴィンテージローテーブルの場合、ご使用の際割れや傷付きなどに注意する必要があります。特に小さなお子様がいらっしゃる場合はどうしてもこういった問題が起きやすくなりますので、吟味が必要かもしれません。

ガラス センターテーブル

ガラス天板のお手入れは、まず水拭きをして、その後乾拭きで仕上げると拭き跡が残らずにきれいに仕上がります。マイクロファイバーのクロスを使用するのもおすすめです。
万一取れにくい汚れがついてしまった場合には、ガラス用クリーナーを使用して磨きます。洗剤の中には、ガラスと相性が良くない薬品が含まれているものもありますので、必ず”ガラス専用”を選んでくださいね。

レトロな柄が愛らしいタイルトップのヴィンテージローテーブル

タイル ローテーブル

次に、北欧スタイルのヴィンテージセンターテーブルならではとも言える、タイル天板をご紹介します。タイルトップのヴィンテージローテーブルは、タイルの模様や色合いが、どこかレトロな雰囲気のものが多く、素朴な愛らしさを感じられますよ。

ロー テーブル おしゃれ 北欧 

また、タイルの模様は非常にバリエーション豊か。小花柄の繊細なデザインや、同じ花柄でも抽象的に描いたモダンなデザイン、あるいは柄無しのシンプルなデザインなど様々なデザインがあります。

ローテーブル ヴィンテージ 安い

そして天板をタイルが華やかに彩りつつも、テーブル自体のシルエットはシンプルなものが多いことが、タイルトップのヴィンテージローテーブルの特徴の1つ。シンプルなお部屋にちょっとだけアクセントが欲しいという場合には、タイルトップのヴィンテージローテーブルがぴったりですよ。
そんなタイルトップのヴィンテージローテーブルは、他の材の天板と比べて価格が安めの設定であるということも嬉しいポイントですね。

北欧 ロー テーブル 中古 

タイル天板のメリットとしては、まず水や熱に強いこと。水滴のついたコップや、熱いカップなども直接テーブルに置くことができます。反対にデメリットとしては、タイル天板は凹凸があるため書き物などには適さないということです。そういったちょっとした作業をローテーブルで行いたいとお考えの方は木製・ガラス製の天板をおすすめします。

センター テーブル おしゃれ 北欧 

タイル天板については、特別なお手入れは有りませんが、目地と呼ばれるタイルとタイルの隙間は汚れを放置すると取りにくくなるので、天板を拭くときにはこの部分もきちんと拭くようにしましょう。

選択肢を広げるヒント!北欧スタイルのヴィンテージローテーブルにおすすめの家具2選

ここまでは北欧スタイルのヴィンテージローテーブルについて、国別にデザインの違いを見てきましたが、この章では北欧スタイルのヴィンテージローテーブルの選択肢をもう少し広げるために、2つのテーブルをご紹介したいと思います。実は、ここでご紹介するテーブルはローテーブルとして作られたものではないのですが、実はソファ前に置いても使いやすいのです。

色々なデザインの北欧スタイルのヴィンテージセンターテーブルを見た上で、好みの1品を選びたいという方は、ぜひこの章も合わせて目を通して見てくださいね。

組み合わせ自由!3つで1セットのヴィンテージネストテーブル

ネスト テーブル ロー テーブル 

まずご紹介するのが、複数のテーブルが入れ子式になった「ネストテーブル」。大・中・小3つのテーブルによる構成が定番ですが、1つの大テーブルに2つから4つの同じ大きさの小テーブルが納まる構成のものも見られます。

北欧 ロー テーブル 折りたたみ 

ソファの前に3つ並べて使用したり、1つはローテーブルとしてソファの前で、他はソファの横でサイドテーブルとして使用したり、あるいは飾り台やベッド脇でサイドテーブルとして使用したり…複数個で1セットのネストテーブルは、生活スタイルに合わせて様々な使い方をお楽しみいただけるのが魅力です。

ローテーブル コンパクト

また入れ子式のネストテーブルは、大テーブルの中に小テーブルを格納しておくことも可能です。普段はしまって置いて必要に応じて引き出して使用すれば、使わないときにはリビングをすっきりとした印象を保つことができますよ。ソファ周りの空間を有効活用したいという方にもネストテーブルはおすすめですよ。

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便利な収納付きのヴィンテージソーイングテーブル

センターテーブル 収納

次にご紹介するソーイングテーブルは、「ソーイング」というその名の通り、元は裁縫をするための作業台として作られたもの。

センターテーブル 引き出し

ソーイングテーブルの多くは、裁縫道具をしまっておくために天板下に収納スペースが備わっています。ローテーブルとして使用する際には、この収納スペースは郵便物やテレビのリモコンといった、細かいものの収納に活躍しますよ。天板の上を整頓された印象に保ちたいという方には、ソーイングテーブルがおすすめです。

ローテーブル かわいい

また天板を拡張できるものも多く、さっと広げればローテーブルを囲める人数が増えるため来客時などに重宝します。作業時などにも手元のスペースを広く確保できるため便利ですよ。
さらに高さは50cmから65cm位までのものが多く、作業の際に使用しやすい高さのセンターテーブルでもあります。ソファに腰掛けて書き物をしたりパソコンで調べ物をしたりといった、ちょっとした作業をしやすいセンターテーブルが欲しいという方にも、ソーイングテーブルはおすすめですよ。

北欧スタイルのヴィンテージセンターテーブルを使用したインテリア紹介

ここまで、北欧スタイルのヴィンテージローテーブルのデザインを、定番から変わり種まで広くご紹介してきましたが、欲しいデザインは定まってきましたか?

デザインについて分かって来たところで、今度は北欧スタイルのヴィンテージローテーブルのインテリアコーディネート例をご紹介したいと思います。ここでは北欧スタイルのヴィンテージローテーブルを使用したお部屋を3つ取り上げていきますので、お部屋に取り入れた際のイメージを膨らませて見てくださいね。

ぬくもり溢れる北欧スタイルのヴィンテージローテーブルコーディネート例

ロー テーブル リビング

まずご紹介したいのが、G-PLANのヴィンテージローテーブルを使用した北欧スタイルのリビングダイニング。リビングもダイニングも、明るい木色の家具で揃えたことで、温もり溢れるお部屋になりました。

北欧 丸 ロー テーブル 

こちらのお部屋でローテーブルとして使用したのは、ガラストップのセンターテーブルです。木製家具を多く用いた部屋の中で、ガラス素材がアクセントとして活躍してくれています。

ローテーブル ヴィンテージ 通販

ソファとローテーブルは、どちらも丸みを帯びたフォルムなので、空間が柔らかな印象になりました。ほっと気持ちに安らぎをもたらすような、穏やかなひとときを過ごすことができそうです。

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お家で楽しむ本格クリスマス!ほっこり温まる北欧リビングダイニング」のPHOTO GALLERYページはこちら

クールな北欧スタイルのヴィンテージローテーブルコーディネート例

センターテーブル リビング

さて、先ほどは温かな雰囲気の北欧スタイルのお部屋をご紹介しましたが、次にご紹介するのはクールな北欧スタイルのお部屋です。

インテリア ヴィンテージ ローテーブル

さっそく手前のソファ&ローテーブルのコーディネートを見ていきましょう。
ダークカラーのソファに組み合わせたのは、ローズウッド×合皮製の天板とアルミフレームという、異素材を組み合わせたローテーブル。ローズウッドと合皮の落ち着いたカラーに、無機質な質感のアルミフレームが調和して、モダンで落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
そしてソファ周りはダークカラーを多く取り入れたことで、メンズライクな北欧ルームになりました。

センター テーブル モダン

ちなみにこちらのリビングダイニングで、ソファの前に置いたホワイトカラーのローボードは「ixc.(イクスシー)」と呼ばれる、あのイタリアの有名ブランド「Cassinaixc.(カッシーナイクスシー)」の姉妹ブランドのローボード。現代のブランド家具と北欧スタイルのヴィンテージ家具という、異なる材質の家具を組み合わせたお部屋でもあるのです。

この、現代の家具とヴィンテージ家具のバランスをとるためのコツが、ソファ&ローテーブルのフレームにあります。金属フレームの硬い質感は現代家具のつるりとした質感と相性抜群で、空間をすっきりとまとめてくれるんですよ。現代家具をメインで使用したお部屋にヴィンテージローテーブルを組み合わせる時には、ぜひ”質感”を合わせて取り入れて見てくださいね。

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ダークカラーが効いたメンズライクな空間。人を招きたくなるリビングダイニング」のPHOTO GALLERYページはこちら

畳×北欧スタイル!ヴィンテージローテーブルの和モダンなコーディネート例

和モダン ローテーブル

次にご紹介するのは、なんと畳のお部屋で北欧スタイルのローテーブルを使用した、ちょっと斬新なコーディネート例です。

 

今、和モダンインテリアや古民家スタイルなどで、人気が高まっている畳。
畳のお部屋というと何となく、”和家具を置くもの”というイメージを持っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、実は畳と北欧スタイル家具は意外にもよく馴染んでくれるんですよ。北欧家具の特徴でもある無駄を削いだシンプルなデザインは、日本に根付く”粋”の観念とどこか結びつくところがあるのでしょう。

 

畳 ローテーブル

これを踏まえた上で、奥のソファ&ローテーブルコーディネートに注目してみましょう。
こちらのリビングで使用したのは、イギリス生まれの北欧スタイル家具ブランド、ネイサンのネストテーブル。ソファはイタリアのコンテンポラリー家具ブランドであるB&B Italiaのものを組み合わせました。
畳×北欧スタイルのネストテーブル×イタリアのコンテンポラリーなソファという、挑戦的な組み合わせながらも、すべてシンプルで洗練された家具たちで統一したことで、意外にもすっきりとまとまっていると思いませんか?

和 モダン センター テーブル

また、こちらのお部屋では色合わせも大きなポイントです。
畳の柔らかなグリーンと、ソファのホワイト、そしてセンターテーブルの木色と、全体的に明るく柔らかな色合いのものをチョイスしたことで、空間に優しい雰囲気がプラスされました。
シンプルで洗練されたソファ&ローテーブルに囲まれつつ、ふわりと漂う畳の香りと優しい足触りに癒されながら過ごす時間は、気持ちにゆとりをもたらし、上質なひとときになりそうです。

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畳で心落ち着く空間に。北欧家具を取り入れた和のリビングダイニング」のPHOTO GALLERYページはこちら

気になる価格設定!北欧ヴィンテージスタイルのローテーブルの相場は?

さて、前章では北欧スタイルのヴィンテージローテーブルで作るコーディネート例について見てきました。ご自身のお部屋に、北欧スタイルのヴィンテージセンターテーブルを迎え入れる際のイメージが湧いてきたでしょうか?さて、ここまで来たらご購入まで後一歩というところ。そこで、ここではご購入前の最終確認として、ある程度ご予算を決めておきましょう!

ちなみに、ヴィンテージやアンティークと呼ばれるものは、状態、材、造り込みの良し悪しのバランスで価格が決まります。全て言葉の通りですが、状態は傷や汚れの具合のことで、言うまでもなく状態が良いものの方が価格は上がる傾向です。また、材は使用している素材の良し悪しのことで、希少な材や高級材と言われるものほど価格が上がってきます。また、造り込みについては、状態と材以外のデザイン的な要素のことで、例えば人気の高いデザインや、なかなか見られない希少なデザイン、あるいは職人技が光る繊細な造りといったものがそれにあたります。この造り込みに関しては、価格の上がる基準がジャンルごとに変わってきます。

この章では、北欧スタイルのヴィンテージセンターテーブルの相場について、どんな材を使用していると価格が上がるのか、造り込みの良し悪しがどういった点で決まるのかといった、北欧スタイルのヴィンテージローテーブルのご購入の上で気になるポイントをご紹介したいと思います。
デンマーク製、イギリスの北欧スタイル家具ブランド、アメリカ製、日本製のそれぞれについて詳しくご紹介していきますので、ご購入前にぜひ一度目を通して見てくださいね。

デンマーク製のヴィンテージローテーブルの価格

北欧 ロー テーブル 

デンマーク製のヴィンテージローテーブルの相場は、4万円台後半~15万円位です。価格の幅が広いのですが、これは材と造り込みの組み合わせによって決まります。

北欧 センターテーブル

材については、ローズウッド材を使用しているものの方が価格は格段に高くなります。北欧スタイル家具の場合チーク材を使用したものが多く、ローズウッド材を使用したものはあまり見られないためこのような価格の違いが生まれるようです。
そのほかには、天板の素材にも注目すると、デンマークのヴィンテージローテーブルは、タイル天板よりもウッド天板の方が高い値段が付けられている傾向にあります。

ローテーブル 通販 北欧
ダイニング ロー テーブル 北欧 

デザインについては、引き出しがついていたり、脚の高さ調節が可能なものであったりといった、機能的なものであるほど価格が上がる傾向です。

センター テーブル おしゃれ 北欧 

しかしここで1つ注意しておきたいのは、デンマークの有名デザイナーが手がけたヴィンテージローテーブルの場合、この条件は当てはまらず値段はぐっと跳ね上がること。
例えば、デンマークを代表するデザイナーのハンス・J・ウェグナーのヴィンテージセンターテーブルであれば、価格は20万円を超えるものがほとんどです。巨匠と呼ばれるような有名なデザイナー作のヴィンテージローテーブルは、デザインそのものに価値の重きが置かれるため、材の良し悪しや機能性といった先程述べたような条件には関わらず、基本的に値段は高めに設定されています。

イギリスの北欧スタイル家具ブランドのヴィンテージローテーブルの価格

ロー テーブル 北欧 小さい

イギリスで作られた北欧スタイルのヴィンテージローテーブルの場合、G-PLANとその他のブランドで価格設定が異なります。

まずはG-PLANのヴィンテージセンターテーブルの相場は、4万円台後半~16万円位まで。
ネイサン・マッキントッシュ・アーコールの場合には、8万円台~15万円前後と、G-PLANと比較すると最低価格がやや高めの設定です。これは、G-PLANとその他のブランドローテーブルでは、G-PLANの流通数の方が圧倒的に多いため、こういった価格の差が生まれてきます。

アメリカ製の北欧スタイルヴィンテージローテーブルの価格

ローテーブル モダン

アメリカで作られた北欧スタイルのヴィンテージローテーブルの価格は、2万円~8万円前後が相場です。ちなみにデザインの章で取り上げたLANE社のローテーブルの場合には、丸い天板や正方形の天板、また長方形の天板などバリエーションが豊かな中で、長方形ものの価格がやや高めの設定でした。この形のローテーブルはソファのどの位置からでも手が届きやすく、また幅に対する奥行が浅めなのでソファ周りの空間を広く確保でき、使い勝手が良いため人気が高いのです。

また、イームズやハーマンミラーといった有名デザイナー・ブランドによるものは、デンマークのデザイナーズセンターテーブルと同じくやはり価格は高めの設定。10万円~高価なものでは30万円近くするものもあるということを覚えておきましょう。

日本の北欧スタイル家具ブランドのローテーブルの価格

飛騨 産業 ロー テーブル

日本の北欧スタイル家具ブランドのローテーブルの場合には、価格は2万円~15万位が相場です。
ブランドによっても価格が異なり、カリモクであれば2~5万円、天童木工であれば5~10万円、飛騨産業と柏木工であれば、6~15万円位の価格となります。

ただ、今ご紹介したのはこれらのブランドセンターテーブルを新品でご購入いただいた場合の価格です。中古品の場合には半額以下で手に入ることもありますので、国産ブランドの北欧ローテーブルをできるだけ安く購入したいとお考えの方は、ぜひ一度中古品もチェックしてみてくださいね。

中古のブランド家具も、ラフジュ工房におまかせ!

ラフジュ工房ではアンティーク家具の他に、ブランド家具も取り揃えています。
ここでご紹介した、日本生まれの北欧スタイル家具ブランドの商品も一部取り扱っていますので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

ラフジュ工房のショッピングサイト」はこちら

 

鉄脚×古材天板!異素材の組み合わせがおしゃれなヴィンテージローテーブル

前の章では、北欧スタイルのモダンなヴィンテージローテーブルをご紹介してきましたが、この章ではヴィンテージローテーブルのもう1つのスタイルである、鉄脚と古材天板を組み合わせたローテーブルについてご紹介していきたいと思います。

ここでは鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブルのデザインやインテリアコーディネート例から、お手入れの仕方や価格といった、鉄脚ローテーブルを選ぶ上でポイントとなる情報を盛り込みました。鉄脚×古材天板タイプのヴィンテージセンターテーブルをお部屋に取り入れたいとお考えの方はぜひ一度目を通してみてくださいね。
それでは、まずデザインから見ていきましょう。

鉄脚のヴィンテージセンターテーブルは脚のタイプで雰囲気が一変!

ロー テーブル インダストリアル 

鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブルの雰囲気を決める大きな要素が、鉄脚のデザイン。単に鉄脚といっても、形や色合いなど、そのデザインは意外にもバリエーション豊かなんですよ。ここでは鉄脚のヴィンテージセンターテーブルの雰囲気を左右するポイントとして、「鉄脚のフォルム」と「鉄脚の色」の2点についてご紹介していきます。
それではさっそく「鉄脚のフォルム」から見ていきましょう。

鉄脚のヴィンテージローテーブルの雰囲気は、鉄脚の形と太さで決まる

ロー テーブル アイアン

独特の無機質な風合いや工業的な雰囲気から、クールな雰囲気になることが多い鉄脚のヴィンテージローテーブルですが、鉄脚の形と太さによって”クール度合い”を調節することができるんですよ。
ここでは鉄脚のヴィンテージローテーブルを、代表的な鉄脚のデザインとともにご紹介していきたいと思います。

ロー テーブル 鉄 脚 

・L字型タイプの鉄脚
まずご紹介するのが、L字型の鉄脚です。鉄脚タイプのセンターテーブルとしてはよく見かける形でもあり、直線的で幅の広いシルエットによってクールな印象が強調されます。ファクトリースタイルやジャンクスタイルといった、男前なお部屋作りにはぴったりのデザインです。
また、直線的なラインはモダンで洗練された印象も感じられます。無骨な雰囲気はありながらも、お部屋にスタイリッシュな雰囲気も添えてくれますよ。

ロー テーブル 男前

・3支点タイプの鉄脚
太めのアイアンと細い2本のアイアンで天板を支える3支点タイプの鉄脚は、独特のフォルムから空間のアクセントとして活躍してくれますよ。
そしてL字形の鉄脚と比べるとやや細身なデザインで、無骨な印象が和らぐため、テイストを選ばずお部屋に取り入れられるということもポイントです。メンズライクやユニセックスなど程よく男前なお部屋や、カジュアル・ナチュラルといったお部屋にちょっとだけヴィンテージ感をプラスしたいという時にもおすすめしたい、幅広いスタイリングに対応できるデザインです。

センター テーブル インダストリアル 

・アーチ型タイプの鉄脚
3つ目にご紹介するアーチ型の鉄脚の場合には、曲線が柔らかな雰囲気を感じさせるためクール度合いがぐっと弱まり、3支点タイプよりもさらに優しい雰囲気を感じられます。さらにこのタイプの鉄脚は細身なデザインのものが多いこともあり、より無骨な雰囲気を与えにくいのです。ナチュラルスタイルなど柔らかな雰囲気のお部屋に取り入れるのであれば、このデザインがおすすめですよ。

今ご紹介したものの他にも鉄脚は様々なデザインのものがあります。お部屋をクールな雰囲気にしたいのか、程よくカジュアルな雰囲気にしたいのか、どんな空間を目指しているのかに合わせて脚の形を吟味してみてくださいね。

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ナチュラルインテリアにおすすめな、ペイント鉄脚のヴィンテージローテーブル

白 ロー テーブル

先ほどは鉄脚のフォルムに注目してきましたが、今度は鉄脚の色に注目してみましょう。
鉄脚のヴィンテージセンターテーブルには、鉄の風合いを残して仕上げたものの他にもペイントを施したものもありますよね。ペイントが施された鉄脚の場合、アイアンの無骨な印象がぐっと和らぎ、柔らかな雰囲気になりますので、ナチュラルスタイルのリビングなど、優しい雰囲気のお部屋にもすっと馴染んでくれますよ。

センター テーブル  アイアン

ペイント鉄脚の場合には色合いによっても雰囲気が変わりますので、色ごとにどのような印象になるのかについても注目してみましょう。例えばマットブラックやネイビーといったダークな色合いの場合には、程よくクールな雰囲気を残すことができますよ。反対に、ホワイトやベージュ、淡いピンク・ブルーといった、明るい色合いの場合には可愛らしさがアップします。また、イエローやレッドなど鮮やかな色合いのものであれば、ポップな雰囲気に。アクセント的にお部屋に取り入れていただくのにぴったりです。

鉄脚のヴィンテージローテーブルを選ぶ時には、形の他に、ペイントの有無とどのような色味のペイントカラーが良いのかについても合わせてチェックしてみてくださいね。

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古材天板のヴィンテージセンターテーブルの魅力を解説!

ローテーブル 男前

さて、先ほどまでは鉄脚に注目してデザインについて解説してきましたが、今度は古材天板について掘り下げていきましょう。
そもそもこの「古材」ってどんな木のことか知っていますか?古い材であることはなんとなくわかるけれど、一体どこからやってきた木材なのか、新材と古材で扱い方に違いがあるのかなど、意外と知らないことが多いのではないでしょうか?ここではそんな古材天板について、種類と扱い方についてご説明したいと思います。

古材天板って、元々どこで使用されていた材のこと?

ロー テーブル 古 材 

そもそも古材とは、古い民家を解体する際に出る木材のこと。民家から出た材とひとくちにいっても、柱や床、あるいは使用されていた家具の材料など、古材は1つ1つに様々なストーリーがあるのです。

鉄脚×古材のヴィンテーローテーブルを、ちょっとこだわりを持って選びたいという方は、天板に使用されている古材はどこからやってきた材なのかにも目を向けてみましょう。
ここではローテーブルに使用されることが多い古材の種類と、その特徴についてまとめていきますよ。

センターテーブル 木製

・床材などを接ぎ合わせた古材天板
まず最も多く見かけるのは、床材などを接ぎ合わせて天板を作っているタイプ。こういった接ぎ合わせによる天板は比較的安価で手に入りますので、古材天板を使用したローテーブルを安く手に入れたいという方にはおすすめですよ。

センターテーブル 木製

・床の間材由来の古材天板
また古材天板の中には、1枚の板を贅沢に使用しているテーブルもあります。ローテーブルの天板としても使用できるようなちょっと幅の広い材は、古い日本家屋にはセット的に備わっていた「床の間」から出た古材や、裁ち板と呼ばれる着物を作るときに使用していた作業台などが使用されます。

床の間で使用されていた古材の場合には、ケヤキや桑といった木目が大変美しい高級木材であることが多いのが特徴です。
より良質な古材天板のヴィンテージローテーブルを、とお考えの方はぜひ床の間で使用されていた古材を選んでみてくださいね。

ローテーブル 木

・裁ち板由来の古材天板
裁ち板由来の古材の特徴といえば、着物の生地が木目に引っかかったりしないように、滑らかな表面であること。また、着物を裁つ際に付いた「裁ち跡」の味わいもまた魅力の1つで、古材ならではの趣を堪能することができますよ。”使い込まれた風合い”がお好きな方はぜひ裁ち板を天板に使用したローテーブルに注目です。

古材天板のヴィンテージセンターテーブルをご購入の際に、その古材がどのように使用されていたのかについて気になったら、ご購入前に各ショップに問い合わせてみてくださいね。

本物の古材と古材風の違いは味わいにある

ここまで古材がどのような木材なのかについてお話してきましたが、古材天板を使用したヴィンテージローテーブルについてわかってきましたか?ここでは古材天板についてもう少し広げて、古材”風”に仕上げた木材を使用したセンターテーブルとの違いについてお話していきます。

木製 ローテーブル

アイアン×古材天板のヴィンテージローテーブルを探したことがある方は、一度は目にしたことがあるであろう古材”風”天板のローテーブル。
古材風の天板は見た目を古材に似せてはいるものの、本物の古材と比べるとやはり、古材ならではとも言える長く使用されてきた木の持つ味わいはあまり感じられません。長く人々の生活を支える中で刻まれた小さな傷やちょっとした欠けなどの形跡や、深く色づいた木色は、古材風の天板にはない唯一無二の味わい。古材天板を使用したヴィンテージローテーブルであれば、時を重ねる中で増した木の風合いが、お部屋をワンランク上の趣深い空間へと引き上げてくれるはずです。
使いこまれた家具ならではの味わいや趣に満ちた雰囲気がお好きな方は、ぜひ本物の古材を使用した天板の鉄脚ローテーブルがおすすめですよ。

古材天板を使用したヴィンテージセンターテーブルのお手入れ方法

ここまで古材天板について詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか?ここでは古材天板の説明の最後に、ローテーブルに古材を使用した場合の日々のお手入れについて簡単にご紹介します。
とはいっても、古材天板を使用したローテーブルも、基本的には新材を使用した木製のローテーブルと同じように使用することができるんです。

センターテーブル 木

木製天板のセンターテーブルのポイントは、古材か新材かという違いよりも仕上げにどのような塗装を施しているのかで扱い方が変わってくること。代表的な仕上げ方法は、オイル仕上げ、ワックス仕上げ、ウレタンやニスなどのクリアな表面塗装の3種類で、オイル仕上げとワックス仕上げの天板については水や熱、傷などにあまり強くないため使用する上で配慮が必要です。冷たいものや熱いものが入ったカップを天板に置く時にはコースターやランチョンマットを使用したり、天板の上で書き物をする際には下敷きを使用するようにしてくださいね。また、オイル・ワックス仕上げの場合には年に1~2回オイルやワックスの塗り直しが必要になります。

使用する時の配慮と、メンテナンスにちょっとした手間のかかる仕上げ塗装なので、小さなお子様がいらっしゃる家庭であったり、普段からDIYなどで塗装作業などに慣れている方以外は、オイル・ワックス仕上げのヴィンテージローテーブルは扱いがちょっと大変かもしれません。

ウッド ロー テーブル

ウレタン・ニスなどのクリアな表面塗装の場合には、オイル仕上げやワックス仕上げに比べて強度が高い塗装なので、使用する際の細かい配慮は必要ありません。また定期的なメンテナンスも要りませんので、日々の配慮やメンテナンスに自信がないという方は、クリアな表面塗装が施された古材天板のセンターテーブルがおすすめですよ。

詳しくは、「アンティークローテーブルの選び方を総特集!デザインの違いを大解説」の記事でそれぞれの仕上げ塗装の扱い方の違いについて説明していますので、気になった方は合わせて確認してみてくださいね。

鉄脚のヴィンテージローテーブルを使用したインテリア紹介

さてここまでは、鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブルを選ぶ際のポイントとして、鉄脚のデザインと古材天板の種類と魅力についてご紹介してきました。鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブルの選び方は、何となく思い描くことができてきたでしょうか?

この章ではそれを踏まえて、鉄脚のヴィンテージセンターテーブルを使用したコーディネート例をご紹介します。ここではジャンクスタイルのクールなお部屋と、ミッドセンチュリースタイルのポップなお部屋の2つのスタイリングを取り上げたいと思いますので、順番に目を通していきましょう。

無骨さの中に格好よさが宿る!ジャンクなヴィンテージローテーブルのインテリアコーディネート例

インテリア ヴィンテージ ローテーブル

まずご紹介するのがジャンクスタイルのスタイリング。こちらのお部屋では、ぱっと目を惹く赤いソファに、鉄脚のローテーブルを合わせました。

ヴィンテージ ウッド ローテーブル

ローテーブルの鉄脚はレバーやネジなどの細かい部品が多いデザインで、アイアンの持つ工業的な雰囲気がより引き立った、インダストリアルな雰囲気満載の1品です。ローテーブル自体はやや無骨なデザインながらも、組み合わせたソファの鮮やかな色合いによって、クールな雰囲気の中に程よくカジュアルさも感じられるコーディネートとなりました。

かっこいい ロー テーブル

またローテーブルの周りには、ジャンクスタイルインテリアの特徴でもある、アイアン素材の雑貨類と植物を組み合わせてディスプレイをしてみました。お気に入りの家具や雑貨たちに囲まれて、自分らしいくつろぎの時間を楽しめそうですね。

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和箪笥×ジャンクスタイルインテリア。無骨さが魅力のリビングダイニング」のPHOTO GALLERYページはこちら

ポップな色使いがキュート!ミッドセンチュリーなヴィンテージセンターテーブルのコーディネート例

ミッドセンチュリー ローテーブル

次にご紹介するのが、ポップなカラーリングがポイントのミッドセンチュリーなのスタイリングのリビングダイニング。
レトロなベンチには、ホワイトペイントがかわいい鉄脚のセンターテーブルを組み合わせました。

ヴィンテージ ローテーブル diy

ソファの鉄脚とセンターテーブルの鉄脚は、どちらもペイントされたものを選んだことで、まとまりのあるソファ&センターテーブルのコーディネートとなりました。また、センターテーブルの脚は「X」という文字を思わるフォルムから、程よくスタイリッシュさを感じられますね。

ベンチのクッションや、ティーカップなどあちこちに、ミッドセンチュリーなインテリアの特徴でもあるポップな色味を取り入れたことで、明るい雰囲気のお部屋になりました。レトロポップなソファ&鉄脚センターテーブルを組み合わせたこちらのリビングでは、心躍るような楽しい気持ちでくつろぎの時間を過ごすことができそうですね。

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鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブルの価格は?

さて、鉄脚のヴィンテージローテーブルを使用したコーディネート例を見てきましたが、いかがでしたか?クールなお部屋やポップで可愛らしいお部屋など、様々なテイストのお部屋にすっとなじんでくれるのが鉄脚テーブルの魅力でもあります。

ここでは鉄脚×古材天板のヴィンテージセンターテーブルの最後の章として、ご購入の際に気になる価格についてご紹介したいと思います。ご予算に合わせて鉄脚ローテーブルのタイプを選んでみてくださいね。
それではさっそく見ていきましょう。

鉄脚ヴィンテージセンターテーブルを購入する場合の価格

ヴィンテージ ローテーブル

鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブルの価格は、1万円~6万円台が相場です。価格は古材天板の種類と鉄脚の種類の組み合わせによって変わってきます。

古材天板については、床の間材などの上質な一枚板を使用したものの場合価格が高く、一方で古い床材を接ぎ合わせた天板の場合、価格はぐっと安くなります。
また鉄脚については、折り畳みが可能であったり高さ調節ができたりという機能がプラスされた鉄脚の場合には、価格は高くなる傾向にありますよ。
ご予算に合わせて、材と脚のタイプを決めてみてくださいね。

鉄脚ヴィンテージローテーブルをDIY!鉄脚と古材天板を別で購入する場合の価格

diy ロー テーブル 鉄 脚

鉄脚を使用したヴィンテージローテーブルの場合、DIYを視野に入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここではそんな方に向けて、鉄脚×古材天板を使用したローテーブルの価格についてもご紹介したいと思います。

ロー テーブル 鉄 脚 

鉄脚は安いものだと4本で2千円台、高いものでは2万円以上することも。ただ安い鉄脚の場合、アイアンらしい無骨な質感はあまりなく、マットブラックの真新しい風合いのものが多く見られました。無骨で味のあるアイアンを…と考えると、1万円近い価格にはなってきます。

ローテーブル ヴィンテージ 安い

天板の場合は1万円前後~高いものでは10万円近くになるものもあります。前の章でお話したのと同様に、床の間材のような質の良い古材の場合には、価格は上がる傾向にあります。
古材の場合、センターテーブルの天板としてそのまま使用できるような大きさの材は裁ち板以外にはあまり見つかりません。裁ち板以外を使用する場合にはサイズが大きなものが多いため、カットしてセンターテーブルサイズに加工する必要がありますよ。

それぞれどのレベルのものを購入するのかにもよりますが、安く作ろうとしても材料費のみで1万2000円位~になってきます。
工具や仕上げの時に使用する塗料などにも経費がかかることを考えると、完成した状態で販売している鉄脚×古材天板のヴィンテージローテーブルを買ってしまった方が安く手に入る場合もある、ということを覚えておきましょう。

好みの鉄脚ヴィンテージローテーブルが見つからない時に…ラフジュ工房ではオーダー注文も可能!

ヴィンテージ センターテーブル
ラフジュ工房では、鉄脚×古材天板のローテーブルのオーダー注文も可能です。
お好みの大きさでの製作、また鉄脚にはお好みのカラーでペイントをすることもできますので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。

ラフジュ工房へのお問い合わせ」はこちら

 

日本の家具から探すレトロなローテーブル

先ほどまでは北欧スタイルと、鉄脚×古材天板を使用したヴィンテージのローテーブルについて詳しく見てきましたが、この章ではちょっと雰囲気を変えてレトロテイストのローテーブルをご紹介します。

レトロテイストのローテーブルは、ヴィンテージのローテーブルと比べるとぐっと素朴で愛らしい雰囲気のものが多いことが特徴です。ここではそんなレトロなローテーブルのデザインを中心に、レトロなローテーブルを使用したお部屋のコーディネート例、そして価格についてご紹介したいと思います。レトロテイストのローテーブルをお探しの方は、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
それでは、まずはレトロなローテーブルのデザインについて見ていきましょう。

温かな木の風合いと、素朴なデザインが愛らしい!昭和レトロなローテーブル

レトロ ローテーブル

まずご紹介するのが、昭和期中頃に作られた昭和レトロなローテーブル。装飾を控えた簡素なデザインに、どこかあどけなさを感じさせるようなぽってりとしたフォルムが相まった、ノスタルジーを感じられる佇まいが魅力です。

素朴な雰囲気と木色を活かした仕上がりは、お部屋に取り入れた時に他の家具の引き立たせるとともに、レトロテイストなお部屋やナチュラルテイストなお部屋など、様々なテイストのリビング空間にもすっきりと馴染んでくれますよ。

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お部屋のアクセントとしてもおすすめ。レトロなペイントローテーブル

レトロ センターテーブル

レトロなデザインのローテーブルには、ペイントが施されたものも見られます。ペイントが施されたレトロテイストなローテーブルはお部屋でもぱっと目を引く存在になりますよ。お部屋のアクセント家具としておすすめです。

レトロなペイントローテーブル選びのコツとしては、ややくすみのあるペイントカラーのものを選ぶこと。色のくすみが味わいを感じさせるため、使い込まれた木味のレトロな木製家具とも馴染みやすく、またレトロなムード作りに活躍しますよ。

お好みのカラーでレトロなペイント!ラフジュ工房のリメイクメニュー

ホワイト ローテーブルペイントが施されたレトロなローテーブルは、「デザインは良いのにペイントの色味があまり好みではない…」など、デザインとペイントのどちらも好みのものには、なかなか出会えなかったりもしますよね。
そこでラフジュ工房では、当店でお買い上げのローテーブルに、お好みのペイントを施すリメイクのご注文も受け付けています。人気のホワイトペイントの他にも、レトロポップな差し色カラーなど様々な色味をご注文いただけるほか、使い込まれたレトロな質感に仕上げるエイジング塗装なども可能です。気になった方はぜひ、当店までお問い合わせください。

長く使えてうれしい!アンティーク家具リペア・リメイクメニュー」はこちら

形も大きさも様々。多彩なレパートリーが嬉しいレトロなローテーブル、ちゃぶ台

さて、ここまではオーソドックスなレトロスタイルのローテーブルを見てきましたが、この章からご紹介するのは応用編のレトロなローテーブル。ここでは「ちゃぶ台」と「文机(ふづくえ)」という、本来は床座で使用されていた2つのテーブルを、ローテーブルとして使用するアイデアについてお話したいと思います。他の人が持っていないようなレトロなローテーブルが欲しいと思っている方は要チェックですよ。

ローテーブル ちゃぶ台

まずご紹介するちゃぶ台は、今で言うリビングの前身「お茶の間」で使用されていたテーブルのこと。
そんなちゃぶ台の特徴は、天板の形や大きさのレパートリーが多いということです。

ローテーブル 木製

形は定番の丸型のちゃぶ台(丸ちゃぶ台)や、楕円形のちゃぶ台、または長方形や正方形といった角形のちゃぶ台(角ちゃぶ台)など天板の形が様々で、丸型や楕円形の天板の場合は曲線的なラインから柔らかな雰囲気をお部屋にプラスしてくれます。また長方形や正方形といった天板であれば、直線的なラインが空間にすっきりと整頓された印象をプラスしてくれますよ。

ローテーブル 木製

大きさについては一辺が40cm程度の「豆ちゃぶ台」と呼ばれるものから、1mを超えるような家族で囲めるものまで様々。ただ、ローテーブルとして使用するのであれば、ちゃぶ台の横幅はソファの横幅より小さいものを選ぶと、バランスの良いリビングコーディネートになりますよ。ソファとローテーブルのサイズの合わせ方については、「アンティークローテーブルの選び方を総特集!デザインの違いを大解説」の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

ちゃぶ台」の商品一覧はこちら

引き出し付きのレトロなローテーブル、文机

ローテーブル ウッド

次にご紹介する文机は、床座用のデスクとしてかつて読み書きを行うために使用されていました。

ローテーブル 引き出し

そんな文机の特徴は、引き出し付きのものが多いこと。引き出し付きのローテーブルは、テレビのリモコンや簡単な筆記用具など細かいものの収納にはもってこいです。ローテーブルの上につい物を置きっぱなしにしてしまいがち…という方や、リビングをすっきりと整頓された印象に保ちたい…という方におすすめなのが文机です。

ローテーブル かわいい

また、細部のデザインに凝っているのも文机の特徴の1つ。取っ手の形や鍵穴など引き出し周りの装飾に凝ったものや、脚周りにかわいらしい彫り装飾が施されたものもありますよ。文机を選ぶ時には、こういった細部の装飾に注目してみてくださいね。

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日本のレトロなローテーブル選びは、高さに注意すべし

ローテーブル 高さ

ちゃぶ台や文机の場合高さ30cm前後のものが多く、先程までご紹介してきたレトロタイプのローテーブルと比べるとやや低め。ソファに座りつつ書き物をしたりパソコンでちょっとした調べ物をしたりといった作業をしたいという場合には、少し使いにくいかもしれません。

ローテーブル 大きさ

 

ただ、床座でも使用可能な低めなサイズ故のメリットもあり、ロータイプのソファをご使用の方や、リビングではソファにも座るけれど同じ位床に座っても過ごすという生活スタイルの方とっては使いやすいサイズでもあります。
ちゃぶ台や文机以外にも言えることではありますが、こういった床座でも使用できるローテーブルを選ぶ場合には特に、ソファ周りでの過ごし方について一度考えた上で検討してみてくださいね。

レトロなローテーブルを使用したインテリアコーディネート例

ローテーブルとして使用できるレトロ家具をここまでご紹介してきましたが、実際にお部屋に取り入れた時にはどのような感じになるのか、ローテーブル単体の写真だけではなかなかイメージしにくいもの。そこでこの章ではレトロなローテーブルを使用した、リビングのコーディネート例を3つご紹介します。
この章を参考に、先程までご紹介してきたレトロなローテーブル達をお部屋に迎え入れた時にどのような雰囲気になるのか、イメージを膨らませて見てくださいね。

ダークブラウンのちゃぶ台を使用した、ほっこりレトロなローテーブルコーディネート例

ローテーブル リビングダイニング

まずご紹介するのは、木製家具たちが温かな雰囲気を醸し出す、ほっこりレトロなコーディネート例です。
こちらのお部屋で使用している木製家具をよく見ると、木色は濃いブラウンカラーだったり、イエローがかった明るいブラウンカラーだったりと、色味の異なる木製家具を組み合わせています。それでもごちゃごちゃとした印象にならずに、まとまりある空間になったのは、木の質感を“使い込まれた味わいのあるもの”で揃えたことがポイントです。

レトロ ローテーブル 中古

それではローテーブル周りのコーディネートに注目してみましょう。
まず、ローテーブルに使用したのは、ダークブラウンの落ち着いた雰囲気の角ちゃぶ台。ちゃぶ台は高さが低めのものが多いというお話をしましたが、このリビングで使用している角ちゃぶ台は高さ30.5cmとちゃぶ台の中では比較的高めのものをチョイスしました。こちらのちゃぶ台のように高さ30cm以上のものであれば、ソファに腰掛けてローテーブルに手を伸ばしても使いにくくなりすぎず、かつ床座で使用したときにも使いやすいんです。

レトロ ちゃぶ台

また、こちらのお部屋ではソファ周りのファブリックの色使いにもポイントがあり、ソファの張り地とラグという、ソファ周りで広い面積占めるファブリックの色合いをベージュに近い淡いブラウンカラーで合わせました。そしてクッションカバーも生成り色や柔らかなイエローカラーといった、程よくくすみを帯びた色合いのもので統一することで、優しげな雰囲気を演出しています。
このように、たとえソファとローテーブルの木色が違っていたとしても、周りのファブリック類の色合わせを工夫することによって、すっきりとよく馴染んでくれますよ。
味わい深い木の風合いを存分に感じられる、レトロなこちらのリビングダイニング。心落ち着くゆったりとしたくつろぎの時間を過ごすことができそうですね。

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透かし彫りが愛らしい文机を使用した、レトロ×ガーリーなコーディネート例

レトロ 文机

次にご紹介するのは、レトロな木製家具とポイントで使用したパステルカラーで魅せる、ガーリーなアトリエのスタイリングです。
1つ前のレトロなリビングに引き続き木製家具が主役のスタイリングですが、先程と異なるのは色味の近い飴色の家具で揃えたこと。飴色の木製家具は渋さを感じさせる色味でもありますが、こちらのお部屋ではソファ周りのファブリック類をオフホワイトやパステルグリーンなど淡い色合いでまとめたことで、ふんわりとした可愛らしい印象がプラスされました。ファブリック類はポイント的に使用したペイント家具と色味を合わせたことで、ソファ周りだけ浮くこともなく空間によく馴染んでくれています。

レトロ 文机

こちらのアトリエでローテーブルとして使用したのは文机です。側面に入った透かし彫りは、控えめな意匠がどこか可憐な印象を演出します。また、文机の特徴でもある引き出しには筆記用具をしまっておきました。ちょっとメモを取りたいときなど、わざわざソファから立ち上がらずにさっと引き出しを開けるだけで良いので便利ですよ。

レトロ テーブル

味のある飴色家具とパステルカラーの家具や雑貨を上手く組み合わせた、レトロガーリーなこちらのアトリエ。お気に入りのかわいいレトロ家具に囲まれて、穏やかで心地よい時間を過ごすことができそうすね。

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素朴なローテーブルを使用した、レトロ×ナチュラルテイストなコーディネート例

ナチュラル ローテーブル

最後にご紹介するのは、素朴で温かみのあるレトロ家具で作るナチュラルテイストなリビングです。
今度も木色を揃えたスタイリングですが、全体的に黄みがかった明るい色合いの木製家具を使用したことで、ぐっと軽やかな雰囲気になりました。またこちらのリビングでは、淡いグリーンやイエロー、生成り色といった優しい色合いのファブリック類が、ナチュラルテイストにまとめてくれています。

そしてこちらのお部屋では、横長サイズのローテーブルと3人掛けのワイドなソファのセットと、丸い天板のローテーブルと1人掛けソファのセットという2つのローテーブル&ソファセットを組み合わせましたので、それぞれについて説明していきたいと思います。

ナチュラル ローテーブル

まずワイドなソファに合わせたのは、なんと横幅180cmという横長のローテーブル!実はこのローテーブル、かつては着物の生地を裁断するための作業台として使用されていた「裁ち板(たちいた)」と呼ばれるものなんです。これだけ横幅のあるローテーブルであれば、3人掛けの横に長いソファであっても、どこに腰掛けてもローテーブルまでストレスなく手が届きますね。
また、奥行きは48cmと幅に対して浅い造りなので、横幅こそあるものの圧迫感をあまり感じさせないというのも嬉しいポイントです。

レトロ リビングテーブル

次に1人掛けのソファにはラウンド型のローテーブルを合わせました。
こちらのローテーブルは手を伸ばしやすい高さなので、一人掛けのソファで過ごすくつろぎの時間に、コーヒーや本といったリラックスタイムのお供たちをちょっと置いておくのに便利ですよ。

ソファとローテーブルを2セット用意したことで、家族で過ごす時間も1人で過ごす時間も、どちらもゆったりとくつろげるリビングになりました。

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レトロスタイルのローテーブルの価格は?

ここまでレトロスタイルのローテーブルについて、デザインとインテリアコーディネート例について見てきましたが、いかがでしたか?欲しいレトロなローテーブルをお部屋に迎え入れたときのイメージが湧いてきたでしょうか?

それを踏まえてこの章では、ご購入前に一度レトロなローテーブルの相場を確認しておきたいと思います!ご購入後に、もっと安く買うことができたのか…ということにならないようにするためにも、レトロなローテーブルのご購入を考えている方は一度覗いてみてくださいね。

昭和レトロなシンプルタイプのローテーブルの価格

ローテーブル 木

まず、プレーンなデザインの昭和レトロなローテーブルの価格は、1万円台後半~6万円位が相場です。
こういった昭和レトロなローテーブルの場合には、棚や引き出しといった収納スペースが豊富であるほど、価格は上がる傾向です。安くレトロなローテーブルを手に入れたいという方は、収納スペースがついていないシンプルな構造のものが狙い目ですよ。

ペイントが施されたレトロローテーブルの価格

センターテーブル 木

ペイントが施されたレトロなローテーブルの場合、1万円台後半~4万円位までが相場ですが、実を言うとこういった、元々ペイントされたレトロなローテーブルはあまり数が多くありません。
そのため、デザインもペイントカラーもどちらもお好みのレトロなペイントローテーブルに出会うのはちょっと難しいかもしれません。

そういった時はぜひラフジュ工房にお任せください!有料にて、当店お買い上げのレトロなローテーブルに、お好みのカラーでペイントを行うことができますよ。

ちゃぶ台タイプのレトロローテーブルの価格

ちゃぶ台 価格

ちゃぶ台タイプのレトロなローテーブルの場合、1万円台~5万円位までが相場です。
ちゃぶ台の場合価格に関わるのは状態に加えて、サイズと素材の組み合わせ。サイズに関しては言うまでもありませんが、大きさに比例するように価格も上がっていきます。

ちゃぶ台 値段

素材については、ケヤキ材を使用したものの場合価格が上がります。ケヤキは木目の美しさと耐久性共に優れる良材ですので、もし上質なちゃぶ台をとお考えの方はケヤキ材製のものをチェックしてみてくださいね。材にこだわりを持たなければ、ローテーブルとしても使いやすい幅60cm程度のちゃぶ台は1万円台前半で手に入りますよ。

文机タイプのレトロローテーブルの価格

文机タイプのレトロなローテーブルの場合、1万円前後~5万円位までが相場です。

価格を左右するのは、収納の数と装飾性の組み合わせ。
まず、天板下の引き出しに加え脚の片側にも引き出しが付いた、収納数が多い文机の方が価格は上がる傾向です。

文机 レトロ

また、脚に透かし彫りが入った装飾豊かなものも価格は高くなりますよ。手の込んだ造りになればなるほど、やはり高価になっていきます。もし安く文机を購入したいという時には、引き出しは天板下のみに付けられたもので、かつ脚周りのデザインがシンプルなものを選ぶといいですよ。

おわりに

ヴィンテージローテーブル、レトロローテーブルについてお話してきましたがいかがでしたか?
お好みのデザインであるかどうかはもちろん、ご自身の生活スタイルに合わせて、サイズや材質など細かい部分を決めてみてくださいね。
また、今回は取り上げていませんが、ソファとの合わせ方やサイズ選び、収納についてなど、利用シーンからローテーブルを選ぶ方法については、「アンティークローテーブルの選び方を総特集!デザインの違いを大解説」の記事でご紹介しています。選び方についてもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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